機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
俺達は、各々がガンプラを作り始めて、30分程経過した。
模型店には、ある程度だがガンプラを作る為に必要なニッパーなどが多く置かれている。
その質はかなり良く、制作を行っている間も、かなりすぐに造り上げる事が出来た。
「こんな感じで良いか」
そうしながら、俺は完成したペイルライダーを見つめる。
店にあったペイルライダーは、残念ながら俺が乗っていたティターンズによって改修されたDⅡではなく、最初に製造された際のタイプだ。
その姿には、少し前まで乗っていた懐かしさと共に、笑みを浮かべる。
「本当におかしいな」
あの時、戦争を行っていた。
ペイルライダーに乗っていた時には、敵を殺す為に。
本来ならば忌むべきはずの存在ではあるのは間違いない。
けれど、同時にこのペイルライダーは俺の命を守ってくれた相棒である。
そんなペイルライダーを眺めながら。
「うぅ、難しい」
隣にいるマチュは、ジークアクスの組み立てに苦戦をしていた。
ジークアクスは、その見た目からしてもかなり珍しく複雑な構造をしている。
モビルスーツの整備を行っていた経験もあってか、この手の作業は自然と得意となっていた俺はペイルライダーを組み立てるのに時間はかからなかった。
「というよりもランガ!なんでそんなに組み立てるのが上手いの!」
「いやぁ、なんか夢中になったら何時の間にね」
「ずるい」
そう、俺の方にマチュはジト眼で見つめる。
そんな眼で見られながら、俺は苦笑いをしながら。
「おいおい、カップル専用じゃないぞ、ここは」
「誰?」
ふと、声をかけられて俺達は見つめる。
そこにはガラの悪そうな奴らが二人いる。
「誰だと?俺達を知らないのか?」
「あの無敵のコンビであるガガ兄弟を」
「「知らん」」
俺達は同時に答える。
それと共に、俺は立ち上がる。
「マチュ、俺、もう一体ガンプラ組み立ててみる」
「あぁ、ズルい」
そうしながら、俺はそのままガンプラを買う為に向かおうとした。
「はぁ、まったく、とんだ腰抜けばっかりなのかよ」
「まぁ、これじゃ、ガンプラバトルをしたら、どっちも負けるから仕方ないがなぁ」
そう、挑発してきた。
「あぁ」「…」
それに対して、マチュはジト目で。
俺は、静かに。
「良いよ、だったら、これ組み上げたら勝負してやるよ」
「コンビだって、言ったね、だったら俺とマチュのコンビで戦ってやるよ」
俺もマチュも。
この二人からの挑戦を受ける事にした。
「ははぁ、だったら、そこのお嬢さんがガンプラを組み上げたら勝負をしようぜ」
「最も、そんな素組のガンプラで俺達のガデッサとガラッゾに勝てないけどなぁ」
挑発と共に奴らは、そのガンプラを見せつけるが。
関係ない。
俺は、そのままもう一つのガンプラに手に取る。
「負けてたまるか」
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する