機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
コロニーの夜の街。
フラナガンスクールを首席で卒業したばかりの彼は、イズマコロニーの夜の街を急いでいた。
すると、後ろから何者かの気配を感じた。
彼は素早く振り返り、気配を探った。
すると、背後に黒いフードを被った何者かが立っていた。
彼はすぐに身構えたが、フードの人物が手に持ったナイフを突き出してきた。
彼はナイフを避けて反撃しようとしたが、フードの人物は素早く身を翻し、彼の背後に回り込み、彼の体を強く押さえつけた。
「動くな」
冷たい声とともに、エクザベの首筋に鋭い刃物が押し当てられた。
夜の静寂の中、その冷たい金属が彼の肌をほんの少し傷つける感触が、恐怖と共に彼を凍りつかせた。
「舐めるなっ」
彼は反射的に身を捩り、反撃しようとした。軍人として鍛え上げられた肉体と戦闘技術は、彼を守るための強力な武器であるはずだった。
「全く、そんな分かりやすい動きで戦うんじゃないよ」「なっ」
そんなエクザベに対して、黒いフードの人物は、彼を瞬く間に地面に叩きつけた。彼の体は地面に激しくぶつかり、一瞬意識が遠のいた。
「はぁ、こういうのは面倒なんだけどな」
黒いフードの人物は、そう呟きながら、エクザベを地面に固定させたまま。
「別に俺はお前と争う気はない。ナイフを突きつけたのも悪かった。けどまぁ、分かるだろ。こちらの立場も」
ボイスチェンジャーで声を隠しながら、エクザベに問いかける。
「まさか、お前っガンダム・クァックスを奪った一般人っ」
「クアックス、なるほどそんな名前だったのか」
そうしながらも、黒いフードの人物は納得したように頷いた。
「まぁ、どちらでも良い、君に聞きたいのは一つ。そのクァックスにあるオメガ・サイコミュ。あれは一体何なんだ?」
「あれはっ、その」
「機密事項か、まぁ、そうだよな、そんなのを話せる訳ないよな」
黒いフードの人物はため息を吐く。
「・・・まぁ、その内、話したくなるようになる方法はあるけどな」
そのまま、エクザベの前にわざわざナイフをちらつかせる。
「何を」
「昔、とある所でエンコ、つまりは指を一本落とすというのがあるんだ」
「なっ」
「嘘をつく度にに指を落とす。最初は左手の指を一本、次は二本。そして最後には、右手の指まで。最後には両手がなくなってしまう。そんな拷問の一種。お前、やってみるか?」
そう言って、黒いフードの人物はナイフをエクザベの指元に置く。
それに対して、エクザベは恐怖しながら。
「本当に、ほとんど知らないんだ!あの事は!!」
そう必死に叫んだ。
その言葉に対して、黒いフードの人物は。
「・・・嘘ではなさそうだなぁ、はぁ、全く、無駄足のようだったな」
それだけ言い、黒いフードの人物はそのまま立ち上がる。
その瞬間にエクザベは恐怖から解放されると共に、気絶した。
「・・・やべぇ、やりすぎた。やっぱり、あの人が行った拷問はやり過ぎたか?」
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する