Übel or Justiz Online ~悪役少女の破滅の道~ 作:蓋然性生存戦略
「ネロ、分かっていますね?」
私はネロを手繰り、なりきりプレイヤーたちと共に攻め立てます。
ネロに騎乗した私という機動砲台はさぞ鬱陶しいでしょう。
それに、忘れてはいけない存在は私だけではありません。
「ちぇりおーーーー!!」
ミカさんです。
マナポーションをがぶ飲みしながら、自由自在に飛び回り、リキャストが上がり次第アーツを叩き込んで行く姿は、まさに戦天使。
なりきりプレイヤーたちとの共闘もあり、絵面が派手ですね。
それに、ステラフォルが巨大だというのもあります。
超大型と言っても過言ではないその巨体故に、大型モンスターであるなりきりプレイヤーたちが群がっても射線の邪魔になりません。
《ならばこれでどうだ、下等生物ども!!》
しかし、ゲージ4本目を削ったところ。
ステラフォルの体表から何か出てきましたね。
これは……エネミー反応があります、ミニオンですか。
嫌な予感がしますね。
「今すぐ範囲攻撃で可能な限り撃ち落としてください!!私の推測が正しければ、アレは爆発します!!ネロ!!」
《GrroooooooAAAAAAAAA!!》
「《エクスプロージョン》!!」
なりきりプレイヤーやミカさんも、それぞれ持てる範囲攻撃を放ち、可能な限り撃ち落としていますが……。
いかんせん数が多いです。
その数は数え切れず、私達を無視して戦艦の方へと向かっています。
『艦隊、防御急げー!!』
『なんだありゃあ!?』
『ドラ●ルトじゃねーんだぞコラァ!!』
『アレ一個一個がドラ●シヤってことォ!?』
『音速じゃないだけマシ』
後方で炸裂する轟音。
戦艦は大半が無事ですが、耐久値が減っていた艦は沈んでしまったようです。
《そうかそうか、貴様らの相手は後にしてやろう》
「クソがよ!!」
「行かせて堪るか!!」
「商会がいるからって限度があらあ!!」
そして、ステラフォルは後方から潰すことに決めたようです。
ですが……。
「これが神を名乗る者の姿ですか。心底失望しました」
《なに……?》
「今、貴方は自ら宣言したのですよ。後ろから潰さなければ、自分は負けると。そういう小細工を弄さなければ、自らが危ういと、そう宣言したのですよ、ステラフォル」
《貴様ァ……!!》
「貴方は神の器ではありませんし、王の器でもありません。どちらを名乗ろうと、私が直々に引導を渡してさしあげましょう」
《……やれるものならばやって見せよ、盗人風情の小娘がァ!!》
がっかりしました。
まさかレイドボスともあろうものがそのような手段を取るとは。
ああ、本当に。
心底。
残念です。
最早貴様はレイドボスなどではない。
たかだかHPが多いだけの雑魚だ。
「初陣ですよ、レヴォルト」
私はネロから飛び降り、害獣に降り立ちます。
「出力最大、《ペネトレイトシュート》!!」
私はレヴォルトに限界までMPを注ぎ込み、最大出力で銃スキルのアーツを放ちます。
反動はすさまじく、腕が壊れるかと思いましたし、反動ダメージを受けましたが、別に構いません。
《ぐぅぅぅおおおあああああああああああ!?》
重要なのは、この害獣の強靭な鱗を破壊したというコト。
そして、中に見えるむき出しの肉があるというコト。
「《トフー》!!《クレド・マグナ》ァ!!」
そして至近距離で私が持つ最大火力を叩き込み、肉を抉ります。
「《プロミネンスバースト》《ブルートライトニング》《グレイシャルグレイブ》《グラインドテンペスト》!!」
自傷など構いません。
なりふり構わず肉体を削り続けます。
「《
《ガァァァァァァァァアアアアァァ!?!?!?!?》
一瞬の怯みの内に叩き込んだ攻撃により、部位破壊を成功させました。
害獣の主な左翼腕は千切られ、海に落ちていきます。
それにともない、奴は飛行能力が不安定になったのか、速度と高度が落ちました。
「ネロ」
私はネロに迎えてもらい、悠々と離脱。
HPポーションを呑みながら、再び周遊します。
「レオナってば、無茶するじゃん」
「必要経費です」
休息の為か、ネロの背に降り立つミカさん。
なんだかんだ私の眷属、全員ミカさんに気を許しているんですよね……何故でしょう。
「でもナイスじゃんね。これで正面に捉えて戦い続けられる。しかも今ので生命力ガッツリ削れたじゃんね」
「それは重畳。折り返しが見えてきましたか」
「ま、それ以上に警戒しないとだけど」
様子を見ながら攻撃すること少し。
5本目のHPバーが、ついに砕け散りました。
《おのれ、オノレおのれオノレぇ!!カクナル上は……!!》
ああ、やはりですか。
5本目のHPバーが砕け散った瞬間、害獣は猛スピードで海岸に突撃し、強制的に海岸線での戦闘になりました。
悪いことばかりではありません。
そもそもの前提として、海岸に接触されたからと敗北になるわけではないのです。
あの害獣はまだ封印から脱し切れているわけではありません。
問題は、ここからどれほど侵攻を防ぎながらHPを削るかの勝負なのです。
我々の敗北条件はただ一つ。
封印の要である、弱体化ギミックも兼用しているあのダンジョンが破壊されること。
逆に言えば、アレさえ破壊されなければ、港町がいくら壊れようと問題ありません。
それに、です。
こうでもしないと近距離ファイターがあまりにも不遇ですからね。
攻撃に参加できたとしてもチマチマ砲撃を打つばかり……。
ストレスはたまるでしょうね。
「ッシャオラァ!!殴るぞオラァ!!」
「でけえから気を付けろよ!!」
「捕縛バリスタ、撃て―――!!」
それに、悪いことばかりじゃありません。
海岸に来たということは、海側からも囲めるということです。
四方360度、囲んで殴れるということですね。
さて、そろそろ奥の手の準備も終わっているでしょうし、相手のHPも半分を割りました。
このままラスト2本までは温存したいところですね。
それはともかく、やはり水面月姫さんのバフが凄まじいです。
レベルの暴力によってあっという間にHPが削られていきます。
初の超大型レイドボスがこれで良いのでしょうか。
あまりよくはないとは思いますが。
まあ、水面月姫さんが悪いということで。
とはいえ、再三言いますが予定では七日を想定されていたレイドです。
これだけで終わるとは思えないのですよね。
少しの間、休憩しましょう。
戦い通しで少しだけ疲れました。
前哨基地に戻ります。
「陛下、お戻りで……そのけがはどうされたのですか!?」
「ただの自爆です。気にしなくて構いません。治療は済ませました」
「陛下、お願いですから御身をぞんざいに扱うような真似は……」
「分かっていますよ。少し頭に血が上っただけです」
アインのお小言を貰いつつ、奥の手その1に声をかけます。
「
「もちろんっす!!ウチのすーぱーぱわーで押し込んでやるっすよ!!」
イーティさんがイベント初日からずっとため込んでいたリソースを吐き出し、一体のモンスターが現れます。
《ティタノ・クレスビートル》。
全長40mほどの、巨大なヘラクレスオオカブトムシです。
「さぁ、いくっすよ!!」
彼?は前哨基地から飛び上がり、勢いよく突撃して行きました。
突如として現れた巨大ヘラクレスオオカブトに場は騒然としますが、イーティが姿を現すと納得しました。
既に彼女は我がクリフォト陣営の懐刀として認識されていますからね。
「大きさで負けても、ウチは負ける気さらさらないっすからね!!ヘラクレスさん、攻め続けるっす!!」
『Gichichichichichichichi!!』
これで前線が押されることはないでしょう。
あの《ティタノ・クレスビートル》は、図体に見合った性能をしています。
今の私では、倒すのに苦戦すると言っても過言ではありません。
普通にレイド性能ですし、アレ。
レイドにはレイド性能をぶつければ良い、簡単な話です。
「さて、奥の手その2の準備をしながら、休むとしましょうか……」
【有名PC・NPC総合スレPart16】
423:名無しの冒険者
どう足掻いても有名入り確定の大型モンスターなりきりプレイヤーたち
424:名無しの冒険者
なりきりがちゃんとなりきりとして強くて涙が止まらない
426:名無しの冒険者
これ見たら魔物プレイもしたくなるというもの
428:名無しの冒険者
天雷公ニキ(ジン●ウガなりきり)曰く、皆通常出自から完成させてるらしい
430:名無しの冒険者
じゃあなんすか、誰でもあれができるってことっすか
431:名無しの冒険者
大型モンスターなりきり勢で繋がりがあるの笑う
432:名無しの冒険者
類友だあ
433:名無しの冒険者
ちなみに皆苦行だったって言ってた
PTも基本組めないからソロで頑張るしかないって
435:名無しの冒険者
うわぁ
437:名無しの冒険者
レイドでもない限り基本出て来れないんやな……
439:名無しの冒険者
今出てるなりきりモンスター何がいるの?
440:名無しの冒険者
狩猟ゲーからジン●ウガ、バルフ●ルク、リオ●ウス、フル●ル
国2から敗北者、アンド●ジャリリ、バル・ロ●ス
神喰からハン●バル神速種、ヴァ●ュラ、バル●ンク、ハガンコ●ゴウ
竜の冒険シリーズからはぐれメ●ルキング、竜●王、オ●ド・ロレス
442:名無しの冒険者
あのさぁ、ちらほらEPボスとかラスボスとかエンコン混ざってるの何?
443:名無しの冒険者
そりゃ、ね?
445:名無しの冒険者
普通にアイツら強くて草なんよ
447:名無しの冒険者
なお、こいつら全員通常出自から生まれたバケモンである
449:名無しの冒険者
再現性があるってことなんだよなあ……
451:名無しの冒険者
魔物プレイヤー笑えなくなっちゃった
452:名無しの冒険者
>>440 はぁ、はぁ……敗北者?
453:名無しの冒険者
>>452 乗るなエ●ス!!
455:名無しの冒険者
全知は僕だ!僕が導き出した答えに、間違いはない!!
456:名無しの冒険者
式にゴミ入ってますよ
457:名無しの冒険者
どこだ、どこに間違いがあったぁ……!!
458:名無しの冒険者
およそ全て
459:名無しの冒険者
ネタ盛りだくさんの敗北者のくせに設定的に全ての元凶で最後にはどの面フレンズし始めるCV櫻●の普通につえーやつ
461:名無しの冒険者
だいたい全部アイツの尻拭いさせられてんだけど!!
463:名無しの冒険者
ア●クスそろそろ落ち着いてもろて
464:名無しの冒険者
まあここにミラとかいなくて良かったなって
465:名無しの冒険者
オムドロ●スは良いんすか?
467:名無しの冒険者
良くない
469:名無しの冒険者
さっきラウンドゼロみたいなことしてきましたけど
470:名無しの冒険者
ボス戦は使えちゃダメだろ!!
471:名無しの冒険者
J3Pではボス戦無効の一文無くなってるからセーフ
473:名無しの冒険者
何もセーフではないが?
474:名無しの冒険者
(どうせ帝国に行くんやろなア、の顔)
475:名無しの冒険者
(あいつら全員帝国希望だろうなあ、の顔)
477:名無しの冒険者
いうな、言ってくれるな
479:名無しの冒険者
天雷公ニキは味方になってくれるかもしれないだろ!!
480:名無しの冒険者
日の出くんの時の対ア●ツの時に来てくれたのは教官が敵の敵は味方ってことで連れて来てくれただけだろ!!
そもそもヌシ個体であって元ネタの金●公じゃねえ!!
482:天雷公
うっす、俺たち帝国行きます
483:名無しの冒険者
>>482 ウソダドンドコドーン!!
485:名無しの冒険者
スレ見てねえで戦ってくれジン●ウガニキ
487:天雷公
今休憩中なんで……
ちなみにさっきレオナ陛下に交渉したら「コスモスさんに人化の術がないか聞いておきましょう」って言ってくれたのでなりきり勢大歓喜ッス
488:名無しの冒険者
うそやん
489:名無しの冒険者
嘘だと言ってよ
490:名無しの冒険者
敗北者とか切実に欲しい奴じゃん
492:セイアッ!
街中でセーブポイント作れないの、まあまあ不便だったからなー
493:アイムアルーザー
デスするたびにランダムスポーンよ、はっはっは
495:ベリハロドス
俺はメメタが欲しいのぉ!!
496:名無しの冒険者
この世界の通貨単位はメセタじゃねえ!!
そもそもメセタは一般通貨でもねえ!!
498:神速くん
あとはまあ、欲しいよね、装備
499:はぐメタくいーん
そういうわけで、ごめーんね!!
501:名無しの冒険者
くっそぉぉぉお!!
503:名無しの冒険者
ボス級モンスター共が揃いも揃って……
505:名無しの冒険者
まあでも再現性あるのが分かっただけでも朗報じゃない?
506:名無しの冒険者
せやね
508:名無しの冒険者
人類サイドの魔物プレイヤーも再現性があれば生まれるだろうし
509:名無しの冒険者
レオナ陣営が強過ぎるんですがそれは
510:名無しの冒険者
それは言うな
・天雷公
ジン●ウガプレイヤー。
そのうち金ぴかの雷を纏う
・セイアッ!
アンド●ジャリリプレイヤー
ちゃんとセイアッ!って言う
・アイムアルーザー
敗者プレイヤー
時空魔術スキルに王手をかけている
・ベリハロドス
バル・●ドスプレイヤー
海では負けなし
・神速くん
ハン●バル神速種プレイヤー
超早い代わりにスタミナ切れも早い、逆鱗ギミック搭載済み
・はぐメタくいーん
はぐれメ●ルキングプレイヤー
クリティカルだけはやめてほしい