騎士王転生の天之河光輝、異世界に降り立つ。(元 天之河光輝成り代わり物) 作:ゼロさん
ZZZ…zz……ん…んん?
ああ、朝か。今日は『家のベッドで寝たんだった』恵里は…台所だね。
「お◯んこ〜^^(気さくな挨拶)」
「あっ、光輝くんおはよ。」*1
「おはよう、今日の私の朝食は?」
「ジュエルミートのローストビーフを3kg」
「
朝はやっぱ肉だね!
「ふぁ〜…ねむ…おはよぉ…」
「おはよう清水。エイ達はどうしたんだい?」
「今まで朝練やってたから汗流して来るらしい、先に食っちまおう。」
「…」パチッ パチッ カタン ジョリジョリ
朝食を食べ、自分の家で暮らし、
カタン
「軍警ザク完成…うーん、
ということで現在迷宮で
A,
「現実の私は…親が恵里との関係についてうざったいので恵里を連れて実家から引っ越して同棲中。家の購入&生活資金は宝くじで特典を使って荒稼ぎした結果…ちゃんと覚えてる所は同じで、追加メンバー以外ホントに何も変わってないな…もうちょい居てもいいけど…コッチを騙そうと恵里とか清水の
そう言うと、ダボッとしたジャージから瞬く間に騎士の鎧へと姿が変わってゆく光輝。
「
背中と後頭部に当たる冷たく硬い感触と乾いた空気。それを感じて、光輝の意識は急速に浮上した。
「オハヨーゴザイマス!………ってなんだ、まだ誰もいないじゃんか。」
体を起こし周囲を確認する。
光源は一切なく真っ暗闇だったが、〝夜目〟のスキルがあるので暗闇は視界の妨げにならない。その結果、どうやら気を失う寸前に入った巨樹の洞と同じような、されど二回りは大きい場所にいるらしいと分かった。
周りには異物がある。ドーム状の空間の中に規則正しく円状に置かれているそれは、長方形型の物体で透明感のある黄褐色を───恐らく琥珀──していた。大きさは人一人がすっぽり入れるくらいで、形は柩のようだった。
恐らく目を覚ました場所は円周に並ぶそれらの一つのようだ。自身の近くの琥珀だけがなくなっている。部屋の中央は特に何もない。周囲の壁にも出入り口らしきものは一切なかった。
「待つの面倒だし壊すか…えーと確かここにセール品の…あった、――――術理、摂理、世の理。その万象、一切を原始に還さん
光輝の振るった
どうやら全員が琥珀から脱したことで次のステージへ強制的に送られるらしい。光輝以外は目覚めたばかりでもうしばらく休息をとりたかったのだが……どうやらそんな猶予は与えてくれないようだ。
次の瞬間、魔法陣の光が爆ぜ、三度ハジメ達の視界を塗り潰した。
ハジメ達が転移した場所は最初と同じ樹海の中だった。
だが、最初のどっちに向かえばいいのか見当もつかないような広大さはなく、天井も向かうべき目標も見えていた。
どうやらこの場所は、かつての【オルクス大迷宮】の密林地帯と同じくどこかの地下空間に存在しているらしい。そして、他の樹々がほぼ同じ高さであるのに対して空間の一番奥には一際大きな樹がそびえ立っていた。おそらく、新たな転移陣のある場所だろう。
「今回は全員いるみたいだな」
ハジメが目を細めながらメンバーに視線を巡らせる。また転移先で何かされるんじゃないかと疑っていたのだが杞憂だったようだ。
「……ハジメ、偽物は?」
「いや、大丈夫みたいだ。俺の眼も感覚も全員本物だと言ってる」
「ハジメさんがそう言うなら大丈夫ですね」
「…我が主」
「
鬱蒼と茂る樹海と遠くに見える巨樹を見てハジメが出発の号令を掛け巨樹を目指して真っ直ぐ進む。
周囲には虫の鳴き声一つ聞こえない静寂で満ちている。風すら吹いていないので葉擦れの音も聞こえない。ハジメ達が草木をかき分ける音がやけに大きく響いた。
「う~む、何だか嫌な感じじゃの」
「うん。何だか、オルクスで待ち伏せされた時みたい」
「確かに……魔物の気配も全くないものね」
ティオが眉根をしかめてポツリと零すと、香織と雫も魔人族の女カトレアの待ち伏せにあった時のことを思い出し、緊張感と警戒心に満ちた鋭い視線を周囲に飛ばした。
「一応、蜘蛛型ゴーレムを先行させているんだが特に何もないな。このまま何事もなくとは流石にいかないと思うが……いっそのこと、巨樹までの樹海を全部焼き払うか?」
「南雲……私が言うのもなんだけど、取り敢えず面倒いから壊しとけみたいな発想はどうかと思うんだ。本当に言うのもなんだけどさ?…!
光輝が会話中何かに気づいたような顔をして障壁を展開した。(勿論足元にも。)
直後、
ザァアアアアア
土砂降りの雨がハジメ達を襲い、障壁に弾かれてその表面をドロリ・・・と滑り落ちていく。どう見ても唯の雨ではない。雨であるはずがない。ドロリとしたその粘性もそうだが、そもそもここは閉鎖空間であり空など存在しないのだ。
ならば、その正体は自ずと絞られる。硫酸や何らかの毒性をもった液体を降らせるトラップか、あるいは、そういう魔物であるかのどちらかだ。そして、今回は後者のようだった。
「南雲くん、周りがッ」
この状況でも冷静に目を凝らして障壁の外を注視していた雫が緊迫した声音でハジメを呼ぶ。その視線の先には、樹々、草、地面、あらゆる場所からにじみ出てくる乳白色の何かの姿があった。
「スライムか? クソ、気配遮断タイプにしても、魔眼石にすら感知されないなんてどんな隠密性だよ」
「ハジメ、足元からも来ている。地面にまで
ハジメが自分にすら気づかせないスライムの隠密性に内心で舌打ちしていると、足元の地面からも乳白色のスライムが滲み出してきたが、光輝の
「私のアヴァロンは無下限とD4Cのハイブリット…余裕だね、よしっやるかぁ」
(これでも原作を知っている転生者だし、楽々回避させて貰おう。)
「光輝、何をするつもりだ!
「なんでそんな怯えてるのさ。このまま
「………………(熟考) 問題なさそうだ、ユエは何かあったら光輝を止めろ。」
「私の信用ドコ…ココ?」
「そこになければ無いですね。」
「クッソ、ハジメめぇ…恵里!慰めて欲しい!!!」
「………ごめんね。」
「恵里!?」
快楽の試練クリア!!!
受験生に小説書く時間は存在しない、生存報告です。ほな、受験が終わった後に…また…会お…う…ね…
───そう言い残すと男は塵となって消えた。