機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
今作は、作者が機動戦士Gundam GQuuuuuuXを見て、衝動的に書いた作品です。
まだ、テレビ放送がされていない事もありますが、もしも興味がある方は感想など、よろしくお願いします。
「・・・終わっちゃうんだよな、全て」
その呟きと共に、俺は自分自身が、死ぬ事を自覚した。
モニターには火花が散っており、既にこの機体も限界を迎えているのがよく分かる。
「本当に、なんでこんな戦いをやっていたんだろうな、俺は」
そう呟きながらも、操縦桿を握る。
あの日、一年戦争が終わった時から。
俺の日常は大きく変わった。
故郷だったサイド6は、戦後に起きた小さな争いの一つに巻き込まれて、亡くなった。
その時に、家族も、幼馴染みも死んでしまった。
あの時に力があれば。
あの時に俺に戦う力があれば。
そんな復讐心と共に、それを引き起こしたジオンの残党に復讐する為に。
俺は、幼いながらも、軍に入った。
やがて、ティターンズに入った俺は、才能を認められたのか。
当時でもかなり高性能だったMS、ペイルライダーを渡された。
だが、戦いの最中。
敵であるはずのエゥーゴと交流した。
彼らとの対話を経て、俺は、ティターンズが行おうとした事が俺が憎んでいた相手と同じである事に気づかされた。
そこからは、ティターンズから離反し、エゥーゴの仲間達と戦った。
けれど。
「結果は、これかよ」
最期の戦いの最中。
俺は、クワトロ大尉を守る為に。
ハマーンとシロッコと戦っていた。
数的有利はあったが、ペイルライダーは、既に限界に近かった。
長い戦いに付き合わせた事、そして性能の差もあり、限界に近かった。
『今すぐ離れろ!あとは、俺達が』
「そうは、出来ないよな」
通信で、聞こえる声。
エゥーゴで出会う事が出来たカミーユが叫ぶ。
「たぶん、俺はもう駄目だ、けれど、カミーユ。お前を待っている子がいるんだ。もう、誰も待っていない俺とは違ってな」
『何を言っているんだ』
そう、俺は叫びながらも、眼前にいるシロッコに向かって行く。
既に特攻だ。
意味はない事は分かっている。
それでも。
「だから、生きて、戻っていけ!」
それが、最期の言葉だろう。
後の記憶などない。
死んだ。
そのはずだった。
けれど、次に見えたのは、虹色のような何か。
「なんだ、これは」
疑問に思い、俺は思わず、手を伸ばす。
手を伸ばしても、何もないはずだった。
けれど、ぶわっと、俺は起き上がる。
「えっ」
俺は思わず呟いた言葉。
それは、俺が今、いる場所。
そこは、もう戻る事は出来ないはずだった場所。
「ここって、俺の部屋だよな、なんで」
死後の世界なのか。
疑問に思いながらも、俺は立ち上がる。
見ると、そこに刻まれたのは、0085。
おそらくは年表だろう。
けれど、なぜ2年前に。
そのまま、外を出れば、そこには、もうそこになかったはずのサイド6が。
「・・・」
ここが死後の世界なのか。
それとも天国なのか。
いや、俺がこれまで行った事を考えたら、普通は地獄だ。
けれど、なぜ。
呆然としながら、俺は。
「あぁ、またそんな格好をして」
「えっ」
聞こえた声。
俺は、思わず振り返る。
そこには。
「マチュ」
死んだはずの幼馴染みであるマチュが。
そこにいた。
彼
歴史の中に残らなかったエゥーゴ所属の元ティターンズの兵士。
元々はサイド6の住人だったが、とある事件で故郷は破壊される。
それによって、復讐の為にティターンズに入るが、数々の戦いを通して、ティターンズのやり方が間違っているのを理解し、エゥーゴへと所属する。
年齢としては、カミーユよりも少し年上である事もあり、エゥーゴ所属後は、彼の兄貴分のように動いていた。
最期の戦いにおいて、カミーユを守る為のその命を散らした。
だが、彼自身が何かに導かれるように、別の歴史。
連邦軍ではなく、ジオンが勝利した歴史の世界へと飛ばされる。
そこで、死んだはずの幼馴染みであるマチュと再会する。
まだ、本来の歴史でのマチュがどのような人生を辿ったのか分からないので、この設定似させて貰いました。
また、技量に関しては優秀であり、実はニュータイプではないかと噂されていた。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する