機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
リクエストの『ランガの初回クラバの周り(胴元やギャンブラー、アンキー率いるカネバン、ジオン等)の反応と直後の様子、その後の戦いの反応と戦闘シーン、ランガが不参加したマチュとシュウジのクラバの周りの様子と反応』を何回か分けて、投稿したいと思います。
「どうするんだよぉ!こっちのザク、完全に壊れているじゃないかよぉ!」
カネバン有限公司の本社。
そこで、ジェジーは嘆いていた。
眼前にあるザク。
それは今回のクラバに参加する為に用意していたザクだったが、先の騒動のせいでほとんど壊れてしまった。
「まぁ、元々おんぼろだったけど、あのランガ君だっけ?相当荒い操縦したから、もぅボロボロ。内部の回路もかなりヤバいねぇ」
「あの野郎っ今度会ったら、絶対に泣かす」
「学生相手に何を言っているんだ、お前は」
ボロボロの状態になっているザクを見ながらケーンは整備を行っている。
だが、既に使い物にならない事を察したようにため息を吐きながら愚痴る。
それを聞いたジェジーはこの場にいないランガに対して怒りを隠せない様子であったが、ナブはそれを呆れながらも止める。
そうして、騒がしい中で。
「邪魔するぞ」
聞こえた声。
それと共に見つめたのは、彼らには既に馴染みのあるメンバーの一人である。
「あれ、シロー君、珍しいね」
それは、ポメラニアンズにクラバでの彼らの頼もしい傭兵であるシローだった。
「あぁ、シロー!てめぇあの時はよくも連絡しなかったな」
「こっちも色々とあるんだよ」
ジェジーはすぐに噛み付くが、フードに隠れた目で睨む。
それだけで、ジェジーは黙る。
「それで一体どうしたんだい、わざわざ来るなんて」
シローを出迎えたアンキーはそのまま手元にあるハロを撫でながら問う。
「一応礼儀だと思ってな、今回のクラバ、俺は参加しない」
「なっ何を言っているんだお前はぁ!」
その一言にジェジーは思わず怒る。
「今度の試合に参加しなかったら、家はヤバいって、この前説明したばっかりだろうがぁ!」
「えぇ、それは俺としても少しマズイと思うんだけど。なんだか、シロー君らしくないけど」
ジェジーの声に反応しながらも、整備を手伝った事のあるケーンも驚きの声を出した。
その一言に対して、冷静に考えていたアンキーとナブは。
「ジオンの奴らに見つかるとマズイのか」
ナヴの言葉に、シローは頷く。
「はっはぁ?何を言っているんだ!お前が他の奴らにバレないようにってわざわざズゴックを被せたんだろう。だったら、バレる訳ないだろ」
「普通の軍人だったらな、けど、あの船に乗っている奴はヤバい。おそらくは戦っている姿を見られたら、一発でバレるからな」
「お前、本当に何者だよ」
そのシローの言葉に対して、ジェジーは呟くが。
「誰でも良いだろ、という事で、俺は不参加する。安心しろ、代わりの枠は準備している」
シローは、そう背中越しで呟くと。
「あのお嬢ちゃんかい」
アンキーは、そう尋ねた。
それに脚を止める。
「はぁ?何を言っているんだ、そんな訳「よく分かったな」はぁ?!」
ジェジーはため息を吐きながら否定しようとしたが、シローはそれを肯定した。
「理由を聞いても」
そう、問われると共に、シローはそのまま今は仕舞われているガンダムの方に指を指す。
「そのガンダム、俺も軽く調べたがオメガサイコミュというのがつまれていた」
「あぁ、なんか書かれていたけど、それってどういうシステムなのか、分からないけど」
「俺も詳細は分からない。だが、サイコミュというシステムはパイロットの動きをサポートするシステム。そして、あの時の動きを見る限り、パイロットの意思でそのまま操縦するシステムだと思う」
「そんなオカルト染みたシステム、本当にあるのか?」
「さぁな、けど、そうじゃないと素人の高校生があんな操縦出来るか?」
その言葉に、その場にいた全員が納得する。
「だったら、俺が乗ればそれは「サイコミュを操れるのはとある資質が必要だ。残念ながら、お前にはそれはない」なっ、断言出来るのかよ!」
その言葉と共に、シローはため息を吐きながら、そのままガンダムに、ジークアクスに乗る。
疑問に思う一同を余所に、ジークアクスは動き出す。
驚きながらも、ジークアクスは、そのまま動き出す。
そして、内部のカメラを見ると。
「嘘、本当に操縦桿を握らずに操縦しているよ」
「マジかよ」
信じられない光景。
それを見て。
「だったら、お前がそれに乗れよ!ジオンの最新機と無敵のパイロットが揃えば、無敵じゃないかよ!」
「だから言っただろ、俺はある意味出られないんだよ、今はな」
そうして、シローは、ジークアクスから降りる。
「という事だ、とりあえず伝える事だけは伝えた。マヴだからもう一人もなんとかする。あと」
それと共にシローは睨む。
「この事をあの子には話すなよ」
それだけ言い、シローは去って行った。
「はぁ、本当にあいつと会う度に心臓が止められると思うぞ」
「そうかい?俺は結構、話しているけど、面白い子だよ」
「礼儀は正しいからな、ジェジー、お前の場合は口が悪すぎるんだ」
「なっなんだと!」
そうしながら、三人はそのまま口喧嘩をする。
その中でアンキーは。
「さて、どこまで知っているのか、あの子は」
未だに多くの謎を抱えるシローにどのように探りをいれるべきか。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する