機動戦士Gundam GQuuuuuux 逆転した世界   作:ボルメテウスさん

98 / 175
警戒信号

ポメラニアンズへと、その日、俺とマチュは向かう事にした。

道中で、気になったようにマチュは首を傾げながら。

 

「そう言えば、ランガって、あそこに最初に行った時とは違って、なんでそんなにフードを被っているの?」

「うぅん、そうだね、実はあそこでクラバに出ているんだけど、その時に正体を隠していたんだ」

「えっ、聞いていない!なんで教えてくれなかったの!」

「いやぁ、モビルスーツは偶然拾った奴だから、見つかったら」

「えぇ、何それ!今度、見せてよ!」

「今度な、それに今日はちょっとって」

 

そう、俺達は雑談しながらも目的地であるポメラニアンズへと向かう途中。

何やら鳴き声が聞こえた。

見てみると、ポメラニアンが誰かに向かって、吠えているのが見える。

 

「はぁ、全く、少しごめんな」

「あぁ、うん」

 

俺がそう言うと共に、その騒ぎの中心であるポメラニアンに近づく。

 

「おぉい、駄目だぞ」

 

俺がそう、ポメラニアンに視線を合わせるように言う。

すると、ポメラニアンは、俺の方に向くと一瞬だけビクリとする。

それと共に、そのままお腹をこちらに見せてきた。

 

「良い子だ、本当に、飼い主が無責任だと本当に困るなぁ」

「なっ、てめぇシロー!なんで」

「少し用事があったんだよ、それよりも」

 

俺がそう言いながら立ち上がる。

それと共に、俺は一瞬で警報が鳴る。

 

「あら、あなたがもしかして噂のズゴック使いさん」

「・・・」

「えっ、らっじゃなかった、シロー?」

 

ふと、俺の様子が変わった事に対して、マチュは俺の方に話しかけてきた。

けれど、俺はマチュを前に出させないようにする。

 

「・・・一体、何の用だ」

「カネバンに用があって来たのだけど、まさか一番会いたかったあなたに会えるとはね」

「・・・俺にだと」

 

彼女は、そう言って、俺の方に問いかける。

顔だけ見れば、ほんわかとした穏やかな女性に見える。

実際にしゃべり方も雰囲気も。

けれど、先程から直感が囁く。

目の前にいるこいつは危険だ。

 

「あなた、赤いガンダムの事、知っているのでしょ」

「・・・」

 

その言葉が口に出ながらも、俺は答えない。

何よりも、今、ここで話すのは面倒だ。

 

「・・・先に行っていてくれないか、俺はちょっとこの人と話をしてくる」

「えっ、ちょっとシロー」

「ごめんなさいね、えっと、ガールフレンドの人でしたか。少し、彼を借りるわね」

「いや、その前にあなたは誰なんですか」

 

マチュは思わず問いかけてしまった。

それに対して、彼女は笑顔で答えた。

 

「シイコ・スガイよ」

ドゥー・ムラサメは生存する?

  • 生存する
  • 死亡する
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。