機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
「ふむ」
その日、俺は学校に来ていた。
こちらでの俺がどのような学園生活を送っていたのか、あまり知らない。
けれど、学校に来た当初の様子は、色々と面倒であった事が覚えている。
周囲の視線は、ティターンズにいた頃のジェリドを始めとした面々が向けて来る視線によく似ていた。
だからこそ、学校にいた奴らが俺を気に喰わないのはよく知っている。
それ故に、気にしていなかったが。
まぁ、学校の立ち位置が決定的に変わったのは。
「おい、ランガ」
「…なんだ」
「さっさと金を寄越せよ、お前がいない間に、こっちは金がなくて困っていたんだぜ」「そうだぜぇ、お前、親が死んだから、その分、金は沢山あるんだろう」
そう、こちらを完全に舐め切った奴らがいた。
そこから大体察すると共に。
「下らねぇ」
「あぁ、なんだてめぇ」
俺が呆れると共に、その場から立ち去る。
俺の態度が気に入らなかった奴らは、周辺を見る。
おそらくは、これから行う事を誰にも言うな。
その程度の事だろう。
まぁ、尤も。
「おい」
「あぁ、なっ」
俺は、そんな奴らに向けて、声をかけると共に睨む。
戦場を知らない餓鬼は、それだけでビビる。
そして、動きを止める奴らを通り過ぎながら。
「殺すぞ」
その一言だけで、終わらせた。
以降は、どういう訳か、俺の事を裏番とか不良とか、勝手な噂を流される事になった。
最も、俺はそんな表で問題児をされるような行動はしていない。
していないのだが。
「ランガ」
「はい」
「また、夜中、ふらふらと出歩いていたでしょ。塾の帰りに見に行ったら、またいなかったよ」
「いや、そのぉ」
俺は、マチュに怒られてしまった。
それは、クランバトルに参加する為に、少し夜中に色々と行っていた為。
クランバトルは、あれ以降は、かなり参加するようになっており、順調に金は溜まっている。
尤も、俺の方に入る報酬は、少なめにしているが、何よりも金がかかると考えているのは、ペイルライダーを隠す為の手段。
あれが、世間にバレると面倒なうえにポメラニアンズの面々には既にバレている。
もしも、ジオンか連邦に知られたら、面倒な事は絶対に起きる為、これ以上知られないように。
「はぁ、本当に、ランガは最近、色々と不良っぽくなって、私も困るんだけど」
「あははは、ごめん」
「けど、まぁ、今日は会えて、良かった」
そう言って、マチュが、鞄から取り出したのは。
「はい」
「えっ」
そう、マチュから渡されたのは。
「…これは」
「チョコ、今日、何の日か忘れた?」
「…なんだっけ?」
本当に記憶はなく、首を傾げる。
すると。
「バレンタイン、まぁ義理チョコだけど、友達だから」
「あぁ」
s
それを聞いて、俺は納得した。
バレンタインか、そんな行事も確かにあったな。
「…」
ふと、思い出すのは、俺が所属していた部隊。
エゥーゴに合流する前に、所属していた部隊であり、あまり良い思い出はなかった。
ほとんどの奴らとは仲が悪く、同じペイルライダーが多く配置されていた。
わりと話せたのは、数名だけしかいなかったけど。
「レトはどうしているのかな」
そう、俺はぼそっと呟く。
「…彼女さん?」
俺の呟きが聞こえたのか、マチュはジト目で見る。
「いや、そんなのじゃないよ。ただの、知り合いかな」
そう、俺は呟いた。
今はもう、関係ない。
腐れ縁の。
ジークアクスの本編がそろそろ追いつきそうな時。
未だに放送日が決まっていない事もあり、もしかしたら、途中で番外編を挟んだりするかもしれませんが、よろしくお願いします。
ドゥー・ムラサメは生存する?
-
生存する
-
死亡する