機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
それも兼ねて、ランガ視点とマチュ視点を交互にしながら、行っていく予定になります。
「・・・競争か」
一人になった。
もう会う事が出来ない。
そう思っていた。
けれど、また会えた。
何度も何度も、私の頭の中で嬉しさと寂しさが交互にしながら、宙を浮かんでいた。
あの場所での戦いを最後に、ランガはこの世界から消えた。
それはどうしようもない事実であり、もうどうなっても良い。
そんな考えていた時に聞こえたランガからの声。
「けど、どうやったら会えるのか」
私を尋問していたあのおっさんは、私の考えを全てお見通しという感じだった。
まぁ、あの時は私はほとんど何も考えていなかった。
けれど、ランガとまた会えると考えると、自然と今はその方法だけを考える。
「あぁ、こういう時にランガがいればぁ!けど、ランガと会うには」
そうして、私は必死に思い出す。
ランガが、私の世界に来た時の出来事を。
けれど、それは、この世界では不可能な事。
「というか、バイオコンピューターとかコロニーレーザーなんてこの状況じゃ不可能だし、ジークアクスだけじゃ、ゼクノヴァなんて」
そうして、私が考えていた時、ふと、気になるのは。
「薔薇」
それは、必死に思い出していた時に、シュウジがずっと求めていた物。
シャロンの薔薇と呼ばれる何か。
その正体は、何なのか分からない。
けれど、ランガは確か、こんな事を言っていた。
『こっちの世界とあっちの世界では色々と違いはある。その最も違うのは、やっぱりガンダムだ』
『ガンダム?それって、ジークアクスとシュウジの赤いガンダム?』
『そうだな、俺の方にいた世界ではガンダムは白かったんだ。むしろ、赤いガンダムを見た時には驚いたよ。しかも、まさかクワトロ大尉が乗っていたなんてな」
『また、知らない名前を』
『まぁ、こっちの世界では名乗らなかったからな、あの人はこっちでは』
「シャアっ」
同時にガバリと起き上がる。
これまでの出来事で繋がっていた。
ガンダムは、どちらの世界でも中心となっていた。
そして、赤いガンダムが求めていたのは、シャロンの薔薇。
それが一体、何なのか、私には分からない。
けれど、分からなくても、それがランガと繋がる手掛かりになるはず。
「だけど、どうしたら」
そんな私の考えを、まるで読むようにスマホにメッセージが来る。
見ると、そこには、あの日、スマホのメッセージ。
それはロックが外れる事。
そして、その先にジークアクスがある事。
『どうする?どうする?』
まるで、これからの行動を聞くようにハロが呟く。
だからこそ。
「決まっているよ、ランガと会う。その為だったら、なんでもするよ!」
ドゥー・ムラサメは生存する?
-
生存する
-
死亡する