機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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本心

その会話を行って、どれだけの意味があるのか分からなかった。

しかし、この時の俺は、どこか仮面を外して、本心で話していた気がする。

自分の、踏み込んで欲しくない部分まで剥き出しになったように。

 

「はぁ、それじゃ、俺は行く」

「うん、僕もそうさせて貰う」

 

互いに、既に話す事などなかった。

そして、会話が終わり、自然と出たのは、別れの挨拶だった。

俺の中に振り返る事が出来た事。

そして、これからも変わらずに行う事。

それらは全て決まった。

故に、俺は、変わらない。

 

「・・・そう言えば、名前、まだだったね」

「そう言えば、そうだな」

 

俺は、奴に眼を向ける。

 

「ランガ・ロード」

「シュウジ・イトウ、またね」

「あぁ」

 

そう、俺達は別れた。

これから、先、もしかしたら会う事はないかもしれない。

けれど、それはあり得ないだろう。

なぜか、それは、おそらくは。

 

「ニュータイプだからか?」

 

そう、呟きながら、俺は、そのまま用事を済ませて、家に帰る。

あまり、マチュに心配をかけないように。

そう考えて。

けれど。

 

「ランガ!」

「うわっと、なんだ、マチュ!?」

 

俺が家で1人、料理していると、マチュが勢い良く、ドアを開けて、入って来た。

その顔には怒りがあり、何やら、怒っているのが眼に見えて理解する。

何か、マズイ事でも。

もしかして、クラバをしている事がバレた。

そう考えていると。

 

「ランガって、機械に強かったよね!」

「えっ、いや、まぁ確かに強いけど、どうかしたのか?」

「お願い!少し協力して!」

 

そう言って、マチュは俺に見せたのは。

 

「んっ、何かの回路か?」

「私も、さっき、調べたんだけど」

 

そうして、俺に見せたのは。

 

「回路?」

「うん、モビルスーツの回路らしくてね、それを運び屋をしているらしいんだ」

「もしかして、マチュ、これを」

「違うよ、これを運んでいる子とぶつかって、私のスマホを壊したの」

「・・・ほぅ」

 

その言葉を聞いて、俺は頷く。

なるほど、つまりはマチュに怪我をさせかけたと。

 

「だから、修理代を払って貰う為にも捕まえたいの!だから、監視カメラとか色々と協力してくれないかな」

 

俺に対して、手を叩いて、頭を下げて、お願いをしている。

そのおかげで、俺の、今の眼を見られずに済む。

 

「勿論だよ、マチュ」

「本当!」

 

すると、嬉しそうに俺の方を見つめるマチュ。

彼女の言葉を肯定するように、頷く。

 

「あぁ、俺も力を貸すよ!」

 

そう言って、俺は、マチュの言葉を聞いて、彼女に協力する事にした。

それにしても、運び屋か。

 

「まぁ、殺しはしないよ、殺しは」

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
  • 死亡する
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