機動戦士 GUNDAM GQuuuuuuX -群青の幻獣- 作:SEEDに出会えてよかった
ていう茶番はさておき、今回のお話は、マチュとアルトの出会いのお話です。完全オリジナルの話なので、クオリティと長さはあまり期待しないでください。
それと今回のお話は、アルトの一人称視点で物語が進むと思ってください。
ではどうぞ!
俺には、親がいなかった。
物心ついた時から児童養護施設に預けられていて、一人ぼっちで、ずっと本を読んでた。
ただ一つ、親に言われたことを覚えている。
『あなたを…産まなきゃ良かった。』
俺は人と関わるのが苦手だった。
だからずっと本に逃げていた。
本を読んでいれば誰とも話さないで済むから。
けど、一部の奴らはそれが気に食わないらしかった。
俗に言ういじめだ。
いじめっ子A「おいお前!なんでいつも本なんて読んでんだよ!何も喋らなくて気持ち悪いヤツだな!」
いじめっ子B「お前みたいな暗いヤツはゴミ箱にでも入ってろよ!」
「……」
だけど、俺はそんなのどうでも良かった。
俺がどんなふうに言われても気にする奴なんていない。
親も友達もいないのだから。
いじめっ子A「おらっ!」ドガッ!
「っ…!」
だけど、暴力を振るわれた時は、どうしようも無く腹が立った。
だから
「ハァ…ハァ…」
いじめっ子A「ひ、ひいっ…」
いじめっ子B「げほっ…」
殴った奴には殴り返してボコボコにした。
そうすれば、誰も俺に近づきたがらないから。
そんな俺の憧れが、ただ一つだけあった。
「わぁ……!」
絵本の中に出てくる幻の獣、『ユニコーン』だった。
絵本の中では『可能性の獣』、『希望の象徴』と呼ばれて、多くの人に希望を与える存在だった。
そんな存在に、俺もいつかなりたいと思っていた。
だけど…
「アイツってユニコーンに憧れてるらしいよ」ヒソヒソ
「バカみたいだね。あんな奴がなれるわけないのに」ヒソヒソ
俺の夢は、悉く否定された。
ハッキリ言って、自分でもわかってた。
俺みたいな奴が、ユニコーンの様な希望の象徴になれる訳なんて無いって。
だけど、それでもなりたかった。
全ての人に希望を与えられる様な存在に。
しかし、そんな俺にも悩みがあった。
それは、他のみんなが引き取られたりしている中で、1人だけずっと残り続けたことだ。
次第に、『俺は誰にも必要とされていない。』『俺は誰にも求められていない。』と思い込んでいく様になった。
けどそんな時だった。俺がこの世で一番好きな人が現れたのは。
その日、俺はいつも通り本を読んでいた。
その時、職員の1人に呼ばれた。
そして言われるがままについて行くと、そこには1人の女性と1人の赤い髪の女の子がいた。
職員「アルトくん。この人たちが、今日から君の家族よ。」
タマキ「これからよろしくね。この子はアマテ。」
マチュ「よろしく!アルト!」
「よろしく…。」
俺はその日のうちに引き取られ、2人の家に住むことになった。
俺は施設から大好きな本を貰い、家でも読んでいた。
すると
マチュ「アルト、何読んでるの?」
「えっと、ずっと好きな本。」
マチュ「へぇー、ユニコーンが出てくるお話なんだ。」
「う、うん。」
マチュ「そうだ!アルトの将来の夢とかってないの?」
「え、えっと………ゆ、ユニコーンみたいな、人に希望を与えられる人になりたい…。」
バカにされる。また笑われる。そう思った。
だけど
マチュ「すごくいい夢だね!アルトならユニコーンみたいなカッコいい人になれるよ!」
「え…?」
初めてだった。
自分の夢を誉められたのが嬉しかった。
それまで、ずっとバカにされ続けて来たから。
「あ、ありがとう…。」
マチュ「私はね!地球の海で泳ぎたいんだ!」
「海か…綺麗だよね。キラキラしてて、透明で。」
マチュ「えへへ…ありがとう!」
その時だ。
俺は多分、マチュに恋をした。
俺の話を親身になって聞いてくれて、夢のことを聞いてくれる人が、俺は好きだった。そして何より、互いの夢を語り合えたことが嬉しかった。
それ以降、俺は数年間かけてマチュにアプローチをかけ、中学の時にやっと恋人になった。
マチュが言うには、マチュ自身も、俺に気があったらしいのだ。
ちなみにファーストキスは中学卒業の時に学校の門の前で写真を撮ったときだ。
それ以降、俺たちは2人で一緒にいた。
辛い時も、眠る時も、不安な時も、どんな時も。
そして、次第に依存する様になった。
だから俺は心に誓った。
『すべての人の希望になれなくてもいい。だけど、せめてずっとマチュの希望ではあり続けよう』と。
アルト「はっ…!!ハァ…クソが…最悪な夢だな…」
アルトが目を覚ましたのは、ジオンの戦艦の牢屋の中だった。
今回はこんな感じです。
自分の脳内で描いた構想を全力で文章にしました。
いつもの話に比べるとクオリティは低いかもしれませんが、ご了承ください。
ちなみに今回のタイトルはゼノブレイド2をリスペクトして書きました。
では、次回もお楽しみに。
書き直すビルドファイターズの小説での、主人公の機体は?
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