数百年を生きて来て今更赤ちゃんの生活とかwwwww
そう思っている頃が僕にもありました。
「は〜い、よちよち。アクアはおりこうちゃんでちゅね〜」
推しの子になって甘やかされるって…いいね!
尸魂界じゃこんなサービス無いからな…いや、あったかもしれないけど、流魂街のそういう商売してる子ってなんていうか擦れに擦れてるんだよな。相手にしてるのが相手なだけに仕方ないんだけどさぁ。
瀞霊廷にも色町はあるけど、お上品っていうか初々しさが無いっていうか。そりゃあどいつもこいつも百年とか生きてる子がごろごろしてるしね。柔軟に対応してくれる子程バブみの先のババみを感じるし。
そもそもあそこは血生臭い割に変なところで潔癖なんだよ。
色町以外の娯楽って言っても居酒屋くらいだったし。
もっと性風俗に関しても寛容であるべきだよね。
「あ〜ん、やっぱりママのおっぱい飲まないんだねアクアは」
僕にほ乳瓶を与えながらアイはそっと僕をベビーベッドに寝かせる。
しょんぼりするアイ可愛い…じゃなくて申し訳ない。
赤ん坊が自分の母乳を飲むことで母親の母性は育まれ、本当の意味で「母親」になる。
そういう意味では息子としても、元担当医としても彼女の母親への成長に助力出来ないのは心苦しいのだが、中身数百歳のおじさんが16歳のおっぱいを吸うのは色々とマズイでしょう。
「はいはい、ルビー慌てないの慌てないの。お腹空いてたんでちゅね〜」
アイのおっぱいに吸い付きもしない僕とは裏腹に、ルビーと呼ばれた赤ん坊は勢い良くアイのおっぱいに吸い付き、ミルクを飲んでいる。
んくんくとか、こくこくなんて可愛いものではなく、もうずぼぼぼぼって感じに。
そんなに強く飲んだらアイのおっぱいはびろびろに伸びてしまわないかと心配になってしまう。
長乳のアイか。
長乳のアイ……
ふむ…
いやいや、ダメだろ。
ぽんぽんと背中を叩いてもらい、豪快なゲップをしたルビーが僕の隣に寝かし付けられる。
ルビー、僕の双子の妹がぎゅっと僕の腕にしがみつく。
「ルビーはほんとにアクアが大好きなんでちゅね〜」
にっこりと笑ったアイが僕とルビーの頭を撫でる。
なんだかんだで母親の顔になってきてるじゃないか。
アイドルでありながら、僕らを生む決意をしたアイは、世間に僕らをひた隠しにしながら、悪戦苦闘しながらも彼女は頑張っていた。
有言実行していると言うにはまだ覚束無いことが多すぎるが、アイドルと母親という16歳の女の子が背負うにはどちらも大きすぎる負担を笑顔で押し隠してやり抜こうとしている。
最初は僕らの名前を間違えたりもしていたけれど、それも最近は少なくなっている。休業のブランクも取り返そうとレッスンにも励む姿を見ていれば、彼女を応援こそすれ至らない母親だなどとは思うはずもない。
「それじゃ行ってくるねアクア、ルビー。ミヤコさん、2人のことお願いね〜」
「気を付けるのよ。明日は先生の所に定期検診に行くから、あまり遅くならないように壱護にも言っておいたから」
「りょうかーい」
ミヤコさんに僕たちのことを任せるとアイが仕事へと向かう。
アイを見送り、僕達が大人しくなったことを確認したミヤコさんが遅めの朝食を摂り始めたのを確認すると、僕はようやく肩の力を抜く。
「あんまり飲み過ぎるとトイレが近くなるぞ……さりなちゃん」
「せんせ、デリカシーなさすぎ〜」
ぎゅっと僕の腕を掴む手に力を込めながらルビー、さりなちゃんがぷくーっと膨れる。
「せんせこそママのおっぱい全然飲まないじゃん。赤ちゃんはママのおっぱいで育った方がいいんでしょ?」
「必要不可欠じゃないし…それに、さりなちゃんも嫌だろう?僕みたいなおっさんが推しの母乳を吸うなんて」
「イヤ。絶対イヤ」
「即答じゃないか」
「どっちに嫉妬すればいいかわかんなくなるもん…」
「そっちか〜」
あの日、アイのお腹の双子の魂は変色竜によって食われた。
正確にいうならば、双子の女の子の魂は呑み込まれ、男の子の魂はその半分が欠けた状態になっていた。
医学的には(当たり前のことであるが)証明されていないが、死産した母親が産後の肥立ちが悪くなり死に陥るケースの中には魂の無い赤子を産んだ母親が無意識に自分の魂を割って空っぽの器となった我が子に入れようとした結果が数多くある。
魂魄を割って無事でいられるはずもなく、また割った魂を赤子に入れたからといって息を吹き返すわけでもない。故に、自らの魂魄を自ら割った母親がただ死ぬことになる。
四番隊ではこれを「魂魄心中」と呼んでいる。
アイはその魂魄心中をする可能性が非常に高かったのだ。
そして、浦原さんと僕が行ったのは空っぽになった妹の器にはある魂を入れ、欠けた兄の魂には僕自身が融合することで死産を防ぐということであった。
普通の赤子を産みたかったアイにとっては不本意極まる結果だろうが、彼女が死ぬ結末よりはマシだ。
ただ、僕にとって予想外だったのは、浦原さんが用意したという魂だった。
僕は腐っても死神だ。
もはや元死神だけど、それでも最低限のことはわかる。
霊を視ることも出来れば、声を聞くことも出来る。
そして、霊圧を感じ取ることも。
双子の片割れとして産まれた妹、中身がどのような人間だったのかはともかく僕の妹として守ろうと決意を固めていた僕が感じ取ったのはよく知る霊圧だった。
「さりなちゃん?」
「へ?」
今思えば迂闊だった。
少なくとも気付いても声に出すべきじゃなかった。
出来れば普通の双子の兄として、さりなちゃんにはもう一度、今度こそありふれた温かな家族の愛情をたくさん受け取って生きて欲しかった。
それなのに、思わず口に出してしまっていた。
二度と会えないと思っていた大切な子の霊圧に思いがけず触れてしまったせいだ。不幸中の幸いは言葉を話したところをアイ達に聞かれなかったことだろう。
「…もしかして……せんせ?」
しかし、さりなちゃんの耳にはばっちり届いたようだった。
そこからのさりなちゃんからの質問責めは正直困った。
「え?もしかしてせんせ?雨宮ゴローせんせ?だって私のことに気付いてくれる人なんてせんせしかいないもんね!!せんせも転生したの?これって運命?だけど、ちょっとまって、それじゃ、せんせももしかして死んじゃったの?どうして?何があったの?女の人に刺された?それとも寝取った女の人の彼氏に刺された?それともストーカー女に刺されたの?」
待て待て待て。
めちゃくちゃ早口じゃん。
僕が言うのも何だけど、早口でしゃべる赤ちゃんてめっちゃ怖い。
そもそも僕の死因が十割痴情のもつれなの何?
さりなちゃんの中で俺どんなイメージなの?
っていうか寝取ったなんて言葉どこで覚えたの。誰かさりなちゃんに教えやがったのか。
それはともかくとして、さりなちゃんに僕が死神なんて話せるはずもない。言う必要も無いしな。
それに、この肉体に宿っているのが本来の星野アクアとなるべき魂が欠落を埋めて、傷を癒すまでの繋ぎだなどと説明のしようも無い。
「登山してたら脚を滑らせてさ。いやぁドジだよね」
故に、僕は嘘を吐く。
「何それ!!せんせ何やってるの〜〜!!」
悲しめばいいのか呆れればいいのか、感情が迷子になったように困惑の表情を浮かべながら彼女が責めるような声を上げる。
自分の担当医が情けない死に方をすれば、責めたくもなるだろう。
「もう、せんせには私の分まで生きて欲しかったのに…」
それを言われると弱いな。
本当のことを言いたくなる気持ちをぐっと堪える。
「でも…やっぱりせんせとまた会えたの嬉しい!!」
何この子可愛い。流石は僕の推し。
「あ!!」
「ど、どうしたの?」
「せっかく生まれ変わったのに兄妹じゃあ結婚できないや…」
「なんだ、そんなことか」
びっくりした。
てっきり何かに勘づかれたのかとドキッとしてしまった。
しかし、さりなちゃんは僕の反応が気に入らなかったようだ。
形の良い眉を寄せる。こらこら、女の子がそんな顔しないの。
まぁ、赤ちゃんがムスっとしても可愛いだけなんだけど。
「そんなこと!?そんなことじゃないよ!!16歳になったら結婚してくれるって言ってたじゃん」
初耳ですが。
「いや、僕は考えるって言っただけで…」
「考える時点で満更でもないんでしょ?前向きってことなんだよね?それってもうOKって言ってるのと同じだよ!!」
そうかな。
そうなのかな。
「うう〜〜せんせは女たらしだから誰にでも言ってるんだ」
「酷い風評被害だ…そんなこと誰にでも言ってる訳じゃないよ」
少なくともこの百年は言ってない……多分。
「じゃあ私にしか言ってないってこと?」
「そうなるのかな」
この子くらい入れ込んだ相手っていなかったからな。
後輩の勇音ちゃんはよく構ってたけど、あの子はイジると面白かったっていうのもあったからさりなちゃんとはちょっと違うな。
元気してるかな。まじめ過ぎる子だから仕事一人で背負い込み過ぎてパンクしてなきゃいいけど。
「じゃあやっぱり結婚しよ!!」
「今出来ないって話になったよね?」
「事実婚。あ、そっか、そうじゃん。事実婚っていう手があったね!!」
ね!じゃないが。
とんでもないこと言い出したぞ。
事実婚なんて言葉どこで覚えたの。
「えへへへ、16歳になるまで待っててね、せんせ」
「16年か…」
死神から見れば一瞬の時間だ。
だが、それだけの時間があれば、きっと心変わりもするだろう。
恋に恋するお年頃からきちんとした相手を好きになるに違いない。
……無論、相手はきちんと選別するがな。
「あ、でも私享年12歳だから、あと4年でいいか」
「そこは足し算にしちゃダメだろ」
16年の間にこの突飛なところも直さなきゃな。
「とにかく、結婚の話は置いておいて、これからよろしくな、ルビー」
「誤魔化された…でも、わかったよ、アクア」
「そこはお兄ちゃんじゃないのか」
「兄妹って言っても双子だし」
さりなちゃんに「お兄ちゃん」と呼ばれたかったなと少し残念に思ったのは内緒だ。
そんな思わぬ再会のことを思い出しながら、今の俺はアイの出演している歌番組をルビーと見ている。
既に3周目だが。
1度目は全力でオタ芸をしながら視聴し、2度目は落ち着いて視聴し、そして今はB小町のダンスや歌を分析しながら見ている。
「ダンスのキレがまだ戻ってないね…」
ペンライトを振ってた時はテンションMAXだった癖に、冷静に今はアイのコンディションについて分析している。
星野アイ全肯定なのに、それはそれとしてアイのパフォーマンスの評価は盲目的に満点を出す訳でもない。めんどくさいような立派なような。
「無理言うな。妊娠から出産までどれだけのブランクがあったと思ってるんだ。それを思えば寧ろよくやってる方だよ」
「でもさ…ほら」
手元にあった(アイの)タブレットを指し示してくる。
『アイのダンスキレ悪いな』
『アイオワタ』
『劣化し過ぎだろ』
『っぱニノしか勝たんわ』
『休業の影響だな…』
『男と遊んでたんじゃね』
『大事な時期なのにサボってるからそうなるんだよ』
「何なのコイツら!ママの事情も知らない癖にさ!!よく見てれば復帰直後と全然動きが良くなってるのわかるんだから、黙って見守ってろよ!!ゲホっゲホ」
「ああもう、興奮するから…落ち着けルビー」
興奮するから咽せてしまうルビーの背をさする。
憤慨して咽せる赤ちゃんというのも中々シュールな絵面だなと少し思ってしまうが、黙っておく。
「エゴサは辞めろと言ってるだろ。悪いことを言ってると思いながら見ればネガティブな意見ばかり目にするのは当たり前だ。ホラ、この意見とか見てみろよ」
「ん…」
『アイって復帰してから表情柔らかくなったね』
『今のアイの方がなんか好き』
『前はわざとらしくて嫌いだったけど、正直復帰してからのアイは推せる』
『笑顔が可愛いなアイって。知らんかった』
『休業中に何かあったのかな。良い影響受けた?』
アイのダンスのクォリティーが下がっているという意見は確かにあるし、それは事実だと思う。寧ろ彼女のブランクを思えば下がっていて当然のものだ。
しかし、復帰したアイが本当にただ劣化している訳ではないことはファンの声が証明している。
ファンの贔屓目故に目を逸らしていた「作り物じみた笑顔」という問題をファンではないからこそ冷静に見ていた人たちの気持ちを動かすほどに、今のアイは本当の意味で誰もが目を奪われる笑顔なのだろう。
ポジティブな意見にようやく気持ちが落ち着いたのか、タブレットから顔を上げたルビーの表情は打って変わって嬉しそうに緩んでいる。
自分の推しが、新たに人を魅了してファンを増やすのは気分がいいものな。
「もう少し見守っていよう。アイはきっと休業前よりずっと凄いアイドルになるから」
「うん」
頭を撫でてやると、ルビーは可愛らしくこくんと頷いた。
「だから、別垢使ってアンチとケンカするのは止めような?」
「うっ…バレてた?」
「夜中にあんだけキレ散らかしてバレない訳ないだろ?」
「ごめんなさいせんせ」
「君が入院してた頃にSNSが無くて良かったよさりなちゃん」
*****
「母子共に問題無し!!ただ、アイちゃんはもう少し休んだ方がいいな。ただでさえ母親は寝不足がちになるんだからよ」
「だいじょーぶ!移動中の車でバッチリ寝てるから」
「そういうのはバッチリとは言わねーけど、少しでも休めるようにしてるのは良いことだ。目を閉じるだけでも随分違うからな。隙間時間を見つけて休むのは流石はアイドルってところか」
クロサワ…じゃなくてクロサキ先生はニカッと笑って誉めてくれる。
社交辞令でも何でもなく、本心から誉めてくれてるのがわかるから、気分は良い。
ごつくてむさくて全然似てないのにセンセに何処か似てるなと思うのは何でだろう。
やっぱり友達同士だから似てるのかな。
「ふふーん。まぁね。ファンになった?」
「二番目になら推してやるぞ」
「む、一番は誰さ」
「そりゃあ真咲に決まってるさ」
「だよねー」
先生は胸を張る。真咲というのは先生の奥さん。今診察室の外でアクアとルビーをミヤコさんと一緒に見てくれている人だ。
すっごく綺麗な人で、芸能界で色んな美人を見てきた私でもびっくりしてしまった。おっぱいも大きいし。
そんな奥さんを一番の推しって言う先生の言葉を羨ましくも納得してしまう。
自分の奥さんを堂々と推しって言える先生が羨ましいし、そんな人が旦那さんの真咲さんも羨ましいと少し思う。
「先生はさ、センセ…ゴロー先生の友達なんだよね?」
「おう、雨宮は昔からの飲み友達だな」
「…そっか。ねぇ、センセは…」
「色々聞いてるぞ。アイちゃんのことくれぐれも頼むって。アイツはちょっと今は都合が悪いけど、ずっと心配してるからな」
「そっか」
「双子ちゃんのことも気にしてたからな」
「うん、センセ約束守ってくれたしね」
「アイツはアイちゃんのファンだからな」
「うん!知ってる!!」
何度目のやり取りだろう。それでもいつもこんなことを聞いてしまう。センセが私の大ファンだって、それを聞くだけで心が温かくなる。
センセ ─── 雨宮ゴロー先生のことを思い出すと胸の奥がギュッとする。
アクアとルビーを産んだ時のことはどうしてかあまり覚えてないけれど、生まれるまで側にいてくれたと何故かそれだけは覚えてる。
出産の時を覚えてないのに、自分でも不思議なんだけどそれだけは確信がある。
結局、退院するまでセンセには会えなくて、そのことがずっと気がかりだけど、センセの友達っていう黒崎先生からセンセが私を気にしてくれてるって聞くだけで自分の中のフラフラしたところが、ぐっと落ち着くような気がするんだ。
「私ね、何でかわからないんだけどたまにセンセが見守ってくれてるような気がするんだ…」
アイドル活動と育児に疲れて、泣きたくなる時があってもセンセのことを思い出すとがんばろうって気になる。
それにアクアを抱きしめてるとふとした時にセンセといた時のことを思い出して不安な気持ちが何処かへ行ってしまう。
変なの。センセのことを思い出すとギュッと苦しくなって、そわそわしたりするのに、不安な気持ちが無くなるって自分でもよくわからない。
「…そうだな、きっと雨宮の思いがアイちゃんの側にあるんだよ」
「ぷふふふ〜、先生似合わないってば〜〜」
ちょっとキザっぽいセリフに笑ってしまう。
だけど嫌じゃないのは先生が嘘を言ってないってわかるから。
真咲さんが言ってたなぁ「あの人って嘘がヘタクソなの」って。
続けて「そこが可愛いんだけどね」と惚気られたけれど。
「そうだ、アイちゃん。アクア君を連れてきてくれるかい?」
「ん?何かあった?」
「いや、ウチのガキが遊ばねーおもちゃがあるからよ、もし気に入るようならあげようかと思ってな」
「ええ〜いいの?ありがたいけどこっちは」
私が先生と真咲さんのところに通ってる理由はセンセの友達だから信用してるのもあるけど、もう一つがこれだ。
ウチの子達と同じ年の子供がいるから色々相談出来る。聞いてる限りウチのアクアとルビーは随分手が掛からない子らしい。
先生のところの子どもはアクアと同じ男の子だから、たまにおもちゃをくれる。正直出費が抑えられるからありがたかったりする。
「おーい、真咲〜〜」
「はいはーい。アクア君連れて来たよ〜〜」
「サンキュ。じゃあアイちゃんはルビーちゃんともう少し待っててくれるかい?」
「うん。じゃあ、アクア、ママ待ってるからね」
アクアのサラサラした頭を撫でてやると、アクアはいつも通り静かな目で頷く。
「は〜い、アクアくん〜元気でちゅか〜?」
「その口調マジで止めてくれません?一心さん」
「ぷくく…何回見ても笑えるな雨宮」
「真咲さん、本当にこんなヒゲのおっさんで良かったんですか?」
「ゴメンねゴローくん。こういう面倒くさいスキンシップしか知らないのこの人」
「真咲酷い!?」
「将来一護にも同じノリで接してウザがられないか心配なの」
「100パーそうなりますよ。このヒゲのテンションだと」
「お前もヒデェな雨宮!?」
・星野アクア(雨宮吾郎)
“元”四番隊副隊長
星野アイの双子の子として生まれる。
魂が欠けた“本来の”アクアは眠っている状態で、浦原曰く「今の雨宮サンは集中治療室で眠っている患者(アクア)の側で彼の代わりに星野アクアとして受け答えしている状態」とのこと。魂の回復は何故か予想外にとても順調であるということ。
うっかりルビーの中身の霊圧が大切な少女であることを感知してしまったため正体は即バレしてしまった。
・星野ルビー(天童寺さりな)
前世では雨宮吾郎の担当患者で12歳にして早逝してしまった少女
自分が生まれ変わった事に歓喜する間も無く大好きな先生に再会出来たことに更に歓喜し、更には先生が生まれ変わったということはつまり死んでいたと思い至り悲しみ、けどこれからは同じ時間を生きられると知り歓喜し、実の兄妹では結婚出来ないと更に悲しみ、最終的には時間を掛けて落とせば良いから今はこの時をエンジョイしようと思うに至った。忙しいな。
アイの母乳をゴローが吸うのはWでNTRになり脳が破壊されるので彼が吸わないでくれて安心している。
・星野アイ
アイドルにして双子の母
母親とアイドルを両立させるべく奮闘中
ブランクのせいでダンスの質は低下しているが、笑顔は休業前より断然良いと評判。
トータルで見るとファンは休業前より増えている。何で笑顔が良くなったのか。本当の恋を知ったとか、大切に想われることの喜びを知ったとか噂は色々。なんでやろな。
センセこと雨宮吾郎のことを思い出す度になんでか胸の奥がキュンとするらしい。なんでやろなぁ…
ゴローの友人という信頼感もあってか速攻で一心夫婦の名前は覚えた。佐藤社長は泣いていい。
・黒崎一心
アイ達の住む街から少し離れた空座町で病院を開いている医師
友人の雨宮からの頼みでアイのかかりつけ医になっている。アイのことは可愛いと思うが全く好みではない為、鼻の下を伸ばすことは特に無い。
アクアの姿を初めて見た時は爆笑した。
“元”十番隊長
・虎徹勇音
四番隊第三席からの副隊長
生真面目かつ自己評価低めの怖がりさん
雨宮先輩に常日頃揶揄われつつ可愛がられていたが雨宮先輩が女性問題から失踪
引き継ぎ無しの問答無用で副隊長になったが、幸いなことに普段からちょこちょこサボる先輩の仕事を手伝っていたため副隊長の業務には一通り精通していたことが副隊長就任をスムーズにさせることとなった。
勇音は泣いた。