機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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帰還

「……戻ってきたんだな」

 

コックピットの冷たい感触を手のひらに感じながら、俺は深く息を吐いた。

 

フェネクスの導きと共に、俺はマチュが待っている世界へと帰って来れた。

 

「元の世界か……」

 

外の景色を確認する。

 

先程までと変わらない暗い宇宙。

 

しかし、そんな宇宙の中で、見た事のない物が見えた。

 

それが、俺をこの世界に戻した要因だろう。

 

「けれど、まずは」

 

それと共に、ペイルライダーのシステムを確認する。

 

新型のビームマグナムとシールド。

 

それ以外はサザビーの予備パーツの装備の数々。

 

俺は周囲を確認する。

 

そこに見えたのは、マチュのジークアクスだ。

 

それと共に、俺はマチュの居場所を確認した。

 

「マチュっ」

 

ニュータイプとしての直感が、彼女の危険を訴えていた。

 

俺は咄嗟にペイルライダーを操縦して、マチュの方向へと向かう。

 

「ビグ・ザムがいる」

 

その視界に入ってきた巨大なビグ・ザムに目を細めた。

 

明らかにジークアクスの近くに迫っている。あの巨大な機体がマチュを狙っているのは明白だった。

 

「やらせるわけにはいかないっ」

 

俺はビームマグナムを構えた。この新しい武器の威力は未知数だったが、信じるしかなかった。

 

照準を定めると、ビームマグナムから放たれた光は想像以上の貫通力を示した。ビグ・ザムのIフィールドすら貫通し、巨体を爆散させた。

 

「危なかったな」

 

ビグ・ザムが消滅したことを確認すると同時に、周囲の状況を把握しようと周囲を見回した。

 

ギャンがマチュを取り囲んでいるのが見えた。

 

「なっ……!」

 

ギャンたちの驚愕の声が通信を通じて聞こえてくる。

 

目の前で起こっていることが信じられない。

 

トーリスリッター両肩から二つの小型兵器を射出した。まるで二本の角のような形状をしたそれらは、銀色の光を放ちながら宙を舞う。

 

「さぁ、行けよファンネル!!」

 

ランガの声が聞こえた。

 

ファンネルと呼ばれた小型兵器は、まるで意志を持つかのように複雑な軌道を描きながらギャンたちに向かっていく。

 

その速度は驚異的で、ギャンのパイロットたちが反応する前に二機が直撃を受けた。爆発の閃光が闇を切り裂く。

 

残りのギャンたちは混乱し、散開しようとする。しかし、ダブル・ホーン・ファンネルは容赦なく追いかけた。まるで猟犬のように的確な追尾で、次々とギャンを仕留めていく。

 

「くそっ……何なんだあの機体は……!」

 

エクザベの悔しげな声が聞こえる。

 

しかし、彼のギャンは盾を使ってファンネルの一撃を防いでいた。

 

眼前にいるギャン。

 

奴らに対して、俺は興味はない。

 

今は。

 

「ただいま、マチュ」

 

俺は、その言葉を継げた。

 

「おかえりっランガ!」

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
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