機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
地下通路。
普段、コロニーであまり使われていない箇所であり、監視カメラもない。
そこには戦う2つの機影があった。
マチュは操縦レバーを握り締め、相手を見つめる。
「あれは、シュウジが操っているガンダムとは違って、白いガンダム」
彼女はそう言いながらも、眼前にいるアムロが操るガンダムを睨みつける。
「見せて貰うよ、ランガの言う程の実力があるのかっ」
それと共にマチュの操るジークアクスが真っ直ぐと走り出す。
高い性能の持ち、人体に近い動きをスムーズに行えるジークアクスは、通常のモビルスーツでは対応する事の出来ない動きを見せる。
「行くっ」
マチュはそう言うと、真っ直ぐに突進をし、腰に装備されたヒートアックスを取り出し、振るう。
その動きは人体に近い動きであり、対応するのが難しい。
「ほう」
しかし、アムロが操るガンダムは素早く動いて、その攻撃を躱す。
マチュはそれに対して驚きながらも、更にジークアクスを動かし、攻撃を続ける。
「速いっ!」
マチュは思わず声をあげるが、それでも彼女は諦めずに攻撃を続ける。
「確かに動きは良い、機体も良い、才能はある」
マチュの動きを見ながらも、アムロは彼女に対してそう言葉を送る。
「だが、経験はない」
彼はそう言うと、ガンダムを動かす。
マチュが振るったヒートアックスを躱すと、そのまま素早く回り込み、ジークアクスの左腕を掴む。
「なっ!」
彼女が驚きの声をあげると、アムロはそのままジークアクスを力任せに投げ飛ばす。
ジークアクスの重量はかなりの物であり、通常のモビルスーツでは到底持ち上げる事は出来ない。
しかし、ガンダムはそれを可能とした。
ジークアクスはまるで紙屑のように地面に叩きつけられる。
「うわあっ」
マチュは悲鳴を上げながらも、何とかジークアクスを立て直す。
そして、再びガンダムに向かって走り出す。
「面白いっ」
マチュはそう言うと、再びヒートアックスを振るう。
だが、やはりその動きはアムロに見切られていた。
「ふんっ」
ガンダムはその攻撃を回避すると、ジークアクスの頭部に拳を叩き込む。
重い一撃がジークアクスに響き渡る。
そのまま、壁際まで押し込まれる。
「ぐっ!」
マチュは苦悶の声をあげながらも、なんとか反撃を試みようとする。
しかし、アムロはそれよりも早く動いた。
再びジークアクスの頭部に拳を叩き込み、更に蹴りを叩き込む。
その一撃はジークアクスの頭部を粉砕し、そのまま後ろに吹き飛ばす。
「きゃあっ!」
マチュは悲鳴を上げながらも、何とか機体を立て直す。
だが、すでに彼女には反撃する余力は残されていなかった。
「なかなかの腕だ。まさかたった一ヶ月でこれとは、確かにランガが才能があると言うだけある」
そう、アムロはかつての自分と重ねるようにマチュに言葉を投げかけた。
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する