機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
グリプス2内部に侵入したシロッコ。
シロッコの操るモビルスーツ、ジ・Oを俺とクワトロ大尉は追っていた。
ジ・Oはその速度と機動性を活かして巧みにレーザー砲へと近づいていった。
だが、その背中をハマーンさんは追撃する。
彼女の瞳には冷酷な決意が宿っていた。
「レーザー砲を潰そうと言うのかい!」
ハマーンさんの言葉通り、シロッコの狙いはレーザー砲を破壊することだった。
彼がこれを行うことでコロニーレーザー全体の機能を停止させようとしていた。
「ティターンズの戦艦を潰させるわけにはいかんのだ!」
シロッコの声には狂気と決意が交じり合っていた。
それと共にシロッコが降り立つと同時に。
「こいつがレーザー発振器か!これを破壊すれば・・・!」
グリプスの破壊を始めた。
その手に持つビームサーベルで次々と装置を切り刻んでいく。
その姿はまるで壊れた人形のように不気味だった。
「くっ、グリプスを止めさせるものか!」
クワトロ大尉の叫び声には必死さが滲んでいた。
彼はすぐにシロッコの機体に接近する。
クワトロ大尉の動きは迅速で的確だった。
シロッコの操るジ・Oに対して、ビームサーベルを振るう。
「死にに来たか!」
シロッコもまた、それに気づくと共に手に持ったビームサーベルで受け止める。
彼の瞳には狂気と歓喜が交錯していた。
俺もまた、それに加勢しようとしたが、背後から迫るハマーンさんの存在に気づく。
「ハマーンさんっ」
俺の声は恐怖と緊張で震えていた。彼女との対決が避けられないことが分かっていたからだ。
「そこを退け!少年!」
叫びと共にハマーンさんが操るキュベレイもまたビームサーベルを振るう。
彼女の姿には冷徹さと決意が漂っていた。
俺は、瞬時にツヴァイ・ハンダーで受け止める。
この武器は強力だが扱いが難しく、一歩間違えば自らも危険に晒される。
俺とクワトロ大尉は背中合わせになりながらも、眼前にいる敵の攻撃を受け止める。
互いに背中を守りながら戦うという状況は緊張感をさらに高めていた。
「少年!私の元に来い!」
「ハマーンさんっ」
眼前にいるハマーンさんは、その言葉を再度問いかける。
「君はここで失うのは惜しい、それは本音だ。何よりも、君が望む物はそこにあるのか」
「ランガ!惑わされるな!」
それと共にクワトロ大尉の言葉が響く。
俺はその声を聞きながらも、心の中で葛藤していた。
ハマーンさんの言葉には一理あった。
しかし、自分自身の信念や仲間たちへの忠誠心もまた重要だった。
「俺はまだ迷っているんです。でも……」
俺は言葉を絞り出すように続けた。
「でも、この場で何が正しいのか、それは未だに分からない。それでも!」
俺は、ツヴァイ・ハンダーを振り払う。
「俺は!俺の守りたい物を守ります!だからこそ!戦う!」
振り払う事によって、ハマーンさんを吹き飛ばす事が出来た。
「私が気圧される程のプレッシャー!」
それと共に、ハマーンさんが距離を置く。
その間に、俺はシロッコの方を見る。
「シロッコっ」
シロッコはその攻撃を受け止めながらも不敵な笑みを浮かべていた。
「面白い!その程度で私を止められると思うな!」
それと同時だった。
それは完全に盲点だっただろう。
シロッコのモビルスーツから飛び出たのは隠し腕。
その腕はそのまま振り上げられ、ペイルライダーの両腕を切り落とされる。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する