機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
俺がティターンズからエゥーゴへと所属を変えた。その背景には、ティターンズでの過酷な訓練と戦闘経験が影響していた。エゥーゴへの参加は、新たな自由と平和を求めての決断だった。
しかし、エゥーゴからの人員は俺への印象はあまり良くない。特に、過去にティターンズとして戦った経験から、その存在自体が警戒される対象となっていた。
それでも、エゥーゴに所属を決めた以上は、その行動と決意を尊重すべきだという思いがあった。
「あの、ランガさん」
そう、俺が考えていると話しかけたのはカミーユだった。カミーユの声は静かで落ち着いており、その表情には一抹の不安が浮かんでいた。
「んっ、どうしたんだ?」
急に話しかけられ、俺は驚きを隠せなかった。その瞬間、カミーユが何か重要な話題を持っていることが分かった。
「俺に何か用か?」
突然、話しかけられたので、俺はすぐに聞いた。
「いえ、あの時は助けてもらって、ありがとうございます」
それと共に、カミーユが頭を下げた。
俺はそれに驚きを隠せなかった。
「いや、一体、何の事だ?」
俺は思わず返答した。
「香港でフォウを助けようとした時です」
そう、あの香港での戦いを思い出す。
あの時、フォウがサイコガンダムに乗っていた時。サイコガンダムの攻撃でピンチに陥った瞬間を救ったのは確かに俺だった。
「いや、俺もフォウさんを助けたかったから。ただ、無我夢中で動いただけだ」
その言葉が自然と口をついて出た。
「それでも、本当に助かりました」
カミーユが微笑んで言った。その微笑みには、感謝と安堵が混じっていた。
俺も少し安心した気持ちになりながら答えた。
「そう言ってもらえると嬉しいよ。でも、本当にフォウさんを助けられてよかった」
こうして、俺たちは少しの間静かに言葉を交わす時間を過ごした。
あの香港での出来事が心に浮かび上がる。
「・・・フォウを助けられると思いますか」
そして、カミーユは不安な思いを、俺に打ち明けた。その表情は不安と希望が交錯していた。
「なんで俺に?」
俺がそう尋ねると、カミーユは一瞬躊躇した後で答えた。
「そりゃ、こんな事、アムロさん達に言えると思いますか?」
その声には隠し切れない重みがあった。カミーユの心には、アムロや他の仲間たちに対する信頼と同時に、不安も潜んでいるのだろう。フォウという女性を助けるためには、信頼できる相手に相談する。その相手として、カミーユは俺を選んだのだ。
「そうだね、けれど」
俺は少し考えてから口を開いた。カミーユの真剣な眼差しを受け止めながら、自分自身の言葉を慎重に選び取った。
「フォウさんの心を開かす事が出来た。そんなカミーユだから頼める」
これは単なる言葉以上の意味を持つ。フォウという女性は、自分自身を守るために心を閉ざしてしまった。その心の扉を開くには、フォウ自身を深く理解し、共感できる人物が必要なのだ。カミーユはその人物だった。フォウと接する中で、カミーユ自身も変わっていった。その変化こそが、今後のフォウを救う鍵になる。
「・・・分かりました」
カミーユがそう答えると、その声には決意が込められていた。俺はその決意を感じ取りながら、心から期待する気持ちが湧き上がった。フォウを救うために、カミーユには多くの困難が待ち受けているだろう。しかし、その困難を乗り越える力があることを、俺は信じている。
「カミーユ、君ならきっとできる」
俺はさらに付け加えた。その言葉は単なる励ましではなく、本心からの信頼と期待だった。カミーユには、フォウという女性の心を再び開く力がある。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する