機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
まさか、バスクが現れるとは思わなかったので。てっきりファーストだけだと思っていたので。
そして、今回の話で出てきたとある話題。もしかして、本当に本編で出たりしませんよね?カラーだからと言って。
アンキーが怪しい動きをしていた。
それと共に、俺は既に行動をしていた。
マチュに過去を話した。
けれど、それが終わりじゃない。
俺もまた、何か嫌な予感がした。
案の定、その結果は。
「なるほど、つまりはあんたらは敵だって言う認識で良いんだな」
「っ」
俺が声をかけた瞬間、アンキーは目を見開いて、こちらを見ていた。
「あんた、なんでここに」
「決まっているだろ、敵かもしれない可能性がある。だったら、用心しておく。特に大切な人を利用して、大切な友人の秘密を探るような奴には特にな」
そう言いながらも、本当は出るつもりはなかった。
だが、アンキーが密会して会おうとしている奴には、それが通じる様子はない。
「ちっ、やっぱり気づいていたか」
既にアンキーがマチュを通して、シュウジが乗る赤いガンダムに関してを調べていた事は既に分かっている。
だが、マチュがクラバを行う為にはポメラニアンズが必要だった為に、俺は見逃していた。
けれど、マチュにも危険が迫るのならば、話は別だけど。
「だけど、本当に嫌になるよ、本当は会うつもりはなかったのに」
「おや、そんな酷い事を言わないでくださいよ。私は君のファンでもありますから、シローさん」
その言葉と共に、俺はこれまで決して会いたくなかったシャリア・ブルを観察する。
スーツを身に纏っており、おそらくは年齢としてはクワトロ大尉よりも少し上ぐらい。
これまでの経験と共に、変装を行っていてもある程度は見抜けるようになっている。
同時に、俺は自分の中にあるシロッコと合わせながら、シャリア・ブルの容姿と共に、その年齢を考える。
「ふふっ」
「何が可笑しい」
「いえ、私自身、会って話をしたかったのですが、まさかこんな少年だとはね」
「そういうあんたは、俺が考えていたよりもずっと歳をとっているな」
「おや、私を若く見ていたんですか?」
「少なくとも、20代前半だと思っていたからな」
「おや、30に入っても未婚の私への嫌みでしょうか」
「ちげぇよ」
そうしながら、構えを決して解かない。
「さて、互いに聞きたい事はかなりありますが、どうでしょうか?お茶でも飲みながらゆっくりと」
「残念ながら、俺はこれから大事な用事があるから、丁重にお断りさせて貰いますよ」
「おや、ふられてしまいましたか。では、一つだけ答えてもらっても」
「なんだ?」
「シャア大佐は元気ですか」
その質問に対して、俺はため息を吐く。
「さぁな、分からねぇよ」
「・・・分からないですか」
「あぁ、そもそも、人として生きているのか分からない。けれど、もしかしたらの可能性があるよ」
「もしかしたら?」
俺の言葉に対して、先程までの余裕な態度が少し崩れた気がする。
「お前らが言っているサイコミュ。あれはただ単にニュータイプの能力を引き上げたり、キラキラを引き起こすだけじゃない」
「・・・キラキラ、もしかしてゼクノヴァの事ですか?」
「・・・ゼクノヴァ、それが正式な名前だったのか。とにかく、それだけじゃない。時には人の精神自体を取り込む事もある」
「っ!?」
その言葉に、シャリア・ブルは驚きを隠せない様子だった。
「そんな事は」
「知らないよ、そもそも、オカルトに片足を突っ込んだような奴だぞ、ニュータイプも変わらないけど。だけど」
それと同時に。
「もしも、シャアが行方不明になって、未だにいないとしたら、赤いガンダム自体になっている可能性は十分にあり得るよ」
俺は、ふとシュウジがいつも言っている。
『ガンダムが言っている』という言葉。
それが、もしかしたら、ガンダムではなく、クワトロ大尉の事を指している可能性がある。
「・・・やはり、君は面白いですね」
底が見えないシャリア・ブルに、俺は警戒を強める。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する