Übel or Justiz Online ~悪役少女の破滅の道~   作:蓋然性生存戦略

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夏イベント:星降る海の名も無き詠・6

【夏イベント】星降る海の名も無き詠Part112【レイド開始】

 

223:名無しの冒険者

でっかあああああああい!!

説明不要!!

 

225:名無しの冒険者

なんじゃありゃあ、たまげたなあ

 

226:名無しの冒険者

大型船の何倍もデカいんですがそれは

 

227:名無しの冒険者

そしてヤバそうなブレス予兆

 

229:名無しの冒険者

しかし、突き刺さる雷光

あ、あれは……!!

 

231:名無しの冒険者

速報:レオナ皇帝陛下、レールガンを用意していた

 

232:名無しの冒険者

その数、13門!!

 

233:名無しの冒険者

うひょー、最初のAoEがキャンセルされてら

 

235:名無しの冒険者

速報:我らが勇者も負けてない

 

236:名無しの冒険者

なんではるか上空から大上段を……?

 

237:名無しの冒険者

ロマンだからさ

 

238:名無しの冒険者

皇帝陛下突っ込んだけどもうちょっと引き付けて欲しい

 

239:名無しの冒険者

戦艦の交戦距離に入れて欲しいんだわ

 

240:名無しの冒険者

それはそう

 

241:名無しの冒険者

あ、ひと当てしたら帰ってくれた

 

242:名無しの冒険者

っしゃあ、がんばるど!!

 

244:名無しの冒険者

っと、おや?これは商会長の

 

245:名無しの冒険者

え?一日でこのボスを倒すって!?

 

247:名無しの冒険者

できらぁ!!(気合だけ

 

249:名無しの冒険者

なんかできそうな気がして来るバフ貰ったが

 

250:名無しの冒険者

レベル加算50とかばかじゃねーの!?

 

251:名無しの冒険者

おい、一番のぶっ壊れ商会長だろ

 

252:名無しの冒険者

許されていいバフじゃなくて草

 

253:名無しの冒険者

銭投げアタックもめちゃくちゃな威力出てねーかアレ

 

254:名無しの冒険者

総資産参照な気がするな、あの威力

 

256:名無しの冒険者

ヤバすぎ

 

257:名無しの冒険者

短時間でHPゲージ1本消えたが

 

258:名無しの冒険者

そりゃ(レベル加算されてステータスだけは猛者が増えれば)そう

 

260:名無しの冒険者

我らが勇者ミシェルちゃんがヤバい動きしてるんですけど

 

261:名無しの冒険者

ヘイト全部買ってくれてる……

 

263:名無しの冒険者

戦艦組、撃ち放題

 

265:名無しの冒険者

レオナ陛下も得意分野の魔法で攻撃してるし、タコ殴りじゃんね

 

266:名無しの冒険者

そう言っている間にもゲージ二本目が削れ始めている

 

268:名無しの冒険者

バカ過ぎるこの火力

 

270:名無しの冒険者

そりゃ商会長も馬鹿みてえに笑いますわ

 

271:名無しの冒険者

後方ワイ、商会長のポケットマネーが全て消し飛んで笑うしかないことが聞こえて涙が止まらない

 

272:名無しの冒険者

しょ、商会長!!

 

273:名無しの冒険者

奇跡の代償がデカすぎる

 

275:名無しの冒険者

ついでに切り札中の切り札だから2週間使えない事も聞いた

 

277:名無しの冒険者

リキャスト2週間は納得の効果過ぎる

 

279:名無しの冒険者

なお戦闘中効果は永続らしい

 

280:名無しの冒険者

馬鹿

 

281:名無しの冒険者

バカ過ぎる

 

283:名無しの冒険者

トンデモ破格スキル過ぎる

 

284:名無しの冒険者

商会長『あーっはっはっはっは!!あは、あっは……イベントで稼いだボクのおかね……アハハハハハハハハ!!思ったより消し飛んだ、アーッハッハッハッハ!!』

 

285:名無しの冒険者

かなc

 

287:名無しの冒険者

商会長怒涛の勢いで個人ランキング2位だったからな

 

289:名無しの冒険者

1位は誰なんだよ匿名さんよぉ

 

290:名無しの冒険者

上位が頑張って町の復興加速してくれたので今十全に戦えるわけなんですが

 

292:名無しの冒険者

おかげで100人単位で乗れる戦艦が数十隻あるからな

 

294:名無しの冒険者

バカスカ砲撃撃てるのタノシー

 

296:名無しの冒険者

流石に単発火力はレールガンには勝てないが、数の暴力よ

 

298:名無しの冒険者

たった13門の2斉射+レベル加算前ミシェルちゃんの一撃でゲージ2割削るのバ火力過ぎるんだよな

 

299:名無しの冒険者

数百発砲弾叩き込んでやっと同じレベルだからな、俺ら

 

301:名無しの冒険者

純魔の方々もまあまあおかしい火力してますけどね

 

302:名無しの冒険者

なお本職魔法のレオナ陛下

 

304:名無しの冒険者

あの人?だけ別ゲーやってるんだよな

 

305:名無しの冒険者

途切れることのない上級魔法の嵐……

 

307:名無しの冒険者

なんであの距離で当てられるんですかね、あの魔王は……

 

308:名無しの冒険者

純魔だろうがタンクだろうが直撃すれば一撃で消し飛ぶ魔法が一人に乱発されるの控えめに言って恐怖だろ

 

310:名無しの冒険者

しかしあっという間にワンゲージ消し飛んだから行動パターン変わったか分かんねーな

 

312:名無しの冒険者

変わったものとして扱うのが妥当だろ

 

313:名無しの冒険者

1ゲージごとに変わると考えればレイド1週間もうなずける話ではある

 

315:名無しの冒険者

なお商会長「ワンデイキルしようぜwww」

 

316:名無しの冒険者

会長さぁ……

 

317:名無しの冒険者

この勢いなら頑張れば行けそうなのがね

 

318:名無しの冒険者

なおパターン変化

 

320:名無しの冒険者

2本目消えるぞー

 

321:名無しの冒険者

うぃー

 

322:名無しの冒険者

全員、注意~~

 

323:名無しの冒険者

いうてそこまでかわr

 

324:名無しの冒険者

>>323が●んだ!この人でなし!!

 

325:名無しの冒険者

普通にヤベー、前に出過ぎてた戦艦がいくつか消し飛んだぞ

 

326:名無しの冒険者

まだ戦艦あるよな?

 

327:名無しの冒険者

聞いて驚け、ストックがまだ100ある

 

329:名無しの冒険者

やば

 

331:名無しの冒険者

商会長、ポケットマネー膨らます以外はオールベットしてくれたからな

 

332:名無しの冒険者

流石商会長や……

 

333:名無しの冒険者

でも言うてヤバいだろ

あの全体攻撃何回もやられたら前線下げざるを得んぞ

 

334:名無しの冒険者

雷の球形超範囲衝撃破ね、生きてる船もいくつかダメージ受けてて航行に支障が出てる

 

336:名無しの冒険者

船大工が応急処置してるけどキツイぜこりゃ

 

337:名無しの冒険者

ん?魔物プレイヤー陣営からなんか出てきたな

 

339:名無しの冒険者

でけえ狼?

 

340:名無しの冒険者

……いや違う、あの孤高のsilhouetteは!!

 

341:名無しの冒険者

魔物プレイヤー「ギャオォォォォォォォン!!力の解放!!」

 

342:名無しの冒険者

ジン●ウガじゃねえか!!

 

343:名無しの冒険者

それありなの!?

 

345:名無しの冒険者

あくまでもジン●ウガ再現だからセーフ

 

347:名無しの冒険者

国2みたいなこと言いやがって

 

349:名無しの冒険者

そっかぁ、再現できちゃうのかあ、ジン●ウガ

 

350:名無しの冒険者

クソデカアマツマ●ツチモドキが相手なのはなんかの仕込み?

 

351:名無しの冒険者

魔物側から次々イロモノ出て来てもうだめ

 

352:名無しの冒険者

某狩猟ゲーだけじゃなくて国2とか神喰とかのコスプレ集団ワラワラで無理

 

354:名無しの冒険者

街に基本は入れないデメリットを背負った代わりに超高性能モンスターと化した野生のプレイヤーだ、面構えが違う

 

355:名無しの冒険者

ちょいちょい目撃情報がある奴がいるのやめてね

 

356:名無しの冒険者

ちゃんと強いのもやめてね

 

357:名無しの冒険者

全員何かしらの空中機動手段持っててア●ツモドキに突撃してるのゲキアツすぎる

 

358:名無しの冒険者

式にゴミが入りそうな方もいますね……

 

359:名無しの冒険者

ハン●バル神速種だぁ……すげぇ……

 

361:名無しの冒険者

キャラクリ自由過ぎるだろ

 

 

 

 


 

 

 

魔法で後方から支援をしながら掲示板を見ていたのですが、中々愉快なことになっていますね。

大型モンスタータイプのプレイヤーが満を持して参戦しているようで。

一番アツいのはジン●ウガなりきりプレイヤーですかね。

身体強化魔法の亜種である雷属性身体強化だけを魔法としては習得し、あとは肉弾戦に特化した構築に見受けられます。

原作再現度が高いですね。

モンスターの種族としては大牙狼と呼ばれるもので、某狩猟ゲーのように竜というわけではないのですが。

何か特殊な手段を踏んだのか、甲殻や角も得ているようで。

かの古龍のせいで住処を追われた元ネタを考えると、シチュエーションがそもそも熱すぎると言いますか。

 

正直に言ってズルいですね、嫉妬してしまいます。

 

というかですね、あの野生の魔物プレイヤーたち、ちょっと強くありません?

普通にその辺のボスを張れますよ、スカウトしましょうかね。

 

それはともかくとして。

HPゲージ2本目を破壊したところ、行動パターンが激変。

それに伴って広範囲攻撃が行われ、戦艦が数隻沈みました。

まだ痛手というほどではありませんが、行動パターンの変化が痛いですね。

今は大型モンスターなりきりプレイヤーたちが抑えてくれていますが、彼らにも相応の弱点があります。

大型モンスターという特性上、人間サイズと同じような回復手段、つまるところアイテムの使用が難しいというところですね。

無論、HPなどは他プレイヤーからの回復魔法などで何とかなるでしょうが、MPばかりは難しいでしょう。

何かしらの解決手段が無い限り、彼らの全力もそう長く続くわけではありません。

基本的に自然回復を待つしかないのです。

とはいえ、です。

おそらく構築的に最も長持ちしてくれそうなのがジン●ウガなりきりプレイヤーで、なおかつ動きが上手いですね。

純粋なフィジカルと身体強化、そして障壁魔法による空中ステップという、シンプルが故に強い構築です。

技巧も相まって、前線でタンクとして存分に働いてくれるでしょう。

攻撃力も申し分ありませんしね。

 

しかし、そうですね。

後ろでチマチマ打つだけというのも面白くありません。

 

「ネロ。出番ですよ」

『GrrrrroooOOOOOOO!!』

 

私はネロを呼び出し、その背に乗って前線に出ます。

怪獣決戦だというのならば、私も自慢の子を出しましょう。

私こそが、頂点なのですから。

 

「来たぞ、魔王様の乗騎、ネロ大先輩だ!!」

「あ、魔王様、今求人、求魔物って出してますか!!自分らやれます!!」

「あ!?抜け駆けはずるだろ!!」

「うるへー!美味しいご飯が食べたいんじゃい!!」

 

思わずくすりと笑ってしまいます。

私から誘うまでもありませんでしたね。

彼らが望むというのであれば、受け入れましょう。

 

「我が国の門戸は開かれています。此度の功績如何では重用することもあるでしょう。精々、活躍して見せてください」

「っしゃぁ!頑張るぞっ!!」

「の前にちょっち補給~、そろそろMPがキツイ」

「天雷公ニキはちょっと踏ん張ってもろて」

「流石にルーザーニキの方がヤバいから」

「神速君の方が保つよねえ!?」

「速度振りゆえ持久力が無く……」

「ちくしょうめぇ!!」

 

……何ともしまりがありませんね。

まあ良いでしょう。

彼らの奮戦で3本目も順調です。

時折メテオ攻撃なども降ってきていますが、メインのターゲットを引き受けているので船に被害はありません。

このまま押し通せればいいのですが。

 

《獣風情が……我を誰と心得る!!》

 

《我こそは星詠(ほしうた)の神、ステラフォルなるぞ!!》

 

そうはいかないようです。

形態移行です。

ヒレの様な翼腕が大きく広げられ、背ビレも逆立っています。

白かった体表は紺に染まり、見るからに第二形態だと分かります。

 

《我が巫女を捧げ、塵芥へと還るがよい!!》

 

「総員退避!!」

 

私はとっさに指示を出し、張り付いていたなりきりプレイヤーたちを退かせます。

喰らっても恐らくは耐えられるでしょうが、しばらくは復帰できないダメージを負われても困ります。

無駄なリソース消費は避けたいところです。

 

嵐壊神座(タイフーンスローン)!!》

 

強烈な暴風と共に、嵐の結界が展開され、あらゆる攻撃と進入を阻み始めました。

そしてステラフォルの頭上には、あからさまに危険信号を発する雷球が生成され始めており、ギミックが発動したのだと分かりました。

ここで私は後方で待機しているアインに指示を出し、弱体ギミックであることが判明したダンジョンの機構を作動させます。

 

《ぐぬぅ!?》

 

「初代賢者は、ただ封印するだけではなかったようで。こうして封印が解かれた際、貴方に痛烈な妨害を与えるための儀式祭壇が構築されていました。あなたの封印から漏れ出た魔力から生成された魔物を倒し、それによって蓄積された力を、機構の特定の手順で開放することによって、貴方の魔力回路は著しく乱れます。さて、タイフーンスローン、でしたか?十全に維持できているのでしょうね?」

 

《おのれ、おのれぇぇ!!世から去ってなお、我を阻むかァ!!メビウスめぇ!!》

 

「全員、総攻撃を。あの玉座の守りは完全ではありません、破壊してしまいましょう」

「「「応ッ!!」」」

 

戦艦と魔物プレイヤー、そして後方の街からの砲撃により、ギミックは無事に解除され、術式を強制的に破壊されたステラフォルは、大ダメージを受けました。

現状、ステラフォルのHPは全体で3割5分削れていますね。

 

未だ港町には踏み入らせず、海上戦で抑え込めています。

水面月姫さんのバカげたレベル加算バフと、それに乗じて前に出て来た大型モンスターなりきり組の存在が大きいですね。

分かりやすく目立ってヘイトを買いながらダメージを叩き出しているので、誰よりも活躍しているように見えます。

勿論、MVPは水面月姫さんですが。

 

ちなみに、ここまで戦闘時間は1時間です。

時が経つのは早いですね。

簡単に削っているように見えて、実のところかなりかかっています。

この調子で順調に行けば討伐時間は3時間と言ったところでしょうか。

無論、上手くいくとは思っていません。

そもそも水面月姫さんが規格外なことをやったせいなんですけどね、この速さは。

問答無用で50Lv加算とか何言ってるんですかと。

どう考えてもナーフ確定でしょうね。

 

《ああ、そうか。この異様なまでの力は、あの小娘だったか》

 

しまった、水面月姫さんをターゲティングされましたか!!

 

《カァアアアアアアアアア!!》

 

ブレス、レーザー魔法、隕石、その全てが水面月姫さんに殺到します。

ここでヘイトを無視してそちらに行きますか……!!

 

「アルトゥール、正面は任せた」

「上は任せたよ、キャス、鬼目突姫」

 

想定外の攻撃に、焦燥に駆られる中。

ふと、聞こえるはずのない言葉が聞こえました。

瞬間。

 

ブレスとレーザーを巨大な魔法障壁が弾き、隕石群は蒼穹を駆ける閃光によって細切れにされました。

 

『あ、あー!びっくりしたー!!でもダイジョーブ!!うちには頼りになるボディガードが二人もいる!!海岸線の支援部隊も安心したまえ!!ボク達が生きている限り、被害は出させない!!』

 

全く、抜け目がありませんね、あの人は。

アレだけの安心感を一瞬で出すとは。

 

私の輝かしい破滅の道の為には、当初の予定を棄てて目立たないといけなくなったではありませんか。

 

「人間よ、魔物よ。聞きましたね?後ろを憂うことはありません。かの豪商に任せましょう。我々はただ、あの木偶の棒を倒すことだけに注力しましょう」

 

さぁ、ネロ。

大暴れの時間です。

 

『Gahhhhh――――――!!』




・大型モンスターなりきりプレイヤーたち
魔物キャラクリの自由度の高さに気付いてなりきりし始めた魔物プレイヤーたち。
その巨体とモンスターそのものな姿のせいで「薬品アイテムの自力使用」「街への立ち入り」「通常装備装着」などが不可能な代わりに、その辺のフィールドボスなどよりもよほど強い力を持つ。
なんと巨体補正を含めるとHPやSTR等、肉体関係の実数値はレオナやミシェルを上回る。
その代わり細かい作業は大の苦手。
魔法とか覚えても命中補正が驚くほどひっくいことの方が大半。

・商会組強くね?
彼、彼女らは馬鹿みたいに強いので基本メインコンテンツの攻略に表立って参加しない縛りを設けている。
全員ステータスでは劣るが技量で言えばレオナより上の怪物たちのため、後方支援と自衛にのみ注力し、プレイヤー間の武力抗争にも介入しない。
圧倒的武力を以て絶対中立を宣言している。
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