騎士王転生の天之河光輝、異世界に降り立つ。(元 天之河光輝成り代わり物) 作:ゼロさん
天空を焦がす津波の如き大火を、右手で握る剣に纏う風が掻き消していく。そのまま左手を眼前に突き出し、詠唱を紡ぐ。
「スゥ〜…其れは反逆の刃、突き立てよ、神を喰らえ、十三の牙!最果てより光を放て!其は空を裂き、地を繋ぐ!嵐の錨!」
「くぅッッッ…」
「がぁっ…」
ノイントは間一髪で直撃は回避した。しかし原典にて『波動砲』とまで評される物をこの世界にて再現した槍は、風圧でノイントの身体を吹き飛ばした。
互いに空中戦のタイマン。故に、
空に逃げ場は無い。
「おのれ………!」
ノイントは全神経を回避に注ぎ、空を縦横無尽に飛び回る。しかし足りない。
「逃げられると思うな。」
「な!?」
「ゴ…ガァ…」
踵落としに
「………背骨逝ったね。じゃ、死のうか。」
「な…待ちなさい!…私は…主の…!」
所で、天之河光輝の特典…それも、EXスキルを覚えているだろうか…現在、ちゃんと定められた光輝のEXスキルは*1『槍術』だ。そして、天之河光輝という転生者は、未だ全力で槍を振るった事が無い。
そこで、問題だ。
Q、EXスキル『槍術』+波動砲とまで称される『槍』+
A、空が消し飛ぶ。
「待ちなs」
ノイントを上空に投げ飛ばしてから空に向け放たれた光は、辺り一帯の空を塗りつぶした。
ノイントとかいう名のゴキブリは消し飛ばすべし。余波で宇宙の星は何個か消し飛んだ。