騎士王転生の天之河光輝、異世界に降り立つ。(元 天之河光輝成り代わり物) 作:ゼロさん
ウルの町。北に山脈地帯、西にウルディア湖を持つ資源豊富なこの町は、現在、つい昨夜までは存在しなかった〝外壁〟に囲まれて、異様な雰囲気に包まれていた。
この〝外壁〟はハジメが即行で作ったものだ。魔力駆動二輪で、整地ではなく〝外壁〟を錬成しながら町の外周を走行して作成したのである。
もっとも、壁の高さは、ハジメの錬成範囲が半径四メートル位で限界なので、それほど高くはない。大型の魔物なら、よじ登ることは容易だろう。一応、万一に備えてないよりはマシだろう程度の気持ちで作成したので問題はない。そもそも、壁に取り付かせるつもりなどハジメにはないし、そもそも近づける筈も無いのだから。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「南雲君、準備はどうですか? 何か、必要なものはありますか?」
「いや、問題ねぇよ、先生」
振り返らずに簡潔に答えるハジメ。その態度に我慢しきれなかったようでデビッドが食ってかかる。
「おい、貴様。愛子が…自分の恩師が声をかけているというのに何だその態度は。本来なら、貴様の持つアーティファクト類の事や、大群を撃退する方法についても詳細を聞かねばならんところを見逃してやっているのは、愛子が頼み込んできたからだぞ? 少しは……」
「…」ガチャ*1
「!?ヒュッ…」ジョボボボ*2
「うわぁ…その…デビッドさん。どうか…どうか少し静かにしていてもらえますか?危ないので…」
「ううっ*3……承知した……」
「南雲君と光輝君。黒ローブの男のことですが……」
愛子の言葉に苦悩がにじみ出ている。
「正体を確かめたいんだろ? 見つけても、殺さないでくれってか?」
「……はい。どうしても確かめなければなりません。その……南雲君には、無茶なことばかりを……」
「取り敢えず、連れて来てやる」
「え?」
「黒ローブを先生のもとへ。先生は先生の思う通りに……俺も、光輝もそうする。」
「…」(頷き)*4
「南雲君……ありがとうございます。」
愛子は、ハジメの予想外に協力的な態度に少し驚いたようだが、未だ振り向かないハジメの様子から、ハジメ自身にも思うところが多々あるのだろうと、その厚意を有り難く受け取ることにした。つくづく自分は無力だなぁと内心溜息をつきながら、愛子は苦笑いしつつ礼を言うのだった。
愛子の話が終わったのを見計らって、今度は、ティオが前に進み出てハジメに声をかけた。
「ふむ、よいかな。妾もご主……ゴホンッ!光輝殿に話が……というより頼みがあるのじゃが、口のアレを外しててもらえるかの?」
「?まぁ…いいけど後悔するなよ?」ガチャガチャ
「ふぅ〜…何だい?」
「 えっとじゃな、お主は、この戦いが終わったらウィル坊を送り届けて、また旅に出るのじゃろ?」
「うん。」
「うむ、頼みというのはそれでな……妾も同行させてほし…」
「断る。そういうのはハジメに任せてる。」
「そうか…なr」
「断る。土に還れ」
「……ハァハァ。よ、予想通りの即答。もちろん、タダでとは言わん!これより光輝殿を〝ご主人様〟と呼び、妾の全てを捧げよう!身も心も全てじゃ! どうzy」
「ごめん女はもう足りてるんだ。勿論奴隷…というか配下もね?失せろ。」
「そんな……酷いのじゃ……妾をこんな体にしたのはご主人様じゃろうに……責任とって欲しいのじゃ!」
「好きでも無い女の責任取るとか嫌だよ。まだ『膜』は残ってるんだから別に良くない?まぁ膜破ってたとしても捨てるけど。」*5
全員の視線が「えっ!?」というように光輝を見る。流石に、とんでもない濡れ衣を着せられそうな
「あぅ…いやぁ…その、ほら、妾強いじゃろ?」
光輝の奴隷宣言という突飛な発想にたどり着いた思考過程を説明し始めるティオ。
「里でも、妾は一、二を争うくらいでな、特に耐久力は群を抜いておった。じゃから、他者に組み伏せられることも、痛みらしい痛みを感じることも、今の今までなかったのじゃ」
近くにティオが竜人族と知らない護衛騎士達がいるので、その辺りを省略してポツポツと語るティオ。
「それがじゃ、ご主人様と戦って、初めてボッコボッコにされた挙句、組み伏せられ、痛みと敗北を一度に味わったのじゃ。そう、あの体の奥の芯まで響く拳!
一人盛り上がるティオだったが、彼女を竜人族と知らない騎士達は、一様に犯罪者でも見るかのような視線を光輝に向けている。*6客観的に聞けば、完全に婦女暴行である。「こんな可憐なご婦人に暴行を働いたのか!」とざわつく騎士達。あからさまに糾弾しないのは、被害者たるティオの様子に悲痛さがないからだろう。むしろ、嬉しそうなので正義感の強い騎士達もどうしたものかと困惑している。
「……つまり、僕の光輝くんが新しい扉を開いちゃったって事でいい?」
「その通りじゃ! 妾の体はもう、ご主人様なしではダメなのじゃ!」
「……はぁ…本当に…壊しちゃったなぁ…
恵理が、嫌なものを見たと表情を歪ませながら要約すると、ティオが同意の声を張り上げる。思わず黄昏る光輝。完全にハジメハーレム入りフラグは折れていた。
「それにのう……」
ティオが、突然、今までの変態じみた様子とは異なり、両手をムッチリした自分のお尻に当てて恥じらうようにモジモジし始める。
「……妾の初めても奪われてしもうたし」
「前の方の蜘蛛の巣まみれの穴はちゃんと未使用品でしょ?後ろの古臭い
「妾は…妾は、自分より強い男しか伴侶として認めないと決めておったのじゃ……じゃが、里にはそんな相手おらんしの……敗北して、組み伏せられて……初めてじゃったのに…いきなりお尻でなんて……しかもあんなに激しく……もうお嫁に行けないのじゃ……じゃからご主人様よ。責任とって欲しいのじゃ」
「どうせ元々行けなかったんだし別に良いでしょ」
「へ、ヘイトスピーチ…」
お尻を抑えながら潤んだ瞳をハジメに向けるティオ。騎士達が、「こいつやっぱり唯の犯罪者だ!」という目を向けつつも、「いきなり尻を襲った」という話に戦慄の表情を浮かべる。愛子達は事の真相を知っているにもかかわらず、責めるような目で光輝を睨んでいた。両隣のユエとシアですら、「あれはちょっと」という表情で視線を逸らしている。ハジメもちょっと否定できないでいる。迫り来る大群を前に、クズは自業自得から四面楚歌の状況に追い込まれた。
「こっ光輝………ティオお前、色々やる事あるだろ? その為に、里を出てきたって言ってたじゃねぇか」
友人の為、苦し紛れに〝竜人族の調査〟とやらはどうしたと言うハジメ。
「うむ。問題ない。ご主人様の傍にいる方が絶対効率いいからの。まさに、一石二鳥じゃ……ほら、旅中では色々あるじゃろ? イラっとしたときは妾で発散していいんじゃよ?ちょっと強めでもいいんじゃよ?ご主人様にとっていい事づくしじゃろ?」
「変態が傍にいる時点で光輝にデメリットしかねぇよ」
「既に発散要員もいるから…」
ティオが縋り、ハジメと光輝がばっさり切り捨てる。それに護衛隊の騎士達が憤り、女子生徒達が失望し蛆虫を見る目を光輝に向け、男子生徒は複雑ながら異世界の女性と縁のある光輝に嫉妬と余りの学校との変わりように困惑し、愛子が不純異性交遊について滔滔と説教を始め、何故かウィルが尊敬の眼差しを光輝に向ける。そんなカオスな状況が、大群が迫っているにもかかわらず繰り広げられ、ハジメがウンザリし始めたとき、遂にそれは来た。
「!……来たか…」
「らしいね。」
ハジメが突然、北の山脈地帯の方角へ視線を向ける。眼を細めて遠くを見る素振りを見せた。肉眼で捉えられる位置にはまだ来ていないが、ハジメの〝魔眼石〟には無人偵察機からの映像がはっきりと見えていた。光輝には普通に見えていた。
それは、大地を埋め尽くす魔物の群れだ。ブルタールのような人型の魔物の他に、体長三、四メートルはありそうな黒い狼型の魔物、足が六本生えているトカゲ型の魔物、背中に剣山を生やしたパイソン型の魔物、四本の鎌をもったカマキリ型の魔物、体のいたるところから無数の触手を生やした巨大な蜘蛛型の魔物、二本角を生やした真っ白な大蛇など実にバリエーション豊かな魔物が、大地を鳴動させ土埃を巻き上げながら猛烈な勢いで進軍している。その数は、山で確認した時よりも更に増えているようだ。五万あるいは六万に届こうかという大群である。
更に、大群の上空には飛行型の魔物もいる。敢えて例えるならプテラノドンだろうか。何十体というプテラノドンモドキの中に一際大きな個体がいる、その個体の上には薄らと人影のようなものも見えた。おそらく、黒ローブの男。愛子は信じたくないという風だったが、十中八九、清水幸利だ。
「……ハジメ」
「ハジメさん」
ハジメの雰囲気の変化から来るべき時が来たと悟るユエとシアが、ハジメに呼びかける。ハジメは視線を二人に戻すと一つ頷き、そして後ろで緊張に顔を強ばらせている愛子達に視線を向けた。
「来たぞ。予定よりかなり早いが、到達まで三十分ってところだ。数は五万強。複数の魔物の混成だ」
魔物の数を聞き、更に増加していることに顔を青ざめさせる愛子達。不安そうに顔を見合わせる彼女達に、ハジメは壁の上に飛び上がりながら肩越しに不敵な笑みを見せた。
「そんな顔するなよ、先生。たかだか数万増えたくらい何の問題もない。予定通り、万一に備えて戦える者は〝壁際〟で待機させてくれ。まぁ、コイツが居てくれれば絶対に出番はないと思うけどな」
「私さぁ…こういう闘い、一回はやっときたかったんだ。」
何の気負いもなく、というハジメと光輝に、愛子は少し眩しいものを見るように目を細めた。
「わかりました……君をここに立たせた先生が言う事ではないかもしれませんが……どうか無事で……」
「勿論…ハジメ。別に…たった独りで勝っても良いんだろう?」
「抜かせ中二b「キミにだけは言われたくない(断言)」………」
愛子はそう言うと、護衛騎士達が「ハジメ達に任せていいのか」「今からでもやはり避難すべきだ」という言葉に応対しながら、町中に知らせを運ぶべく駆け戻っていった。生徒達も、一度ハジメを複雑そうな目で見ると愛子を追いかけて走っていく。残ったのは、ハジメ達以外には、ウィルとティオだけだ。
ウィルは、ティオに何かを語りかけると、ハジメに頭を下げて愛子達を追いかけていった。疑問顔を向けるハジメにティオが苦笑いしながら答える。
「今回の出来事を妾が力を尽くして見事乗り切ったのなら、冒険者達の事、少なくともウィル坊は許すという話じゃ……そういうわけで助太刀させてもらうからの。何、魔力なら大分回復しておるし竜化せんでも妾の炎と風は中々のものじゃぞ?」
「コッチとしては一生ウィルに許され無いで良いし炎とか邪魔だから帰ってくれ。」
「ひっでぇ…流石にそれどうかと思うぞ?」
「そっか…ハジメがそう言うなら…」*8
竜人族は、教会などから半端者と呼ばれるように、亜人族に分類されながらも、魔物と同様に魔力を直接操ることができる。その為、天才であるユエのように全属性無詠唱無魔法陣というわけにはいかないが、適性のある属性に関しては、ユエと同様に無詠唱で行使できるらしい。
自己主張の激しい胸を殊更強調しながら胸を張るティオに、ハジメは無言で魔晶石の指輪を投げてよこした。疑問顔のティオだったが、それが神結晶を加工した魔力タンクと理解すると大きく目を見開き、ハジメに震える声と潤む瞳を向けた。
「ハジメ殿……戦いの前にプロポーズとは……妾、ご主人が居る上、返事はその……」
「ちげぇよ。貸してやるから、せいぜい砲台の役目を果たせって意味だ。あとで絶対に返せよ。ってか今の、どっかの誰かさんとボケが被ってなかったか?」
「……なるほど、これが黒歴史」
思考パターンが変態と同じであることに嫌そうな顔で肩を落とすユエ。指輪を眺めるティオを極力無視していると、遂に、ハジメの肉眼でも魔物の大群を捉えることができるようになった。〝壁際〟に続々と弓や魔法陣を携えた者達が集まってくる。大地が地響きを伝え始め、遠くに砂埃と魔物の咆哮が聞こえ始めると、そこかしこで神に祈りを捧げる者や、今にも死にそうな顔で生唾を飲み込む者が増え始めた。
それを見て、ハジメは光輝と前に出る。人々の不安を和らげようと思ったわけではなく、単純にパニックになってフレンドリーファイアなんてされたら堪ったものではないからだ。
突然、壁の上に登り、迫り来る魔物に背を向けて自分達を睥睨する白髪眼帯と金髪碧眼の少年に困惑したような視線が集まる。
ハジメは、全員の視線が自分に集まったことを確認すると、すぅと息を吸い天まで届けと言わんばかりに声を張り上げた。
「聞け! ウルの町の勇敢なる者達よ!私達の勝利は既に確定している!」
いきなり何を言い出すのだと、隣り合う者同士で顔を見合わせる住人達。光輝は、ハジメに続き彼等の混乱を尻目に言葉を紡ぐ。
「なぜなら、私達には女神が付いているからだ! そう、皆も知っている〝豊穣の女神〟愛子様だ!」
「???天之河君???」
その言葉に、皆が口々に愛子様?豊穣の女神様?とざわつき始めた。光輝に「ついて来ておいてくれ。」と言われて隣に居た愛子がギョッとしたようにハジメ達を見た。
「我らの傍に愛子様がいる限り、敗北はありえない!愛子様こそ!我ら人類の味方にして〝豊穣〟と〝勝利〟をもたらす、天が遣わした現人神である!私は、愛子様の盾!、彼女の皆を守りたいという思いに応えやって来た!」
「私は、愛子様の剣!、敵を倒したいという思いに応えやって来た!」
「「見よ!これが、愛子様により教え導かれた私達の力である!!!」」
ハジメはそう言うと、ユエの肩を抱き、自分の体でユエを隠し魔法を町の人々が注目する中、些か先行しているプテラノドンモドキの魔物に向け……発動させた。
そして光輝も其処に畳み掛ける。そう。ロンゴミニアド砲の発射である。多分魔物に勝てても土地はガタガタで終わりであるだろう。
「其れは反逆の刃、突き立てよ、神を喰らえ、十三の牙!最果てより光を放て……其は空を裂き、地を繋ぐ!嵐の錨!
ユエから極大の雷光が撃ち手の殺意と共に一瞬で空を駆け抜け、数キロ離れた魔物を木っ端微塵に撃ち砕き、余波だけで周囲の数体の翼を粉砕して地へと堕とした。その後、光を放つ槍から天に光が昇り、超巨大なドリルの様な物が落ちてくる。其れは、まるで天が堕ちたが如き一撃であった。
天からの光が、魔物を駆逐して行く。
魔物を駆逐し終わった主人公共は、悠然と振り返った。そこには、唖然として口を開きっぱなしにしている人々の姿があった。
「「愛子様、万歳!」」
ハジメと光輝が、最後の締めに愛子を讃える言葉を張り上げた。すると、次の瞬間……
「「「「「「愛子様、万歳! 愛子様、万歳! 愛子様、万歳! 愛子様、万歳!」」」」」」
「「「「「「女神様、万歳! 女神様、万歳! 女神様、万歳! 女神様、万歳!」」」」」」
ウルの町に、今までの様な二つ名としてではない、本当の女神が誕生した。どうやら、不安や恐怖も吹き飛んだようで、町の人々は皆一様に、希望に目を輝かせ愛子を女神として讃える雄叫びを上げた。愛子が顔を真っ赤にしてぷるぷると震えている。その瞳は真っ直ぐにハジメ達に向けられており、小さな口が「ど・う・い・う・こ・と・で・す・か!」と動いている。
ハジメ達は、しれっとして再び魔物の大群に向き直った。
一つは、この先、ハジメ達の活躍により教会や国が動いたとき、彼等がハジメに害をなそうとすれば、愛子は確実に彼等とぶつかるだろうが、その時、〝豊穣の女神〟の発言権は強い方がいいというものだ。
町の危急を愛子様の力で乗り切ったとなれば、市井の人々は勝手に噂を広め、〝豊穣の女神〟の名はますます人々の心を掴むはず。その時は、単に国にとって有用な人材というだけでなく、人々自身が支持する女神として、国や教会も下手な手出しはしにくくなり、より強い発言権を得ることになるだろう。
二つ目は単純に、大きな力を見せても人々に恐怖や敵意を持たれにくくするためだ。一個人が振るう力であっても、それが自分達の支持する女神様のもたらしたものと思えば、不思議と恐怖は安心に、敵意は好意に変わるものである。教会などから追われるようになっても、協力的な人がいる……といいなというものだ。
三つ目としては単純に、自分達を矢面に立たせたのだから〝南雲ハジメと天之河光輝の先生〟なら諸共に矢面に立って見せろという意思表示である。
もっとも一番の理由は、単に町の住民にパニックになって下手なことをされたくなかっただけなので、咄嗟に思いついた程度の手である。後で、愛子に色々言われそうだが、愛子自身にもメリットはあるし、彼女自身の選択の結果でもあるので大目に見てもらうか……事が終わればトンズラすればいい。
ハジメは、背後から町の人々の魔物の咆哮にも負けない愛子コールと、愛子自身の突き刺さるような視線と、「何だよ、あいつ結構分かっているじゃないか」と笑みを浮かべている護衛騎士達の視線をヒシヒシと感じながら、〝宝物庫〟からメツェライを二門取り出し両肩に担いで、前に進み出る。
右にはいつも通りユエが、左にはハジメが貸与えたオルカンを担ぐシアが、更にその隣には、光輝を熱の籠もった眼で見つめるティオが並び立った。その更に横で光輝は居心地悪そうに
ハジメは、ユエを見た。ユエもハジメを見つめ返しコクリと静かに頷く。ハジメは、シアを見た。シアは、ウサミミをピンッと伸ばし自信満々に頷く。その隣のティオは……置いておこう。
ハジメは、視線を光輝に移すと笑みを浮かべながら、何の気負いもなく呟いた。
「じゃあ、やるか。〝相棒〟」
「そうだね。やろうか〝相棒〟」
次…次はバトルだから…