ウマ娘外伝<フォーミュラフロント>   作:ST-33-4

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不定期投稿になるかもしれません。


“interval”

…どうやら私がフォーミュラフロントに参加した翌日から、急に募集者が増えたらしい。

 

「どうしてだろう…拡張現実が関係してるのかな?」

フォーミュラフロントは拡張現実と仮想現実を用いてレースを行う。

財団さんから後者について聞かされたのはトレーニング後だけど。

強化骨格を着用してレースを行えば肉体への負担はない。つまり…

 

「…怪我をして、療養中のウマ娘達も走れる可能性があるから?」

 

〜チーム<スピカ>部室〜

 

「おーいみんな、これ見てくれよ!」

ボーイッシュなウマ娘、”ウオッカ”が手に取ったものを見せびらかす。

 

「これって…フォーミュラフロントの機材ね。まさかアンタ、参加するの?」

それに真っ先に反応したのは

友達以上、仲間でライバルの”ダイワスカーレット”。

 

「ったりめーだろ!強化骨格って響きがカッケーんだよ…まぁバイクの方が上だけどな!」

 

「ナニソレナニソレ!ボクモキニナル!」

割って入って来たのは、”トウカイテイオー”。三度の骨折を乗り越え、

有マ記念を制したウマ娘だ。

 

「とりあえず、トレーナーに話して参加申請をしてくるからな!」

そう言い残してウオッカは部室の外に飛び出して行ってしまった。

 

「ちょっとー!ボクにも教えてよーっ!」

…無念、トウカイテイオーは無視されていた。

 

〜トレセン学園 寮〜

 

「フォーミュラフロントか…私も参加して良いかもね。」

私はキタカゼチャージ。

母はG1を苦難の末に勝利した後、大胆にトレーナーに告白。

父はそんな現役時代の母のトレーナーを務めていた。

 

私も重賞に挑んだは良いものの、結果は惜しくも敗北。

それに加えて脚をかなり痛めてしまい、今は休養中だ。

 

「強化骨格を使えば脚へのダメージを抑えつつ、レースを走れる…よし、決めた!」

 

この時の私はかなり浮かれていた。

それもその筈、再び走れるのだから。

 

「…母さん、父さん、見ててくれるかな。」

 

〜東京都内 某会社にて〜

 

「UNAC技術…その技術を用いたレースはもう既にある様ですが?」

 

「私達がやろうとしているのはレースではないよ。そう、言うなれば…サバイバルゲームの様なものだ。」

 

「サバイバルゲーム…と、言いますと?」

 

「UNACをデチューンした物、遠隔操作ACを使ってお互いに戦わせる。それが今の目標の一つ」

 

「そしてその…遠隔操作ACによる戦闘をリーグ化するのがもう一つの目標、という事でしょうか?」

 

「君、察しがいいね。君とは上手い酒が飲めそうだよ。」

 

「恐縮です、社長。」

 

「はっはっ、そう畏まらなくても大丈夫だよ。」

 

〜トレセン学園(マグノリア視点)〜

 

「…うっそだぁ、どうしてこんなに参加者が…()」

私は唖然としていた。それもその筈…大量の参加者が居たのだ。

その中にはチラホラと重賞を勝っているウマ娘も居た。

 

「だ、大丈夫かな…?私やっていけるよね…?」

 

続く




今回は本家ACFFに近いほうのフォーミュラフロントについても書いてみました。

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