機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
「おい、これはどういう事だ」
その言葉と共に、ジークアクスに乗っているニャアンに問いかける。
他の奴らにバレないように。
「その、一緒に向かう途中で軍警に見つかって、私達はすぐに別れたんだけど」
「・・・軍警が」
それを聞いて、すぐにでもマチュの所へと行きたかった。
けれど、この試合を逃せば、それはマチュの願いから遠のく。
それは、頭で理解出来ていても、心では。
そうしている間にも、試合の開始のアラートが鳴る。
「ラっシローさんっ」
俺が、その焦りながらも、ニャアンの言葉と共に、こちらに迫るリック・ドムに気づく。
同時に、意識は眼前にいるリック・ドムに向ける。
「・・・とにかく、生き残る事だけ考えろ。ジークアクスの性能ならば最悪、死にはしない」
「生き残る事だけって、ランガさんだったら」
「相手が何時ものザクだけだったら良かったんだがな」
それと共に、リック・ドムの姿を見る。
この世界におけるリック・ドムは、俺が知るリック・ドムとはまるで違った。
リック・ドムの背中には、リック・ドムの脚自体をバックパックとして背負っていた。
その影響もあってか、その推進力は俺の知るリック・ドムよりも速い。
リック・ドムは、その手に持つジャイアントバズーカの銃口をこちらに向けていた。
こちらに迫る殺気に対して、俺はその手に持つシールドを構えながら、ビームサーベルを抜き接近する。
同時に、ジャイアントバズーカから放たれる弾丸に対して、シールドでそれを受ける。
だが、その衝撃に対してシールドにヒビが入った。
そのヒビが入りながらも、俺はそのまま前に出る。
シールドを構えたまま接近して、俺はリック・ドムの側面に回る。
そのリック・ドムの側面に向けてビームサーベルで斬りかかる。
しかし、リック・ドムは、そのままジャイアントバズーカをこちらに向ける。
その銃口を、俺はビームサーベルでジャイアントバズーカを切り落とす。
そのまま追撃しようとしたが、もう片方のリック・ドムの手の甲のハッチから射出する黄色と黒で塗り分けられたワイヤー。
「あれはっマズイっ」
ヤザンさん達との経験から、それに触れてはいけない。
その直感に従うように、ビームサーベルでワイヤーを切り払う。
すると、リック・ドムの姿は既にこちらから距離を取っていた。
そのまま、その手に持つバズーカを放つ。
「さっきから、なんだ、この違和感はっ」
そう考えていた時、俺はようやく気づく。
「奴らっまさか!」
それと共に見つめた先。
「きゃぁぁ!」
ジークアクスに対して、もう片方のリック・ドムが一方的に蹂躙していた。
ニャアンの悲鳴が聞こえてくる。
その悲鳴を聞きながら、俺は目の前にいるリック・ドムを睨みつけながら叫んだ。
「こいつらっ最初からジークアクスを最初に潰す気だったのかっ」
それと共に、リック・ドムに対してこちらから接近する。
リック・ドムが放つジャイアントバズーカをシールドで受け止めながらも接近し、ビームサーベルを突き出す。
同時に、リック・ドムがヒート・サーベルでビームサーベルを受け止めた。
「っ!」
そうしている間にも、リック・ドムの脚が動き俺の腹部を蹴る。
それに押されながらも、俺は蹴られた勢いのまま後ろに下がりながらもビームサーベルで斬りつける。
だが、その斬撃は躱されながらも、リック・ドムはその手に持つジャイアントバズーカでジークアクスに向けて放つ。
それを放ちながらも、こちらに向けて距離を詰める。
「ニャアンっ」
その叫び声と共に、すぐに避けさせようとした。
「あぁぁぁぁぁ!」
悲鳴が聞こえ、俺はすぐに向かおうとした。
それと同時に、ジークアクスの、オメガ・サイコミュが起動したのを感じた。
けれど、それ以上に俺は、この感覚を知っている。
「サイコガンダムのとっ同じ」
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する