機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
ヤザンさんが目の前にいる。
その事に対して、俺は驚きを隠せなかった。
けれど、ヤザンさんは、そのまま特に気にした様子もなく机に座っていた。
「ヤザンさんは、なんでここに?」
「まぁ、色々とあったが、少し前からサイコフレームを調べる輩がいたからな。それに関しての調査を任された。
その時に、懐かしいモビルスーツの情報を手に入れてな」
「ペイルライダーの」
よく考えれば、連邦軍がそんな情報を見逃すとは考えにくい。
「そこで、調べたらブライト・ノアが隠居している場所を怪しいと考えた。まぁ、お前がいるとは予想外過ぎたがな」
「・・・ヤザンさん、その」
「恨みはしねぇよ、俺だって途中でバスクを裏切った。そう考えれば、俺もお前も同じ裏切り者同士だからな」
あの時の戦いの事について言おうとしたが、ヤザンさんは特に気にした様子もなかった。
「まぁ、これで任務は無事に完了した訳だ。けれど、少しだけ問題があってな」
「問題?」
「あぁ、もう一つの任務がある。その任務には現状、俺の所じゃ戦力不足だからな。兵士を集めたいと思っていたんだが」
そうして、ヤザンさんは俺とドゥーを見る。
俺は勿論の事、ドゥーに関しても察した様子だった。
「どうやら、俺は運が良いらしいな。ランガにそこにいるお嬢ちゃん、俺の任務に付き合ってくれよ」
「待ってくれ!ランガは、今はやるべき事があるんだ!」
「やるべき事って、サイコフレームを使って何をするつもりなんだ、ブライト艦長」
「それは」
「良いです、俺から話します」
ブライトさんが止めてくれたが、これはチャンスかもしれない。
俺は、そのままヤザンさんに俺がサイコフレームを求める理由を話した。
その際にも、真剣な表情で頷きながら、聞く。
「なるほどな、事情は理解出来た。ならば、ある意味、俺達の目的は同じかもしれないな」
「目的が同じ?」
その言葉には、その場にいる全員が目を合わせる。
「あぁ、俺の任務はマフティーの残党がとある物を手に入れたという情報を得た。俺は、そのとある物を奪うか破壊しろってな」
「ある物?」
すると、ヤザンさんはそれを俺に見せた。
その機体に関して、俺はあまり見覚えはない。
だが、俺とは正反対にブライトさんは、その機体を見て目を見開いていた。
「なぜ、これをマフティーが持っているんだ!」
その怒鳴り声は凄まじかった。
けれど、ヤザンさんは飄々とした態度は崩さなかった。
「俺が知りたいぐらいだ。けれど、そういう点では俺達の目的は同じだろ」
そうして、その機体の名を告げる。
「サザビー、お前の知っているクワトロ大尉が最期に乗ったとされる機体であり、サイコフレームを組み込んだ機体だ」
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する