機動戦士 GUNDAM GQuuuuuuX -群青の幻獣-   作:SEEDに出会えてよかった

10 / 14
どうも。クソ投稿者です。(クソゲーハンターオマージュ)
ていう茶番はさておき、今回のお話は、マチュとアルトの出会いのお話です。完全オリジナルの話なので、クオリティと長さはあまり期待しないでください。
それと今回のお話は、アルトの一人称視点で物語が進むと思ってください。
ではどうぞ!


そして、少年は少女と出会う。

 

 

 俺には、親がいなかった。

 物心ついた時から児童養護施設に預けられていて、一人ぼっちで、ずっと本を読んでた。

 ただ一つ、親に言われたことを覚えている。

 『あなたを…産まなきゃ良かった。』

 

 

 俺は人と関わるのが苦手だった。

 だからずっと本に逃げていた。

 本を読んでいれば誰とも話さないで済むから。

 けど、一部の奴らはそれが気に食わないらしかった。

 俗に言ういじめだ。

 

 いじめっ子A「おいお前!なんでいつも本なんて読んでんだよ!何も喋らなくて気持ち悪いヤツだな!」

 

 いじめっ子B「お前みたいな暗いヤツはゴミ箱にでも入ってろよ!」

 

 「……」

 

 だけど、俺はそんなのどうでも良かった。

 俺がどんなふうに言われても気にする奴なんていない。

 親も友達もいないのだから。

 

 いじめっ子A「おらっ!」ドガッ!

 

 「っ…!」

 

 だけど、暴力を振るわれた時は、どうしようも無く腹が立った。

 だから

 

 「ハァ…ハァ…」

 

 いじめっ子A「ひ、ひいっ…」

 

 いじめっ子B「げほっ…」

 

 殴った奴には殴り返してボコボコにした。

 そうすれば、誰も俺に近づきたがらないから。

 そんな俺の憧れが、ただ一つだけあった。

 

 

 「わぁ……!」

 

 絵本の中に出てくる幻の獣、『ユニコーン』だった。

 絵本の中では『可能性の獣』、『希望の象徴』と呼ばれて、多くの人に希望を与える存在だった。

 そんな存在に、俺もいつかなりたいと思っていた。

 だけど…

 

 

 「アイツってユニコーンに憧れてるらしいよ」ヒソヒソ

 

 「バカみたいだね。あんな奴がなれるわけないのに」ヒソヒソ

 

 俺の夢は、悉く否定された。

 ハッキリ言って、自分でもわかってた。

 俺みたいな奴が、ユニコーンの様な希望の象徴になれる訳なんて無いって。

 だけど、それでもなりたかった。

 全ての人に希望を与えられる様な存在に。

 しかし、そんな俺にも悩みがあった。

 それは、他のみんなが引き取られたりしている中で、1人だけずっと残り続けたことだ。

 次第に、『俺は誰にも必要とされていない。』『俺は誰にも求められていない。』と思い込んでいく様になった。

 けどそんな時だった。俺がこの世で一番好きな人が現れたのは。

 

 

 

 

 その日、俺はいつも通り本を読んでいた。

 その時、職員の1人に呼ばれた。

 そして言われるがままについて行くと、そこには1人の女性と1人の赤い髪の女の子がいた。

 

 職員「アルトくん。この人たちが、今日から君の家族よ。」

 

 タマキ「これからよろしくね。この子はアマテ。」

 

 マチュ「よろしく!アルト!」

 

 「よろしく…。」

 

 俺はその日のうちに引き取られ、2人の家に住むことになった。

 俺は施設から大好きな本を貰い、家でも読んでいた。

 すると

 

 マチュ「アルト、何読んでるの?」

 

 「えっと、ずっと好きな本。」

 

 マチュ「へぇー、ユニコーンが出てくるお話なんだ。」

 

 「う、うん。」

 

 マチュ「そうだ!アルトの将来の夢とかってないの?」

 

 「え、えっと………ゆ、ユニコーンみたいな、人に希望を与えられる人になりたい…。」

 

 バカにされる。また笑われる。そう思った。

 だけど

 

 マチュ「すごくいい夢だね!アルトならユニコーンみたいなカッコいい人になれるよ!」

 

 「え…?」

 

 初めてだった。

 自分の夢を誉められたのが嬉しかった。

 それまで、ずっとバカにされ続けて来たから。

 

 「あ、ありがとう…。」

 

 マチュ「私はね!地球の海で泳ぎたいんだ!」

 

 「海か…綺麗だよね。キラキラしてて、透明で。」

 

 マチュ「えへへ…ありがとう!」

 

 その時だ。

 俺は多分、マチュに恋をした。

 俺の話を親身になって聞いてくれて、夢のことを聞いてくれる人が、俺は好きだった。そして何より、互いの夢を語り合えたことが嬉しかった。

 

 それ以降、俺は数年間かけてマチュにアプローチをかけ、中学の時にやっと恋人になった。

 マチュが言うには、マチュ自身も、俺に気があったらしいのだ。

 ちなみにファーストキスは中学卒業の時に学校の門の前で写真を撮ったときだ。

 それ以降、俺たちは2人で一緒にいた。

 辛い時も、眠る時も、不安な時も、どんな時も。

 そして、次第に依存する様になった。

 だから俺は心に誓った。

 『すべての人の希望になれなくてもいい。だけど、せめてずっとマチュの希望ではあり続けよう』と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アルト「はっ…!!ハァ…クソが…最悪な夢だな…」

 

 アルトが目を覚ましたのは、ジオンの戦艦の牢屋の中だった。

 

 




今回はこんな感じです。
自分の脳内で描いた構想を全力で文章にしました。
いつもの話に比べるとクオリティは低いかもしれませんが、ご了承ください。
ちなみに今回のタイトルはゼノブレイド2をリスペクトして書きました。
では、次回もお楽しみに。

書き直すビルドファイターズの小説での、主人公の機体は?

  • エクシア
  • デスティニー
  • バルバトス
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。