機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
過去の出来事によって集中する事が出来なかった。
死ぬ事はなかったが、未だに不安が拭う事は出来ない。
その最中で
「カミーユ?」
「ランガさん」
「どうしたんだ?」
俺は帰還したアーガマに戻ると、カミーユとファが泣いて抱き合っている所を見つける。一体何があったのだろうか。それにカミーユとファアは一体どうして。そんな事を考えていると、カミーユが話しかけてくる。
「・・・レコアさんがっ行方不明になったんです」
「なんだって」
その言葉に、俺は驚きを隠せなかった。カミーユとファにとって、レコアさんは面倒をよく見てくれた人物だ。その人物が戦場で行方不明になったのは、カミーユとファにとって辛い出来事だ。だからこそ、カミーユとファが抱き合いながら泣いているのも理解できる。俺もまたその辛さは理解できる。
「カミーユ、ファ」
「・・・」
「辛いだろう。でもそれでもカミーユとファは生きていかなきゃならないんだ。だから・・・だから今は泣くんだ。そしてその後は前を向け。それが亡くなった人への最大の供養だ」
俺はカミーユとファの2人に向けてそう告げる。その言葉に、カミーユとファは更に泣き崩れる。だがそれでもいい。今はただ泣く事だけに徹すればいい。
そうしながら俺もまた自分が情けない事に気づく。過去の事に囚われていた。そのせいでカミーユとファに辛い思いをさせた事に気づく。だからこそ俺は。
「・・・俺はもう迷わない」
目の前にいる2人は、幼馴染みだと聞く。それはかつての俺とマチュのように。そしてもしかしたら続いていたかもしれない関係だ。マチュ本人かどうか分からないハマーンさんに心が迷う。そうしている間に2人の内のどちらかが死んでしまったら。それこそ後悔する。
「迷っている内に大切な誰かが死ぬのなら」
それならば迷わない。俺はそう決心する。迷うという事は俺にとっては大切な誰かが死んでしまうという事だ。それは俺にとって耐えられない。だからこそ俺は迷わない。迷わずただ前だけを向く。
「・・・それが」
俺はそのままペイルライダーの元へと向かう。その覚悟をまるで宣言するように見つめる。
「俺の罪ならば背負ってやるよ」
その言葉と共に自分自身に誓う。
これから先どんな困難が待ち受けようとも、一度決めた道を決して曲げない。
それがカミーユやファへの償いでもあり、自分自身への戒めでもある。
そんな誓いを見つめていたように。
ペイルライダーが光ったように見える。
それがどのような意味なのか、俺は理解していなかった。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する