機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
ランガから渡されたお金。
そのお金を受け取ると共に、私はシュウジを逃がす為の準備が出来た。
「ニャアンは、シュウジと一緒にいて」
「それは、良いけど。その、マチュはどうするの?」
もうすぐクランバトルが始まる。
クランバトルに参加しながらも、私達はすぐに逃げる為の準備をしていた。
「・・・ランガを迎えに行く」
「迎えにって。あの人が言っていたのが本当だったら、その」
ランガから、ニャアンの方には事前に伝えていたのか、ここでテロが起きる事。
とても非現実的な出来事で、少し前の私だったら喜んでいたかもしれない。
けれど、今は。
「分かっている。けど、なんか分からないけどこのままじゃ、一生後悔するって」
「後悔って」
ニャアンも、それがどういう意味か分からずに困惑する。
それは、私も同じ気持ちだった。
だけど。
「よくわかんないけど···たぶん、一緒にいたい。それだけかもしれない。我が儘かもしれないけど」
「・・・マチュ」
私も、分からなかった。
けれど、それを聞いたニャアンは。
「分かった。だから、その待っているから」
ニャアンの、その言葉だけを聞いたら、私の決心を促してくれた。
「・・・ニャアン」
「何?」
「もしもの時は私とランガを置いて、逃げてよ」
「えっ」
だからこそ、私はニャアンに伝えた。
「なんでっ」
「あはは。まぁ、多分だけど。私はもう、ランガがいなきゃ駄目になっちゃったんだ。だから、ランガがいなかったら…私は壊れるから」
「そんなっ」
「だから、その時はシュウジと一緒にいて。シュウジは私にキラキラを教えてくれて、ランガと繋がるきっかけをくれた大切な友達だから」
それだけをニャアンに伝えた。
すると、彼女の中には葛藤があるように見えた。
私よりも身長が高くて、大人っぽいのに、こういう所では頼りない。
「お願いね」
それだけで、私とニャアンの会話は終わった。
そうして、私はクランバトルに向かう。
既に対戦相手も出ている。
それを理解しながら、聞こえたのは。
「これは何」
聞こえた音に、困惑を隠せなかった。
それと共に、見えたのは、ガンダム。
私達が乗るガンダムよりも巨大なそれは、私が知るのよりも遙かに大きい。
何よりも、感じたのは。
「怖い」
あのガンダムから、何か嫌な感じがする。
それと共に私はなぜかあのガンダムを許せない。
なんで。
そうしていると。
「マチュ」
「何、シュウジ?」
「あれと戦っているの、たぶんランガだよ」
「ランガがっ!」
それと共に、見つめた先には、見た事のない青いモビルスーツがガンダムと戦っていた。
あれが、ランガの言っていたペイルライダー。
「負ける」
「えっ」
「このままじゃ、ランガは負ける。そうガンダムが言っている」
何時もの言葉。
何時もは安心させる言葉なはずで、それが現実になってしまう。
だからこそ、私は不安に駆られる。
「どうすれば良いの?」
私は、思わず聞いてしまう。
すると、シュウジは。
「マチュがやりたいように、そうガンダムが言っていた」
それを聞いた私がやるべき事は、既に分かっていた。
ジークアクスと共に私は、あの巨大なモビルスーツに向かって行く。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する