機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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第36話

「ふぅ、お腹、膨れた」

 

シュウジは俺から渡されたハンバーガーを食べ終えると、満足するように頷いた。

それは、マチュとニャアンも同じだった。

 

「それでランガのお願い事って、何?」

「んっ、マチュと一緒にクラバに出て欲しいってね」

「えっ」

 

俺の言葉に対して、驚きの声を出したのは、マチュではなくニャアンだった。

 

「えっ、もしかして、ランガも見たの!キラキラを!」

「キラキラ?」

 

それが一体何なのか、一瞬だけ疑問に思ったが、すぐにアムロさんを見た時の事だと理解した。

 

「キラキラと言うべきか分からないけど、たぶん、それだと思った」

「やっぱり!けど、ランガも!」

 

マチュは嬉しそうに笑みを浮かべる。

それと共に、シュウジは。

 

「見ただけかな」「・・・」

 

マチュは嬉しそうに笑みを浮かべる最中で、シュウジは意味深な笑みを浮かべる。

 

「さぁな」

 

それだけ言う。

そして。

 

(・・・えっと、何、この会話。かなり怖いんだけど。きらきら?ってのはまるで分からないし、オカルトっぽい会話で怖すぎるんだけど。というよりも、何、この三人。ランガはかなりヤバいと思っていたけど、マチュという子は、何をするか分からないし、シュウジという子はそれ以上にヤバいし)

 

ニャアンは、何やら考えている様子だった。

 

「それで、クラバだっけ?別に良いけど、ランガは出ないの?」

「あぁ、俺は少し事情があってな」

「そうなんだ」

 

シュウジの質問に対して、あえて深くは言わなかった。

それに対して、首を傾げながらも、そのまま頷いた。

 

「事情?」

「少しね、それで、あれは動かせるのか?」

「あぁ、この前ので、少しだけね、そういう意味では君の手を借りたいんだ」

「はぁ、まぁ良いけど」

 

俺の返答を聞くと、シュウジも嬉しそうに笑みを浮かべて、そのままマンホールを開く。

 

「それじゃ、案内するよ」

「あぁ」

 

シュウジは、そのまま案内を始める。

俺は、そのままシュウジの後ろを追う。

マチュも、また、そのまま俺の後ろについていく。

ニャアンは、何が起きているのか分からず、後ろについていく。

 

「あっあの、ランガさん」

「なんだ?」

「なんで、あの人にクラバに出すんですか?その、正直に言うと弱そうに見えるけど」

 

そう質問してくるニャアン。

けれど。

 

「なんだ、お前、気づいていなかったのか?」

「えっ?」

 

ニャアンは、その言葉が意味が分からずに首を傾げる。

すると、マチュは。

 

「あれ、そう言えば、ランガはどうやって知ったの?なんだか、前から知り合いだったような気がするけど」

「・・・」

 

まさか、こちらから質問が来るとは思わなかった。

少しだけ迷うが。

 

「まぁ、少し前に一緒に行動したんだ」

「行動って」

 

そうしている間にも、シュウジはドアを開く。

 

「着いたよ」

 

ドアを開いた先。

そこには、一つの巨人が立っていた。

その姿を見ながら、俺は近づく。

 

「あれって、やっぱり」

「あぁ、ガンダムだ」

 

そう、間近で見るのは久し振りだと感じる。

赤いガンダム。




ここで、突然ですがお知らせです。
ジークアクスの本編がいよいよ追いついてしまいました。
ジークアクスのテレビ放送でも、映画で既に公開した分を含めた話をするので、その間のオリジナル話で矛盾が出てしまう可能性があります。
なので、本編でのクラバ終了後に関しては、ランガの過去編。
主にZガンダムです。
なので、お楽しみに。

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
  • 死亡する
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