【完結】わたしのかんがえたかっこいいるいずさま   作:Leni

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45.迫り来る危機

 才人はルイズに連れられ、幽閉塔の中にある一室へと入った。

 石造りの広めの部屋だ。部屋の中心には、ローテーブルが置かれ、テーブルを挟むように向かい合ったソファーが二つ。

 テーブルの上には、ハンドベルが一つ置かれている。

 

 テーブルに近づいていった才人は、そのハンドベルをしげしげと見つめた。

 そんな才人に、ルイズが背後から話しかける。

 

「ああ、それ? 中で狼藉を働く人が出たときのために、外へ危険を知らせるマジック・アイテムのベルね。この部屋、外に声が漏れないから」

 

「ああー、そういう」

 

 ここは女性しかいない幽閉塔だ。しかし、才人のように、面会にくる者が女性だけとは限らない。男女が音の漏れない密室に籠もる。何も起きないはずがなく……。と、才人はそこまで想像して、先ほどの女性陣の台詞を思い出した。

 男女のあれこれをしようとすると、三時間でも足りないかもしれない。

 つまりは、そういう目的で女性陣に面会に来る男性もいる可能性がある。才人はぼんやりと、そんなことを思った。もしかすると、この部屋であの麗しい女性達の誰かが……。

 

「じゃあ、座ってちょうだい」

 

 と、妄想の最中で才人は、ルイズに着席を促された。

 才人は慌ててソファーに座り、その対面にルイズがゆっくりと座った。

 

 そして、ルイズがさっそくとばかりに話を切り出してきた。

 

「アルビオンでは悪かったわ。ごめんなさい」

 

「は? 何が?」

 

 まさかの謝罪の言葉に、才人は困惑してそんな言葉を返した。

 すると、ルイズはさらに謝罪を続けた。

 

「悪かったわ、わたしの事情に巻き込んで。サイトはあんな危険な場所についてくる理由なんてなかったのよ」

 

 そんなルイズの態度に、才人はなぜかイラッとしてしまった。

 それも当然かもしれない。才人は自分の意思でルイズに同行を決め、自分の意思で戦ったのだ。ルイズにそのことで謝られるのは、才人としてはあの戦いの記憶を汚されるような気分になるのだ。

 

「はあ……。なにを言ってんだか、このお嬢様は。俺はお前の使い魔で、『ガンダールヴ』だろうが」

 

「違うわ。あなたはわたしに(さら)われた異世界人。ハルケギニアの事情とは関係ないの。あなたは被害者よ」

 

 ルイズの言い様に、才人はさらにイラッと来た。

 

「肩を並べて戦った相棒に、それはねーんじゃねえか? 正直、今の言葉はイラついたぞ」

 

「……でもね、サイト。アルビオンの件は、本当にわたし個人で解決するべきことだったのよ」

 

 ルイズのさらなる発言に、才人は思わず眉をひそめてしまった。

 

「なんでだよ。そもそもあれ、姫さまがルイズを巻き込んできたんじゃねーか」

 

「違う、違うのよ」

 

「いや、姫さまが書いた手紙を回収するっていう、なんで俺らが巻き込まれるんだって任務だろ」

 

「違うの、サイト。わたしが回収しに行ったのは、姫さまの手紙じゃないの」

 

「はあ?」

 

 まさかのルイズの発言に、才人は声が裏返ってしまった。

 

「わたしが本当に回収しに行ったのはね。わたしが書いた文書なの」

 

「……?」

 

 何を言っているのだろうか。才人は混乱した。

 回収しに行ったものは、アンリエッタ姫がウェールズ皇太子に宛てた恋文だったはずだ。それが、なぜルイズが書いたことになっているのか。

 と、そこまで考えたところで、才人はふと思い出した。アルビオン王ジェームズ一世との謁見。そこで、ルイズは綺麗な平たい箱を回収していたと。

 眉間にシワを寄せてアルビオンでのことを振り返っている才人に、ルイズがさらに言った。

 

「……『ラグドリアン・テクスト』。それが、あの任務で回収したかった本当の書状。簡単に言うと、機密文書よ」

 

「ええっ……」

 

「国家機密……いえ、この世界の、ハルケギニアの最重要機密が書かれた文書」

 

「……恋文の回収任務は、カモフラージュだったって事か?」

 

「そういうこと」

 

「うわあ……」

 

 まさかの事実に、才人はどう反応していいか分からなくなった。

 あの寮の部屋でのアンリエッタ姫とルイズのやりとり。あの中に、秘密の符丁が隠されていたのかもしれない。あの場には、キュルケやタバサといった外国出身の者がいたため、そんな会話が繰り広げられたのだろうかと、才人は予想した。

 

「だから、今回、余計な耳目が存在しないこの部屋で、あなたにその文書の内容を説明しようと思ってね」

 

 ルイズのその発言に、才人は己の耳を疑ってしまう。

 機密文書の内容を説明する。誰に? 自分にだ。才人はさらに混乱した。

 

「……機密なのに、俺に説明すんの?」

 

「ええ、それが筋だと、わたしは思っているわ。王政府も、才人への情報公開だけは許してくれた」

 

「そうか……」

 

「ちなみに許可なく内容を他人に漏らしたら、長期の禁固刑だから」

 

「聞きたくねえ!」

 

「あなたはわたしの使い魔なんでしょ? 聞きなさい」

 

 本気で聞きたくないと耳を塞ごうとする才人に、ルイズはソファーから身を乗り出して腕をつかみ、手を下げさせる。

 そして、才人の様子が落ち着くのを待ってから、ルイズはあらためて説明を始めた。

 

「『ラグドリアン・テクスト』。そこには、迫り来る世界の危機について書かれているの」

 

「……ん?」

 

「結論から話すわ」

 

 そんなことを言うルイズの表情は、今まで見たこともないほど真剣なもの。才人はゴクリと生唾を飲みこんだ。

 そして、ルイズから、思わぬ言葉が飛び出してくる。

 

「――ハルケギニアは遠くない未来、滅亡するわ」

 

「な……なんだってー!!」

 

 まさかの発言に、才人は思わずそんな反応を返してしまった。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 ルイズから飛び出した、ハルケギニア滅亡宣言。

 それに対し、才人はMMRな反応をしてしまった。半分は冗談交じりの反射的行動だった。

 だがしかし、才人はルイズの表情が変わらず真面目なままなことを察し、背中に汗が噴き出したのを感じた。

 

「えっ、これ、ガチなヤツ?」

 

 才人がそう言うと、ルイズはうなずいて返してくる。

 

「ええ、ガチなヤツよ」

 

「……マジかー」

 

 剣と魔法のファンタジー世界に召喚されて、待っているのは世界の滅亡。ベタ過ぎるけどこれ、現実だよな? 才人は久しぶりに今の状況を夢かと疑った。

 そんな才人に、ルイズはソファーに座りながら脚を組んで言う。

 

「では、一から説明するわね」

 

「お、おう……」

 

 見えそうで見えないルイズの太ももの奥が気になりながらも、才人は真面目に話を聞く。

 

「サイトはアルビオン大陸を見て、不思議に思わなかった?」

 

「不思議って……空に浮いていることとか?」

 

「ええ、それよ。では、なんで大陸が空に浮いていると思う?」

 

「えっ? なんかこー、不思議な魔法の力で……」

 

 才人の返答に、ルイズは「フフッ」と笑う。そして、言った。

 

「半分正解といったところね。正確には、『風石』という魔法の石の力。魔法と言っても、わたし達、人間のメイジが使う四大系統魔法ではなく、精霊の力を扱う先住魔法と呼ばれる魔法ね。ここまでは良い?」

 

 ルイズの確認の言葉に、才人はうなずきを返す。

 その反応に満足したルイズは、話を続けた。

 

「で、その『風石』がアルビオン大陸の地中に埋まっていて、風の精霊の力で大陸を空に持ち上げているの。ほら、アルビオンへの行きで空飛ぶフネに乗ったでしょう? あれも、『風石』の力で空に浮いているのよ」

 

「おおう、ファンタジーだな」

 

「そして、ここからが重要」

 

 と、ルイズが再び真面目な顔となる。

 

「『風石』は、アルビオン大陸だけでなく、ハルケギニア大陸の地下にも大量に埋まっているの」

 

「……? それ、ハルケギニアも空に浮かばないか?」

 

「ええ、浮かぶわ。不活性化している『風石』が、活性化状態になれば」

 

「おー、すげー」

 

「ちなみに、活性化してハルケギニアが宙に浮くと、未曾有の大地震と、大地の崩壊が起きて、上に乗っている生き物はみんな死ぬわね」

 

「ヤベえ!?」

 

「ええ、ヤバいわよ。なにせ、今の『風石』は活性化する直前だから。それが、ハルケギニアの滅亡の未来ね。わたし達はこの大災害を『大隆起』と呼んでいるわ」

 

『大隆起』。才人は初めて聞く単語であった。だが、どんな現象なのかの想像は付く。

 ある日突然、足元の大地が空に向かって打ち上がる。それは、才人の出身国日本で起きた過去の大震災のどれをも上回る、大地震を起こすはずだ。地に足をつけて生きる人間など、ひとたまりもないだろう。

 さらに、アルビオン大陸のように、大地が丸ごと空に浮かび上がるとも限らない。地割れが起こるかもしれないし、『風石』だけが地面から飛びだしてきて、地上の全てを破壊して空にすっ飛んでいくかもしれない。

 

 まさしく、世界の終わりであった。

 

「もともとは魔法研究所(アカデミー)に勤めていた、ワルド子爵の亡き母君が、『大隆起』の予測を立てたの。誰にも知らされていなかったその予測と研究を同じく魔法研究所に勤めるわたしの姉が発見して、わたしがフィールドワークで確かな事実だと証明した」

 

 まさかのワルド子爵の名前に、才人は驚きを見せた。彼の母親がそんなインテリだったとは、才人にとって少し予想外であった。

 

「そんな『大隆起』の予測と、その対策を載せた文書が、わたしの書いた『ラグドリアン・テクスト』ね。トリステイン、ガリア、ゲルマニア、アルビオンの四大国の首脳陣はその存在を知っているけれど、当然、他に漏れたら社会の混乱は避けられない」

 

 ルイズは、情報の洪水に目を白黒させる才人に向けて、休まず説明を続けた。

 

「それで、わざわざわたしがアルビオンにその文書を回収しに行った理由は、反乱軍に文書を悪用させないため。アルビオンは『大隆起』に対して絶対的な安全地帯になる。だから反乱軍に文書を公開されて、安全地帯への移住を謳い文句にされたら、各地で造反が起きてハルケギニアの秩序は崩壊するの。なので、才人も絶対秘密にしておいてね」

 

「お、おう。そりゃあ、万が一にも誰かに漏らしたら、禁固刑にだってなるわな……」

 

 背中に汗をかきながら、才人はそんなコメントをした。

 そして、ふと浮かんできた言葉を才人は口にする。

 

「あれ? 予測と、その対策? 対策できてんの?」

 

「まあね。地中に『風石』が埋まっているなら、メイジの魔法で掘り返してあげればいいのよ」

 

「おおっ、確かにそうだな。でも、世界が崩壊するくらい大量に埋まっているなら、貴族は総動員か?」

 

「貴族だけでは足りないわ。なので、平民からも魔法が使える者を選別して、魔法を習得させて採掘に当たらせる」

 

 ルイズのその言葉に、才人は首をかしげた。

 平民が、魔法? この世界では、貴族しか魔法を使えないのではなかったか? いや、むしろ逆で、魔法が使えて社会貢献ができるからこそ、貴族が貴族たり得ているのではなかったか? 才人はそんな疑問を素直にルイズへとぶつけた。

 すると、ルイズは口を吊り上げて答える。

 

「魔法をこの世にもたらした始祖ブリミルが、『聖地』に降臨してから六千年よ」

 

「……?」

 

「六千年の間に、魔法が使える貴族は、栄枯盛衰を繰り返した。つまり、貴族の座から転がり落ちて、平民に身をやつす者も多く現れた。でも、平民になったからといって、魔法が使えなくなるわけではない。この幽閉塔のみんなだって、ルーンを唱えて杖を振れば魔法は発動する」

 

 そのルイズの言葉に、才人はハッとする。

 六千年の年月。平民落ちする貴族のメイジ。そこから導き出される答えは。

 

「魔法が使える貴族と、魔法が使えない平民。六千年前の時点ではそうだったかもしれないわ。でも、今の平民は、メイジとの混血が進んでいるのよ。別に、メイジは両親共にがメイジでなければ魔法が使えないわけではないの。片親が平民でも、魔法が使える可能性は十分ある。つまり、今のハルケギニアの民の多くにはメイジの血が流れていて、魔法の素養がある」

 

「……うへえ、貴族の優位性、とっくの昔に消失しているんじゃねーか」

 

「そうね。もちろん、その事実に気付いた人は、わたし以外にも多くいたでしょう。でも、貴族社会に逆らってまで、それを主張するには危険があまりにも大きかった。……でも、その貴族優位の前提を『大隆起』という大災害は、(くつがえ)してしまう」

 

「だから、平民に魔法を習得させるってわけか」

 

「そういうこと。働ける人には働いてもらわないとね」

 

 なるほど、と才人はうなずいた。そんな大変な事実が書かれた文書、そりゃあ、あそこまでの危険を冒してまで回収しにいくよな、と。

 アンリエッタが魔法衛士隊のみに任せず、ルイズに任務を押し付けたことにも納得だ。『ラグドリアン・テクスト』の内容を知るルイズが、直接文書を破棄する必要があったのだ。衛士達に文書の内容を見られるわけにはいかなかったのだろう。ワルドだけならば、最初からその内容を知っていたかもしれないが。

 

 才人はルイズの言葉を漏れなく理解し、あらためて自身に開示された情報の重さを噛みしめた。

 別にこれだけ重大な秘密なら、自分にだって秘密にしてくれておいた方が気楽だったのだが。才人がそう考えた次の瞬間、ルイズが思わぬ事を言い出した。

 

「だからね、サイト。できるだけ早く、あなたが無事に地球に帰れるよう、手を尽くすと改めて宣言しておくわ」

 

「……は?」

 

 急に話が飛んだ。サイトはそう思った。

 

「世界が滅びないよう、わたしは最大限に手を尽くすけれど……本質的にサイトはこの世界と無関係だからね。世界の崩壊に巻き込まれる前に、あなたをきっと帰してみせるわ」

 

 そのルイズの言葉に、才人の頭は真っ白になった。

 世界の危機。人類の滅亡。それに関係がない自分は、地球に帰る。当然の権利。自分は危ない世界に拉致されただけ。

 そう考えられれば楽だったのだが、才人はそう考えなかった。

 

 ――ヤバい世界から逃げ帰る? ルイズを置いて? 滅びる世界に、この可愛らしいご主人様を置いていくのか?

 

 そこまで頭の中で思考を回した才人は、その場で覚悟を決めた。

 

「あと二年だ」

 

 ポツリと才人がつぶやく。

 そして、彼はルイズの瞳を真っ直ぐに見つめて、ハッキリと言った。

 

「ルイズが学院を卒業するまでの二年間だけは、絶対に地球へ帰らねえ。うん、そう決めた。今、決めた」

 

「は? なんでよ」

 

「だって、使い魔がいねえと学院で留年すんだろ? 世界の危機だのなんだの言っているときに、テクストとやらの重要なポジションを占めているっぽいルイズを留年させられるかよ」

 

「……使い魔が死んでしまった場合は、新たな使い魔を再召喚することもできるわ」

 

「いや、俺は帰るだけで死なねえだろ。俺が地球に帰っても、俺はルイズの使い魔のままじゃないのか? 再召喚なんてできねーだろーが」

 

「うっ、世界を隔てたら契約が切れるかもしれないし……」

 

「切れるのか?」

 

 才人は、ルイズの目を真っ直ぐに見つめながら、そう尋ねた。

 その眼力にルイズは気圧される。そして、彼女は正直に自分の推論を答えた。

 

「……『サモン・サーヴァント』で地球からサイトを呼び出せたってことは、多分、魔法は世界を越えて効果を発揮するわね。だから、契約は切れない」

 

「そっか。じゃあ、少なくとも学院卒業まではいることにするわ」

 

「そんなあっさりと……なんで残るのよ。留年なんてすることになったら、素直に退学して魔法研究所(アカデミー)にいくつもりよ?」

 

 そんなルイズの言葉に、才人も正直に答える。

 

「地球の知識が、『大隆起』対策に役立つかもしれないだろ。俺、これでも『異国の賢人』だぞ?」

 

「……別に、『大隆起』対策なんかに、異世界のあなたが付き合う義理なんてないでしょう」

 

「あるぞ」

 

「ないでしょ!」

 

「ある! 義理だぞ? 義理人情だぞ? あるに決まってんじゃねえか」

 

「何を言い出すのよ……」

 

 ルイズは、寝不足で隈に覆われた目の周りを手の平で隠すようにして、天を仰いだ。

 

「滅びるかもしれない世界に、知らんぷりしたままルイズを置いて帰るほど、義理も人情も捨てたつもりはねえ」

 

「…………」

 

「ルイズだけじゃねえ。キュルケも、タバサも、ついでにギーシュの野郎や学院の他のみんなも入れるか。そいつらを死ぬかもしれない世界に放置して、自分だけ安全な場所に逃げ帰るなんて、ごめんだね」

 

 ルイズの手の平の下から、涙が一筋こぼれ落ちた。才人の言葉に、ルイズは心が震えてしまっていた。

 

 そうして、ルイズと才人の秘密の会話は終わった。

 面会室から出たところで、幽閉塔の女性陣から「出るの早くない? 三時間あったんだよ?」などと、からかいの言葉がかかったが、ルイズはそれを今度は軽くあしらった。

 それからルイズと才人は女性陣に最後の挨拶を述べ、幽閉塔を出て竜籠に乗り魔法学院へと向かった。

 

 竜籠の中では、ルイズと才人は無言のまま座り続け、二人はぼんやりと外の風景を眺めながら帰りの時間を過ごしたのだった。

 




第三章は以上で終了です。次回から、第四章開始となります。原作三巻、四巻の展開は少しお待ちいただいて、五巻の話を先に進めます。

・MMR
週刊少年マガジンで1990年から1999年まで連載されていた『MMR マガジンミステリー調査班』。才人はまさに直撃世代ですね。

・大隆起
原作十八巻で判明した世界の終わり。この設定が登場したことを切っ掛けにして、本作品のArcadia版は連載を停止しました。「この魔改造ルイズが『大隆起』のことに気付いていないとかおかしくない?」という考えからくるものです。
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