機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
ジャミトフさんを殺した犯人が、シロッコである事。
ジャミトフさんの死を利用して、自分の都合の良いように動かそうとするバスク。
その2人が、今、俺が殺すべき相手だと理解した。
「カミーユ、悪いが先に帰ってくれ」
「ランガさんは一体」
「・・・俺は、俺の敵を殺す」
その言葉をカミーユ達に残して、向かう。
向かった先で、既に戦闘は始まっていた。
あの場で、ハマーンさんがいた事は分かっており、彼女の機体が3つの機体に囲まれていた。
既にデータで見た2機のモビルスーツ。
その特徴と、状況を考えれば、おそらくはサラとレコアの2人だろう。
そして、そこから考えれば、未知のモビルスーツに乗っているのは。
「シロッコ!!」
その叫びと共に、俺はシェキナーでビームマシンガンを放つ。
ビームの弾幕によって、ハマーンさんを襲おうとしていた2機を離し、スタン・ワイヤーがシロッコの機体に絡みついた瞬間、一瞬の静寂が訪れた。
次の瞬間、電撃が激しく放たれ、空気中に火花が飛び散る。シロッコの機体が電撃に包まれ、俺は一気に接近する。
だが、その瞬間、シロッコの機体が驚異的なパワーを発揮し、俺をハンマー投げのように振り回した。
空中で身体が激しく揺れ、意識が一瞬遠のいた。
それでも、俺はビームマシンガンでシロッコのモビルスーツを狙い続ける。
「この程度で!」
シロッコの声が響く。
俺はグレネード・ランチャーを放ち、周囲の空気が熱を帯びる。シロッコは瞬時に回避し、その動きに俺もまた瞬時に反応する。
「まさか、君のような冷静な少年がこのような激昂に囚われるとはな」
挑発的に言うシロッコ。
「あぁ!だから、これは逆恨みだよ!!」
それと共に、シェキナーの引き金を引く。
ビームは、そのまま放たれた。
周囲は瞬間的に光と炎に包まれる。
しかし、シロッコは笑みを浮かべ、「青いな!」と叫びながらビームライフルを構える。
その瞬間、俺の眼前にビームが迫る。避けられないと思ったその時、ハマーンさんのモビルスーツが介入し、シロッコのビームを遮った。
ハマーンさんの冷静で鋭い判断力に助けられたと感じながら、俺は彼女の隣に着地する。
「助かったぞ、少年」
ハマーンさんの声が通信越しに聞こえる。
「・・・いえ、俺はただ」
「シロッコを殺したいのだろ、ならば問題ない」
ハマーンさんは笑みを浮かべながら答える。
「今、この場においては私達は背中を預ける味方同士だ」
その言葉に俺は強く頷き、敵への集中力を高める。
前方にはシロッコのモビルスーツ。それに対峙する俺とハマーンさん。
激しい戦闘が再開される瞬間、俺は決意を新たにし、構える。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する