機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
「出来た!」
その言葉と共にマチュは目の前にあるガンプラを完成させた。
苦戦をしながらも、完成させたジークアクス。
先程の奴らの挑発を受けていたマチュもまた、自信に溢れた様子だった。
「それにしても、ランガのそれって」
「あぁ、Zガンダムのシールドだ」
これからの戦いにおいて、ペイルライダーの盾だけでは状況が対応が難しい所も考え、防御と共に遠距離攻撃が行えるZガンダムのシールドや武装を採用した。
他にも腕部分もZガンダムのに変更しており、少し改造も行った。
「ほぅ、出来たのか」「見た事のないガンプラだが、俺達に勝てるかなぁ」
相変わらずムカつく奴だが、関係ない。
「やろう、マチュ」「うん、けどマチュって」
そう、何やら呆れながらも、俺はペイルライダーをセットする。
それと共に目の前に現れたのは球体型の操縦桿。
若干の違和感を感じながらも、俺はそのまま握る。
ゆっくりと息を吸い、その戦いに挑む為に。
「ランガ・ロード、ペイルライダー、行くぜ!」
そう、俺達は、各々の機体を発射させる。
本物の宇宙ではない。
まるでシミュレーションの中にいるような最中、聞こえて来たアラーム音。
「宇宙世紀の、それも地上での戦闘が前提のペイルライダーで、このガラッゾに勝てると思うのか!」
喧しい言葉と共に、眼前にいる灰色のモビルスーツであるガラッゾに乗る奴が迫る。
暗い宇宙の中で、ガラッゾの背中から赤い粒子を出しながら迫っている。
そのモビルスーツの性能は、俺が知っている宇宙世紀のどのモビルスーツとも特徴が違う。
「本当に別の世界みたいだな」
そうしながらも、俺はこの世界の独特の操縦桿を握りながら、変わらない相棒であるペイルライダーに語る。
「けど、負ける訳にはいかないよなぁ」
そう、今、守るべきマチュがいる。
ならば、負けるつもりはない。
「何が言っているようだけど、さっさと斬り刻めよぉ!」
その言葉と共にガラッゾは、両手を広げる。
広げると共に、ビームサーベルを爪のように鋭く展開し、まるで獲物を狙う猛禽のようだ。
その凶器を、俺に向けて、振り下ろす。
けれど。
「丸見えだ」「えっ」
しかし、俺は身体を軽やかに横に移動させ、その攻撃を悠々とかわす。
驚きの声を出すガラッゾ。
「まぐれで避けられただけだろうがぁ!」
そう、ガラッゾは攻撃を続ける。
だが、その攻撃はあまりにも単調であり、回避は容易だった。
そして―――、俺は目の前にある操縦桿を強く握った。
それは機体の背部スラスター出力を上げ、加速をしたことだ。
同時にフットペダルも踏み込む。
すると、機体は軽く宙に浮かぶと同時に瞬時に反応し、片手に持つシールドの先端をガラッゾに向ける。
その瞬間、シールドから発射されたのはグレネード・ランチャー。
「なっ」
そのまま放ったグレネード・ランチャーは、真っ直ぐとガラッゾに当たる。
爆風とともに炸裂する攻撃がガラッゾを正面から襲い、戸惑いを生む。
「くそっこの程度でぇ「追加だ」なぁ!」
隙が生まれたガラッゾに対して、手に持ったブルパップ・マシンガンでガラッゾの片腕に接近し、放った。
威力はあまりないが、それでも至近距離で放った事もあり、ガラッゾの腕を撃ち抜き破壊。
それにより、機体の動きに支障が出た。
さらに俺はもう片方の腕にも武器を構えようとした。
「舐めるんじゃねぇ!こいつなら弾き返してやるぜぇ」
しかし、それを遮り叫ぶガラッゾ。
「トランザム!」
その言葉と共に、ガラッゾの身体は赤くなる。
「これで、機体性能は三倍だぁ!」
そうガラッゾは、そのまま攻撃を仕掛けてくる。
けれど。
「三倍早くなっても、元から見えるんだよ」
「なっ」
俺は、ガラッゾが攻撃するよりも早く、機体を動かす。
そして、そのままの勢いでガラッゾの懐に入る。
同時に、俺はブルパップ・マシンガンでガラッゾに撃つが。
その攻撃は当たる事はなく、そのまま後ろに回り込み、シールドの先端をガラッゾに向けると、再びグレネードを放つ。
「このぉ!」
だが、今度は回避されたのか、爆発が起きるだけで終わった。
そんな俺の行動を見てか、怒りの声を上げるガラッゾは俺に対して攻撃を仕掛ける。
けれど……。
「遅い」「っ」
俺はそう、脚部に装着された3連装ミサイル・ポッドを一斉に発射する。
それによって、距離を離れた所で。
「終わりだ」
そのまま、両手に持ったビームサーベルで赤い粒子を放つ場所を斬る。
それが弱点だったように、そのままガデッサは。
「そんなっ馬鹿なっ」
爆散する。
こちらの戦いが終わり、俺はすぐにマチュの方を見る。
「さて、マチュは」
そう、俺はマチュの戦いを見る。
けれど、それは、俺の予想を遙かに超えている。
「マジか」
マチュもまた、動かしていた。
けれど、その動きは軽やかだった。
マチュが乗るジークアクスは、ガデッサが放つビームを避けていた。
まるで、未来を読むように。
「化け物っ!化け物っ!化け物っ!」
だが、マチュは。
「さっさと終わらせるぅ!」
その手に持ったビームアックスでガデッサに叩き込む。
防御しようとしたガデッサだが、俺からそれは見えていた。
「されるかよ」
俺はそのまま手を思いっきり引く。
「はぁ、それが一体、何の意味が」
そう、言い終える前にガデッサの背中は爆発する。
それは、ペイルライダーの背中に装着していた180mmキャノン砲。
だが、俺は奴が接近してきた際に、外した。
奴の至近距離で、一撃で仕留める場所を見計らい、ワイヤーでその引き金を引いた。
「なっ、狙撃っいや違うっどこから「余所見するなぁ!!」なぁ!?」
俺が行った攻撃で一瞬、防御の手を緩めたガラッゾに、マチュは容赦なく、ビームアックスでガラッゾに叩き込む。
ガラッゾは、その攻撃を正面から受け、爆散する。
「そんな、俺達が」「負けた」
それにより、奴らは意気消沈している。
だが、俺とマチュは。
「よしっ」「やったね!」
そのままハイタッチを行う。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する