機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
宇宙から、サイド6から帰って来た。
何とか戻って来た俺達は。
「戻ってこれた」
「あぁ」
宇宙から帰って来た事もあり、息を吸う。
ゆっくりと、そのままコックピットから降りる。
互いに、その顔は見る。
「ランガ!凄かったよね!」
マチュのその顔は楽しそうだった。
先程まで、彼女が。
オメガサイコミュによって見えた光景。
その輝きを見た彼女は、それの虜になっていた。
対して、俺は、あの時の光景に少しだけ違和感があった。
「どうしたの、ランガ?」
「いや、少しな」
そうして、俺はザクの手に持っている物を確かめる。
無我夢中に使った物だが、それが本物なのか。
確かめるように、ゆっくりと近づく。
「っ」「あれ、これって、確かビームサーベルだっけ?」
ザクの手に持っていた物。
それがここにあるのは。
あの光景が、幻ではない事を理解した。
「あれ、ザクにこんなの持っていたっけ?」
「…さぁ」
マチュには、あの時の、あの光景は見えなかったのだろう。
そうしながらも、俺は少しザクを隠す。
「マチュ、とりあえずは送っていくよ」
「えっ、けど、これらはどうするの?」
「ふふんっ、そこは大丈夫大丈夫、俺がなんとかするから」
「いや、なんとかって」
「とにかく、また面倒なのが来る前に」
「うっうん、分かった」
そうして、俺はマチュを送り届ける事にした。
既に門限が過ぎている為に、マチュもさすがに帰らないと大変だと理解して、俺の言葉に従ってくれた。
そして、マチュを送り届けた後、俺はすぐにペイルライダーに乗る。
幸い、ズゴックの装甲のおかげで、パワーは十分にあり、そのまま運び込んだ。
「あれって、もしかしてシローなのか!?おい、お前、今までどこに」
それを運んできた事によって、ジェジーが文句を言っていた。
ポメラニアズの面々がこちらに尋ねてくる間に。
「お前達が色々と面倒な事をしたからだろ」
そうして、ガンダムとザクを収納した。
幸い、施設自体は壊れていないので、問題ない。
そのまま、終わらせると共に、アンキーがこちらの方に連絡する。
「それにしても、シロー、あなた、可愛い彼女がいたんだね」
「…やっぱりバレていたか」
他のメンバーにはバレないように、こちらに最低限の連絡をするように。
「色々と聞きたい事はあるけどね」
「…それは」
「ここでは無理かもしれないね。そちらも、周りにはその話を聞かれたくないだろ」
「…分かった」
その言葉を聞くと共に頷く。
今は、向こうの要求を断る訳にはいかない。
そのまま作業を終わらせながら、その思考を巡らせていく。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する