機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
そして、いよいよ、ジークアクスも。
ペイルライダーの改修作業を行っている間、俺は出撃する事は出来なかった。
それは、ただ単に任務が終わったという意味ではなく、ペイルライダーという機体の修理やメンテナンスが必要だったからだ。
俺の心の中では、ペイルライダーを再び戦場に送り出したいという思いが強く、その作業を見守る一方で、何か新しい動きが起きていないかと常に気を配っていた。
だが、そうしている間にも、多くの出来事が起きていた。
「アクシズ?アクシズって確かジオンの残党でしたっけ?」
「そこと手を組む事になったんですか?」
「あぁ、今日は交渉しに行くらしい」
その言葉と共に、俺達はアクシズへと向かった。
アクシズへの道中、その内部についての話が続いた。
「アクシズの中はまるで時が止まっているようだって聞いたぜ。ジオン共和国の文化がそのまま残っているらしい」
「興味深いな。ジオンの文化を生で見られる機会なんて滅多にない」
その会話を聞きながら、俺はアクシズへの期待と不安が入り混じった複雑な心境を抱えていた。
そしてアクシズの内部に足を踏み入れると、その光景はまさに時間の流れを忘れた空間だった。
建物の外観から内部装飾まで、すべてがジオン共和国の文化に染まっていた。
正直に言えば、俺の中での復讐の相手。
けれど、今は、手を組む関係だ。
そしてアクシズの中心人物と言える人物が現れる。
「よく来たな」
「っ」
そう現れた女性に、俺は驚きを隠せなかった。
その人物を容姿は知っている。
けれど。その名前を口にする勇気は無かった。
「マチュ」
そう静かに呟くと、その言葉は静かな空間に響き渡り、俺の声は自分でも驚くほどに小さく震えていた。
すると俺がその名を呟いたのが気づいたのかこちらを見る。
「お前が確かティターンズの裏切り、エゥーゴに入ったペイルライダーのパイロットか」
俺の方に近付き、話しかける。
「はいっランガ・ロードです」
その瞬間、自分の声が緊張と決意で震えているのを感じた。
「改めて、ハマーン・カーンだ」
その名前を耳にした瞬間、彼女が知っているマチュの本名であるアマテ・ユズリハとは違う。
けれど。
「・・・ふっ」
ハマーンさんは、そのまま俺を見つめながら、去って行った。
「・・・違う」
そう、違う。
あの時、マチュは死んだはず。
そう頭で理解しているのに。
「ランガさん?」
「ごめん、なんでもない」
そんな俺を心配するようにカミーユが話しかける。
それでも、俺は他の皆を心配させないように笑顔を浮かべた。
その後、交渉は、失敗に終わり、そのまま牢獄に入れられた。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する