機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
「あっ! 魔理沙!大変よ!」
「なんだよ霊夢。そんなに慌てて……」
「ジークアクスの最新情報! ついにランガ君が帰ってきたわよ!」
「おっ! ついにランガの行方が明らかになったか!」
「そうなの! それだけじゃなくて、彼が新しい機体に乗って帰ってきたって!」
「新しい機体……? ペイルライダーじゃないってことか?」
「ええ! その機体について教えてくれる?」
「もちろん! 今回は帰還したランガの新たな機体について解説していくぜ!」
「お願いします!」
「それで、ランガ君の新しい機体って一体何なの?」
「そう焦るなよ。まず基本情報を整理しようぜ。ジークアクス最新話でランガはゼクノヴァから生還し、新たな機体に乗って戻ってきた。その機体こそが……トーリスリッターだ!」
「トーリスリッター……?また、聞いた事がない機体だね?」
「トーリスリッターは、ペイルライダーと同じゲーム作品のみで登場した機体でもあるんだ」
「そうなの」
「あぁ、元々はペイルライダーをベースに大規模な改修を施した機体で、型式番号と機体名称の変更が行われている」
「なるほど……」
「ではここで、本来のトーリスリッターの解説をしていくぜ」
「お願いね!」
「では、まずはじめに。本来のトーリスリッターは、戦争末期にジオン軍のマルコシアス隊が鹵獲したペイルライダーを、ネオ・ジオンが10年の歳月をかけて大規模な改修を施した機体だ」
「鹵獲って、奪ったってことよね?」
「そう。この改修により、ペイルライダーは実質的な最終バージョンに生まれ変わったんだ」
「でも、そんな機体がランガ君が乗るなんて不思議よね?」
「確かに不思議だ。ただし、トーリスリッターはペイルライダーの頭部メインブロックはそのまま使われているけど、全身のパーツはほぼ一新されていて、完全に別機体として生まれ変わっているんだ」
「それなら見た目が違っても納得できるわね」
「さらに、ネオ・ジオンとアナハイム・エレクトロニクスによる大規模改修に伴い、機体名称の変更も行われた。ペイルライダーが黙示録で担う役割からドイツ語で『死の騎士』を意味するトーリスリッターという名が与えられたんだぜ」
「死の騎士……ランガ君にぴったりの名前ね」
「だけど、実際のジークアクスに登場したトーリスリッターは少し違う。画像を見てみろよ」
「えっ?」
霊夢が差し出された画像を見ると、そこに映っていたのはトーリスリッターではなく、全く異なる形状のMSだった。
「これは……一体?」
「そう。トーリスリッターはジークアクスオリジナルの機体に改修されて登場しているんだ」
「全く異なる形状ってこと?」
「これって……本当にトーリスリッターなの?」
霊夢は目の前の画像に釘付けになっていた。そこに映し出されたのは、確かにペイルライダーの要素を感じさせる形状だが、明らかに原作とは異なる姿だった。
「おう。原作通りのトーリスリッターとは全く違う姿で登場したんだぜ。最初に見たときは私もびっくりしたよ」
魔理沙は肩をすくめながら笑った。
「なんでこんなに違うんだろう? サイドストーリーズじゃなくて、ジークアクス版なんだね」
霊夢が首を傾げる。
「ああ。公式ではトーリスリッターという名前になっていて、完全にジークアクスオリジナルの機体として登場しているんだ」
「トーリスリッターか……」
「しかし、このボディ構造を見てみろ。私は経緯はまだわからないけど、サザビーのボディを使っているんじゃないかと思っているんだ」
魔理沙が画像の特定部分を指差す。
「サザビー!?」
霊夢の目が丸くなった。
「そう。全体的にサザビーと似てるんだぜ」
「確かに……言われてみれば……」
霊夢も改めて画像を注視する。
「でも、どうしてサザビーのボディを使う必要があったんだろう?」
「それは、未だに謎だ。けれど、これまでの情報からして、ゼクノヴァの先にある世界において、ランガが手に入れたサザビーのボディはおそらくは逆襲のシャアに登場した物だと思われるぜ」
「それがνガンダムと同じカラーになっているなんて、かなり神秘的よね」
「あぁ、サザビーのボディにペイルライダーの頭部を移植した形になっているんだぜ」
「それって、かなり大胆な改造だね。でもなんでそんなことを?」
「あぁ、本来のトーリスリッターとは異なるとされているが、先程の解説にあった通り、ペイルライダーのボディを入れ替える形というのでは同じ意味があるんだ。そういう意味では、決して間違いではない。そして、このトーリスリッターの特徴はやはり、ファンネルだな」
「なるほど……サザビーのボディを使うことで新しい戦術が生まれたってことね」
霊夢が納得したように頷く。
「そうなんだ。そしてランガのトーリスリッターにはもう一つ大きな特徴があるぜ」
「えっ?まだ何かあるの?」
「そう!ファンネルだ!」
「ファンネル?確かに形はまるで違うけど」
霊夢が目を丸くする。
「ああ。これは、実物大νガンダム立像の壁面演出特別映像で登場したタイプで映画本編では出てこなかったんだ。それがジークアクスではついに初披露されたんだぜ」
「ええっ!そうだったの!?」
霊夢は驚きを隠せない。
「これがダブルホーンファンネル!従来の六器ファンネルから一転して大型のものを二基だけ使用している」
「二基だけ……それって強力なの?」
「それがな、その性能は今までのファンネルと段違いなんだ。背中のコンテナに収納されているこのダブルホーンファンネルはνガンダムのロングレンジ・フィン・ファンネルに近い性能を持っているんだぜ」
「ロングレンジ……つまり遠距離攻撃が得意ってことね」
「その通り!先行PVでは背中に装着したまま発射したり、放出後に二基を並べて大出力ビームを発射するシーンが描かれていた」
「へぇ~!それってかなりの威力になりそうね!」
「さらに驚くべきことに、手持ちにすることで大型のビームサーベルとしても使えるんだ」
「そんな使い方もできるの!?多彩すぎる!」
「そうなんだ!見た目も背部コンテナにはカバーが施されていて、側面には大型ファンネルを接続する専用の箇所があるんだぜ」
「へぇ~!凝ったデザインね」
「実物大νガンダム立像で披露されたものの、映画本編では未登場だったこのダブルホーンファンネルがジークアクスでついに初披露されたときには、多くのファンが驚いたんだぜ」
「確かに!そう考えると、ランガ君って、とんでもないわね」
「あぁ、そして、いよいよ物語は最終回を迎える!まさかの原典のガンダムが出てきたし、本当にジークアクスが気になるよね!」
「あぁ、最終回を含めた解説は、また次回だぜ!」
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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