機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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かつての伝説

「はぁ、本当だったら出るつもりはなかったんだけどな」

 

「・・・ごめん」

 

呟きながらも、俺はガンダムの整備をある程度終えると共に、今回の対戦相手に関してを調べ始める。

 

「今回は、いつものようにザクじゃなくて、ドムか」

 

ドム。

ザクⅡと並ぶ名機の1つで、ジオン系地上戦用モビルスーツの集大成とも言える機体として有名な機体の一つ。

従来のMSとは一線を画す重厚なスタイルへと変貌し、その剛性と装甲厚は格闘戦において威力を発揮した。

そして、ドムに関しては、俺とは無関係とはいえない。

 

「リック・ディアスの系列と言えるからな。そう考えると懐かしくすらある」

 

ティターンズにいた頃でも、エゥーゴに入った後においても。

リック・ディアスとは、かなりいた。

それを考えれば、皮肉かもしれないが。

 

「何よりも、今回の対戦相手がまさかの黒い三連星の2人だとはな」

 

黒い三連星に関しては有名であった。

エゥーゴでの戦略において、3人での連携を行う軍人として有名だった事もあるが。

 

「知っている人?」

 

俺が、その事を言っていると、シュウジがこちらに問いかけてきた。

 

「・・・まぁ、噂程度は。とにかく、今は関係ない」

 

過去の英雄であった。

それは理解している。

彼らに関しては、あまり詳しくないが、それでも戦う事は変わりない。

 

「とりあえず、行ってくるから、お前は大人しくしてろよ」

「分かった、ガンダムをよろしく」

 

それだけ言うとシュウジはそのまま寝る。

それを確認すると共に、俺は赤いガンダムに乗り込むと。

 

「さて、ランガ・ロード、ガンダム、行くぞ」

 

その言葉を合図に、ガンダムの操縦を行う。

基本的な操縦方法は、ペイルライダーと変わりない為、あまり操作に苦戦する事はなかった。

そのまま、クランバトルの舞台へと辿り着くと同時に、武装を確認する。

 

「ドムを相手にする場合、ガンダムハンマーでは不利だ。おそらくはバズーカを使う可能性があるから、本当だったら遠距離用のビームライフルが欲しい所だけど、そんな物はない。

それらを考えれば、俺が前に出て、盾になる事で、マチュがドムの隙を狙って」

 

そうしながら、戦術を考えていると、ジークアクスが接近する事に気づく。

 

「来たか、マチュ」

 

そう、俺が訪ねたが。

 

「あっあの、ランガさん」

「・・・はっ?」

 

俺はマチュに尋ねるように通信を行う。

けれど、聞こえて来た声は、マチュではなかった。

疑問に思って、俺はそのまま通信の画面を開く。

そこには恐る恐ると、俺の様子を確認するニャアンが見えた。

 

「・・・なんでお前がそれに乗っているの」

 

思わず呟いてしまったのは、悪くないだろう。

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
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