騎士王転生の天之河光輝、異世界に降り立つ。(元 天之河光輝成り代わり物)   作:ゼロさん

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しゃあ!オリジナル・ヒロイン!(タフ未読)

ヒロインは軍人系盲信崇拝絶壁ガリガリボディー娘にする(予定)

というかプロットなんてゼロなのでどういう展開にするか迷うんだよね。キャラ増やしすぎて出し切れねぇ…

後学校でストレス溜まる事あったので淫夢を突っ込む。うちの高校は淫夢ネタが現役なんだ。同級生が野獣先輩ダンス集団で踊ってて目が死んだ…by2月17日のゼロさん


ありふれた展開で洗脳教育

「さて、お前等には戦闘訓練を受けてもらおうと思う」

 

 

 

 フェアベルゲンを追い出されたハジメ達が、一先ず大樹の近くに拠点を作って一息ついた時の、ハジメの第一声がこれだった。拠点といっても、ハジメがさり気なく盗ん……貰ってきたフェアドレン水晶を使って結界を張っただけのものだ。その中で切り株などに腰掛けながら、ウサミミ達はポカンとした表情を浮かべた。

 

 

 

「え、えっと……ハジメさん。戦闘訓練というのは……」

 

 

 

困惑する一族を代表してシアが尋ねる。

 

 

 

「そのままの意味だ。どうせ、これから十日間は大樹へはたどり着けないんだろ? ならその間の時間を有効活用して、軟弱で脆弱で負け犬根性が染み付いたお前等を一端の戦闘技能者に育て上げようと思ってな」

 

「そうだよ」(同意)

 

「な、なぜ、そのようなことを……」

 

 

 

 ハジメの据わった目と全身から迸る威圧感。ついでに光輝の野獣のような眼光にぷるぷると震えるウサミミ達。シアが、あまりに唐突なハジメの宣言に当然の如く疑問を投げかける。

 

 

 

「なぜ? なぜと聞いたか? 残念ウサギ」

 

「あぅ、まだ名前で呼んでもらえない……」

 

 

 

 落ち込むシアを尻目にハジメが語る。

 

 

 

「いいか、俺がお前達と交わした約束は、案内が終わるまで守るというものだ。じゃあ、案内が終わった後はどうするのか、それをお前等は考えているのか?」

 

「そうだよ」(天丼)

 

ハウリア族達が互いに顔を見合わせ、ふるふると首を振る。カムも難しい表情だ。漠然と不安は感じていたが、激動に次ぐ激動で頭の隅に追いやられていたようだ。あるいは、考えないようにしていたのか。

 

 

 

「まぁ、考えていないだろうな。考えたところで答えなどないしな。お前達は弱く、悪意や害意に対しては逃げるか隠れることしかできない。そんなお前等は、遂にフェアベルゲンという隠れ家すら失った。つまり、俺の庇護を失った瞬間、再び窮地に陥るというわけだ」

 

「「「「「「……」」」」」」

 

 

 

全くその通りなので、ハウリア族達は皆一様に暗い表情で俯く。そんな、彼等にハジメの言葉が響く。

 

 

 

「お前等に逃げ場はない。隠れ家も庇護もない。だが、魔物も人も容赦なく弱いお前達を狙ってくる。このままではどちらにしろ全滅は必定だ……それでいいのか? 弱さを理由に淘汰されることを許容するか? 幸運にも拾った命を無駄に散らすか? どうなんだ?」

 

 

 

 誰も言葉を発さず重苦しい空気が辺りを満たす。そして、ポツリと誰かが零した。

 

 

 

「そんなものいいわけがない」

 

 

 

 その言葉に触発されたようにハウリア族が顔を上げ始める。シアは既に決然とした表情だ。

 

 

「そうd「黙ってろ光輝」ク〜ン…」

 

 

「そうだ。いいわけがない。ならば、どうするか。答えは簡単だ。強くなればいい。襲い来るあらゆる障碍を打ち破り、自らの手で生存の権利を獲得すればいい」

 

 

「……ですが、私達は兎人族です。虎人族や熊人族のような強靭な肉体も翼人族や土人族のように特殊な技能も持っていません……とても、そのような……」

 

 

 

兎人族は弱いという常識がハジメの言葉に否定的な気持ちを生む。自分達は弱い、戦うことなどできない。どんなに足掻いてもハジメの言う様に強くなど成れるものか、と。

 

 

 

ハジメはそんなハウリア族を鼻で笑う。

 

 

 

「俺はかつての仲間から〝無能〟と呼ばれていたぞ?」

 

「え?」

 

「〝無能〟だ〝無能〟。ステータスも技能も平凡極まりない一般人。仲間内の最弱。戦闘では足でまとい以外の何者でもない。故に、かつての仲間達は俺を〝無能〟と呼んでいたんだよ。実際、その通りだった」

 

「(私の事は黙っとこう…)」

 

 

ハジメの告白にハウリア族は例外なく驚愕を顕にする。ライセン大峡谷の凶悪な魔物も、戦闘能力に優れた熊人族の長老も、苦もなく一蹴したハジメが〝無能〟で〝最弱〟など誰が信じられるというのか。

 

 

 

「だが、奈落の底に落ちて俺は光輝と強くなるために行動した。出来るか出来ないかなんて頭になかった。出来なければ死ぬ、その瀬戸際で自分の全てをかけて戦った。……気がつけばこの有様さ」

 

 

 

淡々と語られる内容に、しかし、あまりに壮絶な内容にハウリア族達の全身を悪寒が走る。一般人並のステータスということは、兎人族よりも低スペックだったということだ。その状態で、自分達が手も足も出なかったライセン大峡谷の魔物より遥かに強力な化物達を相手にして来たというのだ。実力云々よりも、実際生き残ったという事実よりも、最弱でありながら、そんな化け物共に挑もうとしたその精神の異様さにハウリア族は戦慄した。自分達なら絶望に押しつぶされ、諦観と共に死を受け入れるだろう。長老会議の決定を受け入れたように。

 

 

 

「お前達の状況は、かつての俺と似ている。約束の内にある今なら、絶望を打ち砕く手助けくらいはしよう。自分達には無理だと言うのなら、それでも構わない。その時は今度こそ全滅するだけだ。約束が果たされた後は助けるつもりは毛頭ないからな。残り僅かな生を負け犬同士で傷を舐め合ってすごせばいいさ」

 

 

 

それでどうする? と目で問うハジメ。ハウリア族達は直ぐには答えない。いや、答えられなかったというべきか。自分達が強くなる以外に生存の道がないことは分かる。ハジメは、正義感からハウリア族を守ってきたわけではない。故に、約束が果たされれば容赦なく見捨てられるだろう。だが、そうは分かっていても、温厚で平和的、心根が優しく争いが何より苦手な兎人族にとって、ハジメの提案は、まさに未知の領域に踏み込むに等しい決断だった。ハジメの様な特殊な状況にでも陥らない限り、心のあり方を変えるのは至難なのだ。

 

 

 

黙り込み顔を見合わせるハウリア族。しかし、そんな彼等を尻目に、先程からずっと決然とした表情を浮かべていたシアが立ち上がった。

 

 

 

「やります。私に戦い方を教えてください! もう、弱いままは嫌です!」

 

 

 

樹海の全てに響けと言わんばかりの叫び。これ以上ない程思いを込めた宣言。シアとて争いは嫌いだ。怖いし痛いし、何より傷つくのも傷つけるのも悲しい。しかし、一族を窮地に追い込んだのは紛れもなく自分が原因であり、このまま何も出来ずに滅ぶなど絶対に許容できない。とあるもう一つの目的のためにも、シアは兎人族としての本質に逆らってでも強くなりたかった。

 

 

 

不退転の決意を瞳に宿し、真っ直ぐハジメを見つめるシア。その様子を唖然として見ていたカム達ハウリア族は、次第にその表情を決然としたものに変えて、一人、また一人と立ち上がっていく。そして、男だけでなく、女子供も含めて全てのハウリア族が立ち上がったのを確認するとカムが代表して一歩前へ進み出た。

 

 

 

「ハジメ殿……宜しく頼みます」

 

 

 

 言葉は少ない。だが、その短い言葉には確かに意志が宿っていた。襲い来る理不尽と戦う意志が。

 

 

 

「わかった。覚悟しろよ? あくまでお前等自身の意志で強くなるんだ。俺は唯の手伝い。途中で投げ出したやつを優しく諭してやるなんてことしないからな。おまけに期間は僅か十日だ……死に物狂いになれ。待っているのは生か死の二択なんだから」

 

「私も協力しよう。」

 

ハジメ達の言葉に、ハウリア族は皆、覚悟を宿した表情で頷いた。

 

「ハジメ殿、光輝殿……宜しく頼みます」

 

 

 

言葉は少ない。だが、その短い言葉には確かに意志が宿っていた。襲い来る理不尽と戦う意志が。

 

 

 

「わかった。覚悟しろよ? あくまでお前等自身の意志で強くなるんだ。俺達は唯の手伝い。途中で投げ出したやつを優しく諭してやるなんてことしないからな。おまけに期間は僅か十日だ……死に物狂いになれ。待っているのは生か死の二択なんだから」

 

 

 

 ハジメの言葉に、ハウリア族は皆、覚悟を宿した表情で頷いた。

 

〜〜〜(魔物との戦闘ダイジェスト)〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ああ、どうか罪深い私を許しくれぇ~」

 

 

「ごめんなさいっ! ごめんなさいっ! それでも私はやるしかないのぉ!」

 

 

「ふっ、これが刃を向けた私への罰というわけか……当然の結果だな……」

 

「族長! そんなこと言わないで下さい! 罪深いのは皆一緒です!」

 

「そうです! いつか裁かれるときが来るとしても、それは今じゃない! 立って下さい! 族長!」

 

「僕達は、もう戻れぬ道に踏み込んでしまったんだ。族長、行けるところまで一緒に逝きましょうよ」

 

「お、お前達……そうだな。こんな所で立ち止まっている訳にはいかない。死んでしまった彼(小さなネズミっぽい魔物)のためにも、この死を乗り越えて私達は進もう!」

 

「「「「「「「「族長!」」」」」」」」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「やっぱ種族全体がヤベーな…」(小声)

 

(ハウリア)騎士王天之河光輝異世界に降り立つ(遭遇?)Part72

 

679:名無し転生者

それはそう()

 

 

680:名無し転生者

で…どんな感じにするんだ?訓練。

 

 

681:騎士のプーさん

まぁそれは後でのお楽しみに…

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

だぁーーー! やかましいわ、ボケッ! 魔物一体殺すたびに、いちいち大げさなんだよ! なんなの? ホント何なんですか? その三文芝居! 何でドラマチックな感じになってんの? 黙って殺れよ! 即殺しろよ! 魔物に向かって〝彼〟とか言うな! キモイわ!」

 

 

 

 そう、ハウリア族達が頑張っているのは分かるのだが、その性質故か、魔物を殺すたびに訳のわからないドラマが生まれるのだ。この訓練開始から二日、何度も見られた光景であり、ハジメもまた何度も指摘しているのだが一向に直らない事から、いい加減、堪忍袋の緒が切れそうなのである。

 

 

 

ハジメの怒りを多分に含んだ声にビクッと体を震わせながらも、「そうは言っても……」とか「だっていくら魔物でも可哀想で……」とかブツブツと呟くハウリア族達。

 

 

 

更にハジメの額に青筋が量産される。

 

 

 

見かねたハウリア族の少年が、ハジメを宥めようと近づく。この少年、ライセン大峡谷でハイベリアに喰われそうになっていたところを間一髪ハジメに助けられ、特に懐いている子だ。

 

 

 

しかし、進み出た少年はハジメに何か言おうとして、突如、その場を飛び退いた。

 

 

 

訝しそうなハジメが少年に尋ねる。

 

 

 

「? どうした?」

 

 

 

少年は、そっと足元のそれに手を這わせながらハジメに答えた。

 

 

 

「あ、うん。このお花さんを踏みそうになって……よかった。気がつかなかったら、潰しちゃうところだったよ。こんなに綺麗なのに、踏んじゃったら可愛そうだもんね」

 

 

 

 ハジメの頬が引き攣る。

 

 

 

「お、お花さん?」

 

「うん! ハジメ兄ちゃん! 僕、お花さんが大好きなんだ! この辺は、綺麗なお花さんが多いから訓練中も潰さないようにするのが大変なんだ~」

 

 

 

ニコニコと微笑むウサミミ少年。周囲のハウリア族達も微笑ましそうに少年を見つめている。

 

 

 

ハジメは、ゆっくり顔を俯かせた。白髪が垂れ下がりハジメの表情を隠す。そして、ポツリと囁くような声で質問をする。

 

 

 

「……時々、お前等が妙なタイミングで跳ねたり移動したりするのは……その〝お花さん〟とやらが原因か?」

 

 

 

 ハジメの言う通り、訓練中、ハウリア族は妙なタイミングで歩幅を変えたり、移動したりするのだ。気にはなっていたのだが、次の動作に繋がっていたので、それが殺りやすい位置取りなのかと様子を見ていたのだが。

 

 

 

「いえいえ、まさか。そんな事ありませんよ」

 

「はは、そうだよな?」

 

「ハハッ…」(憔悴)

 

苦笑いしながらそう言うカムに少し頬が緩むハジメ。そしてついでに対応に疲れた光輝。しかし……

 

 

 

「ええ、花だけでなく、虫達にも気を遣いますな。突然出てきたときは焦りますよ。何とか踏まないように避けますがね」

 

 

 

カムのその言葉にハジメの表情が抜け落ちる。幽鬼のようにゆら~りゆら~りと揺れ始めるハジメに、何か悪いことを言ったかとハウリア族達がオロオロと顔を見合わせた。ハジメは、そのままゆっくり少年のもとに歩み寄ると、一転してにっこりと笑顔を見せる。少年もにっこりと微笑む。

 

 

 

そしてハジメは……笑顔のまま眼前の花を踏み潰した。ご丁寧に、踏んだ後、グリグリと踏みにじる。

 

 

 

呆然とした表情で足元を見る少年。ようやくハジメの足が退けられた後には、無残にも原型すら留めていない〝お花さん〟の残骸が横たわっていた。

 

 

 

「お、お花さぁーん!」

 

 

 

少年の悲痛な声が樹海に木霊する。「一体何を!」と驚愕の表情でハジメを見やるハウリア族達に、ハジメは額に青筋を浮かべたままにっこりと微笑みを向ける。

 

 

 

「ああ、よくわかった。よ~くわかりましたともさ。俺が甘かった。俺の責任だ。お前等という種族を見誤った俺の落ち度だ。ハハ、まさか生死がかかった瀬戸際で〝お花さん〟だの〝虫達〟だのに気を遣うとは……てめぇらは戦闘技術とか実戦経験とかそれ以前の問題だ。もっと早くに気がつくべきだったよ。自分の未熟に腹が立つ……フフフ」

 

「ハ、ハジメ殿?」

 

「光輝ィ!?」

 

「此処にいるよハジメェェェ!?」

 

「よぉし!」

 

不気味に笑い始めたハジメに、ドン引きしながら恐る恐る話しかけるカム。その返答は……

 

ドパンッ!

 

 

 

ドンナーによる銃撃だった。カムが仰け反るように後ろに吹き飛び、少し宙を舞った後ドサッと地面に落ちる。次いで、カムの額を撃ち抜いた非致死性のゴム弾がポテッと地面に落ちた。

 

 

 

辺りをヒューと風が吹き、静寂が支配する。光輝は、気絶したのか白目を向いて倒れるカムに近寄り、今度はその腹を目掛けて蹴りを撃ち込んだ。

 

 

 

「はうぅ!」

 

 

 

悲鳴を上げ咳き込みながら目を覚ましたカムは、涙目でハジメと光輝を見る。ウサミミ生やしたおっさんが女座りで涙目という何ともシュールな光景をよそに、ハジメは宣言した。

 

 

 

「貴様らは薄汚い〝ピッー〟共だ。この先、〝ピッー〟されたくなかったら死に物狂いで魔物を殺せ! 今後、花だの虫だのに僅かでも気を逸らしてみろ! 貴様ら全員〝ピッー〟してやる! わかったら、さっさと魔物を狩りに行け! この〝ピッー〟共が!」

 

 

 

ハジメのあまりに汚い暴言に硬直するハウリア族。そんな彼等にハジメと光輝は容赦なく発砲した。

 

 

 

ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!

 

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!!

 

 

 

わっーと蜘蛛の子を散らすように樹海へと散っていくハウリア族。足元で震える少年がハジメに必死で縋り付く。

 

 

 

「ハジメ兄ちゃん! 一体どうしたの!? 何でこんなことするの!?」

 

 

 

ハジメはギラリッと眼を光らせて少年を睨むと、周囲を見渡し、あちこちに咲いている花を確認する。そして無言で再度発砲した。

 

 

 

次々と散っていく花々。少年が悲鳴を上げる。

 

 

 

「何だよぉ~、何すんだよぉ~、止めろよぉハジメ兄ちゃん!」

 

「黙れ、クソガキ。いいか? お前が無駄口を叩く度に周囲の花を散らしていく。花に気を遣っても、花を愛でても散らしてく。何もしなくても散らしていく。嫌なら、一体でも多くの魔物を殺してこい!」

 

 

 

そう言いつつ、再び花を撃ち抜いてくハジメ。少年はうわ~んと泣きながら樹海へと消えていった。

 

 

 

それ以降、樹海の中に〝ピッー〟を入れないといけない用語とハウリア達の悲鳴と怒号が飛び交い続けた。

 

 

 

種族の性質的にどうしても戦闘が苦手な兎人族達を変えるために取った訓練方法。戦闘技術よりも、その精神性を変えるために行われたこの方法を、地球ではハー○マン式と言うとか言わないとか……

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて…ハジメがハー◯マンに覚醒してから少しあと…

この作品のオリ主はどんな訓練をしていたかというと………

 

配信モード起動

 

「分かったかい?キミ達がやるべき事。」

 

「「「ハイ!私達は天之河光輝様の敵を全て◯すのが使命です!」」」

 

「良くわかったね、以前まで命が可哀想どうこう言っていたメスガキ共とは思えないよ。」

 

「「「ありがとうございます!」」」

 

「さて…点呼!!」

 

「壱号!」

 

「弐号!」

 

「参号!」

 

 

「「「天之河光輝専用諜報暗殺部隊此処に!」」」

 

 

「さて…まぁさっき言ったけどさ…キミ達は(ハー◯マン式)訓練の中で見込みがあったメス共な訳だけど…キミ達は『殺し』を覚えてもらう…正直ついて来れなかったら躊躇無く捨てるよ。」

 

「「「ハイ!!!」」」

 

「よし!じゃぁ訓練開始!」

 

 

690:害悪トレント

(性的な)調教と(カリスマで)洗脳を初手でやるのは(倫理的に)ルールで禁止(倫理的に不味い)スよね?

 

 

691:騎士のプーさん

貴方が言うの???というか異世界(の奴隷身分に貴方のスタンスだと)はルール無用だよね?

 

 

692:暗殺剣

そうだぞ(ロアナプラ)

 

 

693:風の海賊

そりゃあ…殺してねえしセーフだろ(死んだ方がいい世界)

 

 

694:キボウ

まあそうですね(ケンガン絶命トーナメント)

 

 

695:英雄志望

自分に依存させる方法は俺が教えたぞ。自分の事を心の底から頼って来るのは最高なんだ。

 

 

696:パーフェクト機械王

正直俺は依存させ具合間違えたけど必死に自分を求められるのは最高だぜ!

 

 

697:騎士のプーさん

 

「さて…訓練成績は弐号が今回はトップか…」

 

「は…ハイ!」

 

「さてと、キミはどんなご褒美がいい?」

 

「じ…自分は…『貴方様の体の肉』をください…」

 

「…へえ………所でさ、キミは何故強さを求めるんだい?」

 

「こ…光輝様のお役に立ちたいのです…自分は貴方様のお役に立つために産まれてきたと気づかされた為に…」

 

「嘘でしょ、それ。」

 

「!?………ハイ♡ですがお役に立ちたいのは本当ですンッグゥ!?♡」

 

ドゴォ

 

「ンゴッ♡…フゥ〜♡フウッ♡♡…貴方様の『肉』で私は生まれ変わりたいのです…南雲ハジメ様は本来食べると死ぬ魔物の肉を回復でねじ伏せる事で肉体が変質した際生き残られたのですよね?光輝様も同じく…ならば私は身体的に魔物となった貴方様の体で新しい私。『天之河光輝の所有物』に『変えられたい』のです…」

 

「そうかい…」

 

 

 

698:騎士のプーさん

う~ん…コレ調教やり過ぎかな?

 

 

699:名無し転生者

会話の流れでナチュラルに腹に蹴り入れてるのってツッコミ入れた方が良い?

 

 

700:騎士のプーさん

辛い訓練に耐えられるようにマゾ調教したらこんなふうに痛めつけられて喜ぶようになっちゃった…

 

 

701:もう一人のボク!?

マゾ調教は俺も良くやらせてたけど…実際効率的だぜ?崇拝も併せたら最高だ。

 

 

702:害悪トレント

後は…力加減間違えても許してくれるからな…

 

 

703:名無し転生者

おうテメェロリの頭撫でようとして頭潰しやがったのまだ覚えてっからな?

 

 

704:騎士のプーさん

「そうかい…だが却下だ。元々キミ達は魔物化させる予定だったし…」

 

「でしたら今日一日貴方様に『ご奉仕』させてください。」

 

「即答だねぇ…いいよ。さて…『忍者装束』『ギリースーツ』はしまっておく事。この後は『適合食材』を食べてくれ。」

 

「「「了解しました!」」」

 

 

705:八握剣 異戒神将 農家

何時も買ってくれてサンキューな。*1

 

 

706:騎士のプーさん

農家の食材振る舞った時がハジメが魔王と化して一番の笑顔だったからね。美味しいし何時も安くしてくれて嬉しいよ。

 

 

707:八握剣 異戒神将 農家

まぁ転生者は助け合いだからな。

 

 

708:性王ワンサマー

ウチの束姉が作った忍者衣装も気に入ってくれたらしいな!良かったぜ!後で『ご褒美』上げなきゃいけなくなっちまったぜ!

 

 

709:うらーら何時もありがとう

ギリースーツは英雄志望の世界の奴だろ?

 

 

710:英雄志望

うん…雄英高校サポート科のだけどまぁ正直な所技術高めで日常生活便利だけどさぁ…漫画とか衰退著しいんだよね…S◯X以外娯楽が少ない…せいぜいやるのがヒーローの応援とかだし…ヒーローは俺ミルコ以外興味無いし…

 

 

711:名無し転生者

ヒロアカ世界転生者二次創作特有のミルコからの職場体験の指名…

 

 

712:名無し転生者

事務所無いから家に住み込み…*2そのまま二日目にはS◯X…

 

 

713:名無し転生者

とんでもなくスマートなベッドインだったぜ…

 

 

714:名無し転生者

ターニャと電話しながらナニとは言わないけどしゃぶってもらってるのはエッチだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

「ど、どういうことですか!? ハジメさん! 父様達に一体何がっ!?」

 

「お、落ち着け! ど、どういうことも何も……訓練の賜物だ……」

 

「いやいや、何をどうすればこんな有様になるんですかっ!? 完全に別人じゃないですかっ! ちょっと、目を逸らさないで下さい! こっち見て!」

 

「……別に、大して変わってないだろ?」

 

「貴方の目は節穴ですかっ! 見て下さい。彼なんて、さっきからナイフを見つめたままウットリしているじゃないですか! あっ、今、ナイフに〝ジュリア〟って呼びかけた! ナイフに名前つけて愛でてますよっ! 普通に怖いですぅ~」

 

 

 

樹海にシアの焦燥に満ちた怒声が響く。一体どうしたんだ? と分かってなさそうな表情でシアとハジメのやり取りを見ているカム達。先ほどのやり取りから更に他のハウリア族も戻って来たのだが、その全員が……何というか……ワイルドになっている。男衆だけでなく女子供、果ては老人まで。

 

 

 

シアは、そんな変わり果てた家族を指差しながらハジメに凄まじい勢いで事情説明を迫っていた。ハジメはというと、どことなく気まずそうに視線を逸らしながらも、のらりくらりとシアの尋問を躱わしている。

 

 

 

埒があかないと判断したのか、シアの矛先がカム達に向かった。

 

 

 

「父様! みんな! 一体何があったのです!? まるで別人ではないですか! さっきから口を開けば恐ろしいことばかり……正気に戻って下さい!」

 

 

 

縋り付かんばかりのシアにカムは、ギラついた表情を緩め前の温厚そうな表情に戻った。それに少し安心するシア。

 

 

 

だが……

 

 

 

「何を言っているんだ、シア? 私達は正気だ。ただ、この世の真理に目覚めただけさ。ボスのおかげでな」

 

「し、真理? 何ですか、それは?」

 

 

 

嫌な予感に頬を引き攣らせながら尋ねるシアに、カムはにっこりと微笑むと胸を張って自信に満ちた様子で宣言した。

 

 

「この世の問題の九割は暴力で解決できる」

 

「やっぱり別人ですぅ~! 優しかった父様は、もう死んでしまったんですぅ~、うわぁ~ん」

 

 

 

ショックのあまり、泣きべそを掻きながら踵を返し樹海の中に消えていこうとするシア。しかし、霧に紛れる寸前で小さな影とぶつかり「はうぅ」と情けない声を上げながら尻餅をついた。

 

 

 

小さな影の方は咄嗟にバランスをとったのか転倒せずに持ちこたえ、倒れたシアに手を差し出した。

 

 

 

「あっ、ありがとうございます」

 

「いや、気にしないでくれ、シアの姐御。男として当然のことをしたまでさ」

 

「あ、姐御?」

 

 

 

霧の奥から現れたのは未だ子供と言っていいハウリア族の少年だった。その肩には大型のクロスボウが担がれており、腰には二本のナイフとスリングショットらしき武器が装着されている。随分ニヒルな笑みを見せる少年だった。シアは、未だかつて〝姉御〟などという呼ばれ方はしたことがない上、目の前の少年は確か自分のことを〝シアお姉ちゃん〟と呼んでいたことから戸惑いの表情を浮かべる。

 

 

 

そんなシアを尻目に、少年はスタスタとハジメの前まで歩み寄ると、ビシッと惚れ惚れするような敬礼をしてみせた。

 

 

 

「ボス! 手ぶらで失礼します! 報告と上申したいことがあります! 発言の許可を!」

 

「お、おう? 何だ?」

 

 

 

少年の歴戦の軍人もかくやという雰囲気に、今更ながら、シアの言う通り少しやり過ぎたかもしれないと若干どもるハジメ。少年はお構いなしに報告を続ける。

 

 

 

「はっ! 課題の魔物を追跡中、完全武装した熊人族の集団を発見しました。場所は、大樹へのルート。おそらく我々に対する待ち伏せかと愚考します!」

 

「あ~、やっぱ来たか。即行で来るかと思ったが……なるほど、どうせなら目的を目の前にして叩き潰そうって腹か。なかなかどうして、いい性格してるじゃねぇの。……で?」

 

「はっ! 宜しければ、奴らの相手は我らハウリアにお任せ願えませんでしょうか!」

 

「う~ん。カムはどうだ? こいつはこう言ってるけど?」

 

 

 

話を振られたカムは、ニヤリと不敵な笑みを浮かべると願ってもないと言わんばかりに頷いた。

 

 

 

「お任せ頂けるのなら是非。我らの力、奴らに何処まで通じるか……試してみたく思います。な~に、そうそう無様は見せやしませんよ」

 

 

 

族長の言葉に周囲のハウリア族が、全員同じように好戦的な表情を浮かべる。自分の武器の名前を呼んで愛でる奴が心なし増えたような気もする。シアの表情は絶望に染まっていく。

 

 

 

「……出来るんだな?」

 

「肯定であります!」

 

 

 

最後の確認をするハジメに元気よく返事をしたのは少年だ。ハジメは、一度、瞑目し深呼吸すると、カッと目を見開いた。

 

 

 

「聞け! ハウリア族諸君! 勇猛果敢な戦士諸君! 今日を以て、お前達は糞蛆虫を卒業する! お前達はもう淘汰されるだけの無価値な存在ではない! 力を以て理不尽を粉砕し、知恵を以て敵意を捩じ伏せる! 最高の戦士だ! 私怨に駆られ状況判断も出来ない〝ピッー〟な熊共にそれを教えてやれ! 奴らはもはや唯の踏み台に過ぎん! 唯の〝ピッー〟野郎どもだ! 奴らの屍山血河を築き、その上に証を立ててやれ! 生誕の証だ! ハウリア族が生まれ変わった事をこの樹海の全てに証明してやれ!」

 

「「「「「「「「「「Sir、yes、sir!!」」」」」」」」」」

 

「答えろ! 諸君! 最強最高の戦士諸君! お前達の望みはなんだ!」

 

「「「「「「「「「「殺せ!! 殺せ!! 殺せ!!」」」」」」」」」」

 

「お前達の特技は何だ!」

 

「「「「「「「「「「殺せ!! 殺せ!! 殺せ!!」」」」」」」」」」

 

「敵はどうする!」

 

「「「「「「「「「「殺せ!! 殺せ!! 殺せ!!」」」」」」」」」」

 

「そうだ! 殺せ! お前達にはそれが出来る! 自らの手で生存の権利を獲得しろ!」

 

「「「「「「「「「「Aye、aye、Sir!!」」」」」」」」」

 

「いい気迫だ! ハウリア族諸君! 俺からの命令は唯一つ! サーチ&デストロイ! 行け!!」

 

「「「「「「「「「「YAHAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」」」」」」」」」」

 

「うわぁ~ん、やっぱり私の家族はみんな死んでしまったですぅ~」

 

 

 

ハジメの号令に凄まじい気迫を以て返し、霧の中へ消えていくハウリア族達。温厚で平和的、争いが何より苦手……そんな種族いたっけ? と言わんばかりだ。変わり果てた家族を再度目の当たりにし、崩れ落ちるシアの泣き声が虚しく樹海に木霊する。流石に見かねたのかユエがポンポンとシアの頭を慰めるように撫でている。

 

 

 

しくしく、めそめそと泣くシアの隣を少年が駆け抜けようとして、シアは咄嗟に呼び止めた。

 

 

 

「パルくん! 待って下さい! ほ、ほら、ここに綺麗なお花さんがありますよ? 君まで行かなくても……お姉ちゃんとここで待っていませんか? ね? そうしましょ?」

 

 

 

どうやら、まだ幼い少年だけでも元の道に連れ戻そうとしているらしい。傍に咲いている綺麗な花を指差して必死に説得している。何故、花で釣っているのか。それは、この少年が、かつてのお花が大好きな「お花さ~ん!」の少年だからである。

 

 

 

シアの呼び掛けに律儀に立ち止まったお花の少年もといパル少年は、「ふぅ~」と息を吐くとやれやれだぜと言わんばかりに肩を竦めた。まるで、欧米人のようなオーバーリアクションだ。

 

 

 

「姐御、あんまり古傷を抉らねぇでくだせぇ。俺は既に過去を捨てた身。花を愛でるような軟弱な心は、もう持ち合わせちゃいません」

 

 

 

ちなみに、パル少年は今年十一歳だ。

 

 

 

「ふ、古傷? 過去を捨てた? えっと、よくわかりませんが、もうお花は好きじゃなくなったんですか?」

 

「ええ、過去と一緒に捨てちまいましたよ、そんな気持ちは」

 

「そんな、あんなに大好きだったのに……」

 

「ふっ、若さゆえの過ちってやつでさぁ」

 

 

 

繰り返すが、パル君は今年十一歳だ。

 

 

 

「それより姐御」

 

「な、何ですか?」

 

 

 

〝シアお姉ちゃん! シアお姉ちゃん〟と慕ってくれて、時々お花を摘んで来たりもしてくれた少年の変わりように、意識が自然と現実逃避を始めそうになるシア。パル少年の呼び掛けに辛うじて返答する。しかし、それは更なる追撃の合図でしかなかった。

 

 

 

「俺は過去と一緒に前の軟弱な名前も捨てました。今はバルトフェルドです。〝必滅のバルトフェルド〟これからはそう呼んでくだせぇ」

 

「誰!? バルトフェルドってどっから出てきたのです!? ていうか必滅ってなに!?」

 

「おっと、すいやせん。仲間が待ってるのでもう行きます。では!」

 

「あ、こらっ! 何が〝ではっ!〟ですか! まだ、話は終わって、って早っ! 待って! 待ってくださいぃ~」

 

 

 

恋人に捨てられた女の如く、崩れ落ちたまま霧の向こう側に向かって手を伸ばすシア。答えるものは誰もおらず、彼女の家族は皆、猛々しく戦場に向かってしまった。ガックリと項垂れ、再びシクシクと泣き始めたシア。既に彼女の知る家族はいない。実に哀れを誘う姿だった。

 

 

 

そんなシアの姿を何とも言えない微妙な表情で見ているユエ。ハジメは、どことなく気まずそうに視線を彷徨わせている。ユエは、ハジメに視線を転じるとボソリと呟いた。

 

 

 

「……流石ハジメ、人には出来ないことを平然とやってのける」

 

「いや、だから何でそのネタ知ってるんだよ……」

 

「……闇系魔法も使わず、洗脳……すごい」

 

「……正直、ちょっとやり過ぎたとは思ってる。反省も後悔もないけど」

 

「あ〜…ハジメ?ちょっと報告があるんだけど…」

 

 しばらくの間、ハウリア族が去ったその場には、シアのすすり泣く声と、微妙な空気が漂っていた。 

*1
通販はお金みたいな『その世界での価値』があるものを通販用のサイト開きながら『お金に変換したい』と念じたら通貨になる。『通貨』は色々な物に買えられる。

*2
オリジナル設定だよ!似たような設定あったらごめんなさいだぜ!




丁度いいから一旦此処で区切るぜ!
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