機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界 作:ボルメテウスさん
「あの軍人からは詳しい情報は結局は得られなかったな」
その呟きと共に、俺へと繋がりそうになるコートとナイフを処分した。
あの軍人を見つけ出す事は比較的に簡単にでき、制圧は簡単だった。
しかし、肝心の本人は、俺が欲しかった情報は持って折らず、ジークアクスの事は結局分からなかった。
「・・・それにしても、あの軍人、あっさりと情報を吐いたけど、本当に軍人なのか?いや、よく考えたら既に戦争が終わっているのだから、あれぐらいが普通なのか?」
そんな疑問を余所に、俺はジークアクスの事を考える。
「手掛かりがあるとすれば、やはりあれか」
そうしながら、俺が向かったのはペイルライダーを格納している場所。
普段は、ペイルライダーに乗る時ぐらいにしか使わない場所だが、今回、俺が用があるのはペイルライダーではなく、ビームサーベル。
「あの時の現象は未だに分からないけど、確かにあれはガンダムだ」
謎も多く、あの機体にどのような力があるのか分からない。
それでも。
「何か意味があるかもしれないから」
それと共に、俺はビームサーベルに僅かに残されたデータのサルベージ作業を開始した。
「元々、データを他の陣営に渡っても問題ないように基本的なデータしかないけど、凄いなこのνガンダム」
νガンダムというのは、簡単に言えば、かつてアムロさんが乗っていたガンダムを進化させた存在。
ガンダムMk-Ⅱよりもさらに発展しており、様々な状況に対応する事が出来、さらにはサイコミュまで搭載されている。
それらのデータを詳しく解析している内に分かった事としては。
「νガンダムのシステムは、ジークアクスと似ている部分が多い。もしかして、あの時の現象は互いのサイコミュと干渉した結果で生まれたのか?」
それを知ると共に、俺はさらに詳しい事を知りたくなった。
けれど、残念ながら、ビームサーベルには、そこまで詳しい情報はない。
「それでも、収穫はあった。丁度、ペイルライダーの強化プランも考えなきゃいけなかったからな」
ジオンからの増援が来た時、現状のペイルライダーだけでは対応出来ない。
「まぁ、その前になんとか地球へと行く手段を探すか」
マチュが以前言っていた地球への夢。
それを叶える為にも、色々と調べておく必要がある。
何よりも、一番優先しなければいけないのは、マチュの安全。
クラバを通して、マチュの中にある何かが解放されている感じはある。
けれど、それを止める事はおそらくは出来ないだろう。
だからせめて。
「せめて、悲劇を起こさないように」
ドゥー・ムラサメは生存する?
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生存する
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死亡する