機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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過去:師弟の戦い

「ヤザンさん」

 

そう、俺はかつての師、ヤザンさんに動揺を隠せなかった。

 

ティターンズを裏切った以上、ヤザンさんと戦うのは必然だった。

 

ティターンズの中でも信頼出来る大人だった。

 

けれど、そんなヤザンさんと戦う事に。

 

その現実に心が揺さぶられる。

 

「ランガァ!」

 

そんな俺に対して、ヤザンさんは叫ぶ。その声には怒りと悲しみが入り混じっていた。

 

「戦場で会った以上は、どんなに親しい仲でも決して戦うのに躊躇するな!そう教えただろ!」

 

それは、敵に回った俺に対しても。師として、教えを説いた。その言葉には厳しい現実と深い愛情が込められている。

 

「・・・分かりました」

 

ヤザンさんに全力を出さない。それは、失礼だ。師として彼が教えてくれたこと、それは戦場での真実の意味だった。過去の感情を捨て去り、今この瞬間を生き抜くことこそが、本当の戦士の姿だと教えられた。

 

「行きます!!」

 

心の中で覚悟を決め、ペイルライダーの操縦桿を握り締める。その決意が俺の全身を貫く。

 

ギャプランが再び攻撃態勢に入る。

 

「それでこそ!俺の弟子だぁ!!」

 

ヤザンさんの叫びが宇宙の闇に響き渡る。その声には師弟の絆と戦士としての誇りが込められていた。ギャプランが鋭い光を放ちながら、ビームサーベルが伸びる。その刃が煌めきながら空間を切り裂く。

 

ペイルライダーとギャプラン。

 

二つの機体が激突する瞬間、そのビームサーベルの光が交差する。

 

ビームサーベルによる衝突が、宇宙空間に光の爆発を引き起こす。両者の機体が震え、力と力の激突が生じる。その衝撃波が周囲の宇宙空間に広がり、星々が揺れる。

 

俺はペイルライダーの操縦桿を握り締め、全力で戦う。師との対決は想像以上に過酷であり、その戦いに全力を注ぐ。

 

「ランガ!せっかくの師弟対決だ!どうせならば楽しもうぜぇ!!!」

 

ヤザンさんの叫びが再び耳に届く。その言葉には深い感情が込められており、その意味が胸に突き刺さる。

 

ペイルライダーとギャプランが再び交差し、激しい光の衝突が宇宙空間を照らす。二機のモビルスーツが宇宙の闇を駆け巡り、その速度と力が戦場を支配する。

 

俺はペイルライダーの操縦桿を操り、その反応に身を任せる。ギャプランが瞬時に変形し、その動きはまるで生き物のように滑らかだった。俺はその変形に対応しようと試みるが、その速さに追いつくのは難しい。

 

「ヤザンさん!!」

 

叫びながら、俺はペイルライダーを操り、反撃を試みる。ビームサーベルを振りかざし、その刃が宇宙を切り裂く。だが、その刃はギャプランに届かない。

 

「戦場で感情に流されるな!ランガ!」

 

ヤザンさんの叫びが再び響き渡る。その言葉に俺は冷静さを取り戻し、戦闘に集中する。ペイルライダーの動きが加速し、その力が最大限に発揮される。

 

互いに距離を開け、ビームライフルで撃ち合う。

 

ビームは当たらない。

 

だが、そのビームは各々の他の敵機体に当たっていく。

 

「狙いは正確だな!だけど!!」

 

ギャプランは瞬時に変形する。

 

その一瞬の変形に対応出来ず。

 

「狙いもバレバレなんだよ!!」

 

ペイルライダーの両腕が破壊されてしまう。その瞬間、機体が揺れ、コックピット内に警報が響き渡る。その破壊音が耳に残る。

 

「っ」

 

衝撃が全身を貫き、コックピット内に不快な振動が伝わる。両腕の破壊は俺の心にも深い傷を残した。だが、それでも戦う意志を捨てることはできない。

 

「まだ、終わっていない!!」

 

俺は決意を新たにし、ペイルライダーを加速させる。その瞬間、機体が激しく震え、加速感が体に襲いかかる。俺はペイルライダーをギャプランに向けて突進させる。

 

その瞬間、ペイルライダーがギャプランを蹴り飛ばす。

 

蹴ると共に、脚部3連装ミサイル・ポッドを放つ。ミサイルが宇宙空間を舞い、その光が闇を照らす。その爆発がギャプランに直撃し、その機体が吹き飛ばされる。

 

「やっぱり面白いなぁ、お前は」

 

ギャプランのパイロットの声が再び響き渡る。その声には驚きと興奮が混じっていた。ギャプランの両腕の武装が破壊され、その機体が揺れる。その瞬間、俺は勝利を確信した。

 

「どうやら、まだ終わりそうにないな」

 

ギャプランが再び変形し、その機体が離脱する。その瞬間、戦場に静寂が戻る。俺はペイルライダーを操り、その場から離脱する。

 

「・・・なんとかなったか、とにかく離脱しないと」

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
  • 死亡する
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