機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

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憎しみの始まり

サイド6の近くまで来る。

俺はその手にあるザクマシンガンの円盤型の弾倉を、こちらに追ってくるザクに向けて投げる。

それと同時に、その手にあるヒートホークを弾倉に向けて、投げる。

 

「よっと」

 

投げられたヒートホークは、そのまま弾倉に当たると共に、その内部に残っている弾が、暴発。

そのまま、周囲にあるスペースデブリに当たると、そのまま爆煙を上がる。

サイド6から、少し離れているので、被害はそれ程なく、俺はそのままサイド6のドアを開ける。

 

「なんで、ここから」

「・・・色々と知っているからな」

 

そのドアが開かれた事。

それは、俺のかつての記憶が嘘ではない事が証明された事でもあった。

誰も知られていないだろうサイド6の僅かな場所。

多くの人が住む為に、広大過ぎるサイド6の、誰も知られない場所。

ペイルライダーが、そこに入ると共に、ゆっくりと動かしていく。

それと共に、辿り着いた場所に、俺はそのままペイルライダーを座らせ、エンジンを切る。

 

「・・・ふぅ」

 

それと共に、落ち着きを取り戻すと。

 

「さて、もう、出ても良いぞ」

「ごっごめん」

 

そのまま、ニャアンはすぐにペイルライダーから跳びだした。

それと共に、少し離れた所で、吐いた。

 

「・・・やっぱり、ここはあるんだな」

 

同時に思い出すのは、あの時。

全てが始まった、あの事件の時。

目の前で、マチュを、家族を全て、失った。

当時、何が起きたのかなんて、分からなかった。

ただ、一つ、分かった事として。

それを行ったのが、俺達と同じ人間である事。

何が起きたのか分からなかった当時の俺だが、怒りに身を任せていた。

ある程度、覚えておけと習っていたMSの操縦。

一年戦争が終わった後に、覚えておく必要があるのか、分からなかったが。

失った後、偶然ではあるが、近くに捨てられたジムを見つけた。

既にパイロットは逃げていた後だと思われた為、俺はそのまま乗り込んだ。

その場所が、丁度、ペイルライダーがいるこの場所だった。

 

「思えば、あの偶然がなかったら」

 

そのまま、俺はジムに乗り込み、飛んだ。

どこも行く当てもない。

ただ、その時に、偶然だった。

とある船が、ザクに襲われていた。

当時の俺は、怒りに任せての行動だった。

訓練された軍人と、ただの素人の子供。

本来ならば、それだけで勝負にならなかった。

しかし、当時の俺は、全てを失い、復讐をする相手も見つからなかった。

だからこそ、俺は、捨て身での攻撃を行った。

結果だけ言えば、ザクを破壊する事が出来た。

同時に限界を迎えたジムもまた破壊しそうになった。

だが、ザクに襲われていた船の船員に救助されていた。

 

『まさか、こんな子供が』

『なんで、こんな子供がっ』

『・・・分からぬ、だが、我々は既に知っているはずだ。子供ではあるが、確かに撃ち倒した事を』

 

それと共に、俺を助けたと思わせる船員の代表が俺に問いかける。

 

『君は、何を望む』

 

そう、問いかけられた。

だからこそ、俺は。

 

『復讐したいっ、俺の故郷を奪った奴らをっ』

『・・・ならば、来るが良い。君が復讐すべき相手を、君と同じスペースノイドと戦う力を』

 

それが、俺が、始めにティターンズに入るきっかけとなった。

ジャミトフ・ハイマンとの出会いでもあった。

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
  • 死亡する
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