機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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過去:過去は迫り続ける

俺はすぐに出撃する。

 

真っ直ぐと、先程までの雑念を振り払うように。

 

眼下には新たな機体が見える。

 

その特徴から可変型モビルスーツである事は一目で理解する。

 

同時に、その機体から感じるプレッシャーで、誰が乗っているのか、理解する。

 

「・・・ヤザンさん達か」

 

その新型に乗るのが、俺にとっては恩人とも言えるヤザンさん達である事は理解した。

 

それは向こうも同じだった

 

しかし。

 

「戦場で会ったら、容赦はしない!そうですよね!」

 

その言葉と共に、俺は新たなペイルライダーの武装の一つである試作型シェキナーを構える。

 

ジャイアント・ガトリングとメガ・ビーム・ランチャーの特性が合わさった機体であり、試作型という事もあって、冷却面の問題が多くあった。

 

だが、それ故に。

 

「威力はかなり高い!」

 

それと共に、試作型シェキナーから連続でビームを発射。

 

「そのペイルライダー、やはりランガだったか!」

 

「・・・ヤザンさん」

 

「お前の実力、見させて貰うぜ!このハンブラビでなぁ!」

 

その一撃一撃は、スピードを売りにしている可変型モビルスーツに対しては天敵だろう。

 

だが。

 

「その程度で俺を落とせると思うな!」

 

そう叫ぶヤザンさんのハンブラビは、三機が連携を取りながら回避行動を取る。

 

そして、一機のハンブラビがビームライフルによる反撃。

 

俺はすぐさま、そのビームを回避。

 

更に別のハンブラビが、ビームサーベルを抜きつつ接近。

 

俺もそのハンブラビに向けて、試作型シェキナーからビームを発射を続ける。

 

互いに互いに手の内を知っている。

 

だからこそ、問題になるのは、互いに知らない武装だろう。

 

そして俺のペイルライダーには、その新たな武装がある。

 

俺は試作型シェキナーのビーム発射を続けつつ、ヤザンさん達に接近する。

 

「その程度では!」

 

ヤザンさんは三機のハンブラビの連携で回避。

 

俺もまた、試作型シェキナーの発射を続けていく。

 

その最中、ハンブラビの間にクモの巣状にワイヤーを展開していた。

 

「これはっまさか!」

 

そのまま、俺は捕縛されてしまう。

 

このままでは終わるはずがない。

 

だからこそ、俺は。

 

「はああぁぁぁぁ!!」

 

ツヴァイ・ハンダーをシールドからソードへと変形させ、瞬時にワイヤーを斬り裂く。

 

「なるほど、そのペイルライダーは下手な最新型よりも厄介だな」

 

「ヤザンさん」

 

「お前と戦うのを楽しみにしているぞ」

 

それと共に、ヤザンさんは、そのまま退却する。

 

このペイルライダーでは、追いつくのは難しい。

 

「・・・」

 

まるで、俺の過去が。

 

どんどん迫るような。

 

そんな勘違いをしてしまうように。

 

「・・・どうすれば良いんだよ、俺は」

ドゥー・ムラサメは生存する?

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