機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
「・・・カツ、どういうつもりだ」
俺はそう、こちらに攻撃を仕掛けたカツに向けて言う。
「なんで、あんたがハマーンと協力しているんだ。何よりもっなんでサラを見殺しにっ」
カツはそう叫びながら、俺の方に向けて言った。
そう言えば、カツはシロッコの元にいたサラという少女に騙されていたと聞く。
そして、今回の1件も、そのサラという子の為に動いていたと聞く。
「・・・なるほどな、お前からしたら俺は裏切り者であり、わざわざ見殺しにした相手という訳か」
「なんでだっ!」
そう、こちらに問いかけた答え。
俺は、それに対して。
「見殺しではない。もしも、俺が動けたら殺すつもりだ」
「あんたはっ」
俺の言葉にカツは怒りを隠せない様子だった。
「けれど、カツ、お前が俺を殺すというならば好きにしろ」
「えっ」
「俺自身が復讐の為に生きてきた。そんな俺が誰かの復讐の対象になって殺されても文句は言えないよ。けれど、これだけ覚えておけ」
それと共にカツへと俺は警告する。
「復讐の為に戦い始めた先に待っているのは、決して幸福なんてない」
俺はその言葉と共に、見つめる。
それに対して、カツは震えており。
「カツっ何をやっているんだ!」
「カミーユ」
聞こえて来た声は、こちらに救援に来たカミーユだった。
「カミーユっ邪魔をするなっ俺は」
「カツ、ランガさんは味方だ」
「違うっ、こいつはハマーンと共闘したんだっジオンとっ」
カツは、そのまま自分の無実を告げるように叫ぶ。それに対して、俺は否定しない。
「シロッコをあの場で倒す為に手を組んだ。けれど、裏切るつもりはない」
「・・・分かりました。カツ、戻るぞ」
「だけどっ」
「ランガさんは裏切っていないし、ジオンと手を組んだのも、シロッコを殺す為だ」
「っ」
カミーユの言葉に、カツは動かなくなった。
そのまま、俺達は戻る事にした。
そんな中で、カミーユは俺を見る。
「ランガさん、一体何があったんですか」
「・・・恩人が死んだ」
「えっ」
「まぁ、カミーユ達にとっては敵のボスである事は変わりない。それでも殺された」
「それは」
「その時の遺言でな、俺はシロッコとバスクの二人を必ず殺す事にした」
俺の言葉を聞いて、カミーユは、迷っていた様子だった。
「辛くないですか」
「・・・どこか覚悟していたからな。あの人も死ぬ事を。何よりも不思議な事にあの時よりも痛くないんだ」
あの時の、マチュを失った時と比べれば、あまり痛まない。
それは、俺自身、人間らしい感情が欠けてきたからだろう。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する