機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
眼前にいるサイコガンダム。
その脅威は、俺が想像以上に厄介だった。
「さて、この状況、何か手はありますか」
その言葉と共にシャリア・ブルが問いかける。
現状、俺はブースターの燃料を節約する為にシャリア・ブルが操縦するキケロガに乗りながら、見つめる。
「・・・そう言われてもな。正直に言えば、サイコガンダムが脅威だとは分かっていたがここまでとは思わなかったからな」
それと共に、現状のサイコガンダムを見つめる。
サイコガンダムは、その身に纏っている装甲をファンネルのように操り、周囲にIフィールドで展開している。
それは、実弾・ビームを問わずほぼ完全に防御できるほどのパワーを誇り、なおかつ中からなら問題なく透過されるため一方的な攻撃が可能になっている。
実際に、先程から軍警のザクが、サイコガンダムを止める為にマシンガンを放つ。
だが、それらは全て、反射され、ただ犠牲者が増えるだけ。
「ほらぁ、ランガ!そんな所にいていないでぇ!さっさと殺し合うよぉ!!!」
「捕まっていてください!」
サイコガンダムは、俺の方に目を向けると同時に、一部の装甲が、こちらに向かって、襲い掛かる。
瞬時に、シャリア・ブルが、その攻撃を見て回避する為に最大まで飛ぶ。
幸い、装甲自体はあまり早くなく、難なく逃げる事は出来た。
だが。
「「っ!」」
悪寒を感じる。
同時に見ると、サイコガンダムが腹部から放ったビーム。
そのビームがサイコガンダムの装甲に当たる。
それだけではない。
サイコガンダムの装甲は、当たると共に、ビームを反射させた。
「これは、避けられないかっ!」
俺は、瞬時にディバイダーを構える。
内部にあるハモニカ砲によるビームを真っ直ぐと放ち、相殺させる。
そうする事によって、その攻撃を防ぐ事は出来た。
けれど、これで理解した。
「奴に、ビームを放つのは危険だっ」
「ええ。むしろ、こちらが追い詰められるだけだとっ」
このままでは、サイコガンダムを倒す事は出来ない。
何か、倒す手は。
そう考えている時。
「ランガっ!」
その声が聞こえた。
俺は思わず見つめる。
それは、ジークアクスが。
「マチュ!」
それを見た瞬間には、俺は危険の事なんて、考えられなかった。
「無茶だ!」
シャリア・ブルの言葉は理解出来た。
けれど、それよりも早く、俺が思ったのは、マチュを守る事。
その為に俺はマチュの元へと向かっていた。
マチュの元に、サイコガンダムの装甲が迫る。
ハモニカ砲で撃っても、おそらくは。
「これはっ」
それと共に、俺は、ペイルライダーの手にあるビームサーベルから熱を感じた。
ビームサーベルから溢れ出る緑色の光。
それが、何を意味するのか。
けど。
「アムロさんがっ、使えと言うんだな!!」
俺は、その光から感じるあの人を信じる。
ディバイダーをバックパックに瞬時に装着させると共に、真っ直ぐと向かう。
マチュへと迫るサイコガンダムの装甲に向けて、俺は手に持つビームサーベルを振り上げる。
振り上げると共に、サイコガンダムの装甲を、ビームサーベルは切り裂く事が出来た。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する