機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

96 / 175
新たな置き土産

「あの軍人からは詳しい情報は結局は得られなかったな」

 

その呟きと共に、俺へと繋がりそうになるコートとナイフを処分した。

あの軍人を見つけ出す事は比較的に簡単にでき、制圧は簡単だった。

しかし、肝心の本人は、俺が欲しかった情報は持って折らず、ジークアクスの事は結局分からなかった。

 

「・・・それにしても、あの軍人、あっさりと情報を吐いたけど、本当に軍人なのか?いや、よく考えたら既に戦争が終わっているのだから、あれぐらいが普通なのか?」

 

そんな疑問を余所に、俺はジークアクスの事を考える。

 

「手掛かりがあるとすれば、やはりあれか」

 

そうしながら、俺が向かったのはペイルライダーを格納している場所。

普段は、ペイルライダーに乗る時ぐらいにしか使わない場所だが、今回、俺が用があるのはペイルライダーではなく、ビームサーベル。

 

「あの時の現象は未だに分からないけど、確かにあれはガンダムだ」

 

謎も多く、あの機体にどのような力があるのか分からない。

それでも。

 

「何か意味があるかもしれないから」

 

それと共に、俺はビームサーベルに僅かに残されたデータのサルベージ作業を開始した。

 

「元々、データを他の陣営に渡っても問題ないように基本的なデータしかないけど、凄いなこのνガンダム」

 

νガンダムというのは、簡単に言えば、かつてアムロさんが乗っていたガンダムを進化させた存在。

ガンダムMk-Ⅱよりもさらに発展しており、様々な状況に対応する事が出来、さらにはサイコミュまで搭載されている。

それらのデータを詳しく解析している内に分かった事としては。

 

「νガンダムのシステムは、ジークアクスと似ている部分が多い。もしかして、あの時の現象は互いのサイコミュと干渉した結果で生まれたのか?」

 

それを知ると共に、俺はさらに詳しい事を知りたくなった。

けれど、残念ながら、ビームサーベルには、そこまで詳しい情報はない。

 

「それでも、収穫はあった。丁度、ペイルライダーの強化プランも考えなきゃいけなかったからな」

 

ジオンからの増援が来た時、現状のペイルライダーだけでは対応出来ない。

 

「まぁ、その前になんとか地球へと行く手段を探すか」

 

マチュが以前言っていた地球への夢。

 

それを叶える為にも、色々と調べておく必要がある。

 

何よりも、一番優先しなければいけないのは、マチュの安全。

 

クラバを通して、マチュの中にある何かが解放されている感じはある。

 

けれど、それを止める事はおそらくは出来ないだろう。

 

だからせめて。

 

「せめて、悲劇を起こさないように」

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
  • 死亡する
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。