ROM専がGANTZ世界に転生した話   作:訥々

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恐竜②

外にいたラプトルの群れも、やはり東郷とJJがほとんど倒していた。

掃討を終えて、残るはブラキオサウルス(親)とかっぺ星人だけか···と思ったら遠くにいたかっぺ星人が爆散した。

加藤がXガンで仕留めたらしい。

原作よりも精神的に強くなったというか···ミッションに適応したよなあ。

 

 

◆◆

 

 

「来たか···」

「うオッ、でけェー···」

 

和泉がブラキオサウルス(親)を引き連れて建物から出てきた。

体長は20mくらいか?とんでもないな。

 

許すまじ···許すまじ、小さき者ども。我が子を殺めた者ども。この身亡びるまで滅してくれよう。覚悟せよ小さき者ども

 

「···玄野、アイツの弱点はどこだ?」

「多分腹だ。Xガンで探ってみたら、腹ん中に脈打ってる臓器があった」

「そういや、アイツの子供も玄野が腹斬ったら死んでたな···じゃあ俺が囮になるから、玄野はステルスして腹を撃ちまくってくれ」

「分かッた」

 

方針は決まった。後はやるだけ。

大きく息を吸い込み、ブラキオサウルスにも聞こえるような大声で、言った。

 

「お前の子供を殺したのは俺だ!!首をぶっ飛ばしてやった!!」

 

するとブラキオサウルスが目を見開き、俺を追いかけ始めた。

よし、まずは俺にヘイトを向けられた。

このまま人のいない方向へコイツを引っ張って、玄野が仕留めるのを待つ。

幸いにもコイツはやたら足が遅い。スーツ無しの玄野でもギリギリで逃げ切れるほどだ。

ならいける。後ろを振り返ってペースを緩める余裕すらある。

 

 

ピンポロパンポン ピンポロパンポン

 

 

あっやべ、走りすぎた。

この警告音が脳内に流れているということは、ここは“エリア外”だ。

この場に留まり続けると、頭の中の爆弾が破裂して死ぬ。かといって引き返せば、ブラキオサウルスが待ち構えている。

アイツの“首振り打突”は和泉すらも大苦戦する速度と威力だ。

 

「ちッ···」

 

一発だけなら、まぐれでも凌げねえかな?···と考えていると突然、ブラキオサウルスの腹が弾けた!!

急いでエリア内へと走り込み、離れたところから様子を伺う。

ズズズン···と倒れ込んだ大恐竜の直ぐそば、ステルスを解除した玄野が現れた。

 

「はァッ、はァ···黒川、おめー速すぎんだよ」

「るっせ、お前が遅いのが悪い。俺、エリア外に出ちまったからメチャクチャ焦ったんだぞ」

 

 

◆◆

 

 

今回も割とヤバかったけど、なんとか()()()()()全部倒せた。

まずはJJと東郷の転送が始まった。

ミッションの終了を察して全員が気を抜く中、4人の男達が駅の階段を降りてきた。

 

「相撲だな。力士が一番だ」

「ふざけるな。裸のデブに何が出来んだよ」

「力士をただのデブだと思ってんのか? 全身筋肉の鎧なんだぜ」

 

黒いスーツ(ガンツスーツではない)を着込み、格闘技談義をするアイツらは、ぱっと見はホストの黒服に似た···ただの人間()()()()()()()

 

「ボクシングのヘビー級チャンピオンだな。奴等には誰も勝てねえよ」

「ストリートファイトだぜ。殴る事しか出来ねえ奴等が勝てっかよ」

「俺は色ンな異種格闘技見て答え出してんだよ。わかッてねーな」

「横綱に勝てる人間はいねえ」

「いやヘビー級ボクサーだね」

 

白熱する言い合いの末、紫煙を吐きながら金髪の男が口を挟んだ。

 

「ブルースリーは? ジークンドーだろ」

「···まァ、確かに···ブルースリーは強え」

 

間違いない···アイツらが吸血鬼だ。

すぐにXガンを向けるが、ステップで銃口から体を逸らされてしまう。

これではロックオンする暇も無い。

 

「黒川!?お前何で人間に──」

「あいつらは人間じゃねえ!もしそうだったら俺たちの姿は見えないはずだ!!」

 

今度はソードをぶん回してやろう···としたが、俺の転送が始まってしまった。

1人くらいは倒しておきたかったが···死ななかっただけマシだと思おう。

 

 

◆◆

 

 

ミッション外の襲撃に皆が戸惑うが、お構い無しにガンツの採点が始まった。

 

『かとう。10てん。

TOTAL19てん。あと81てんでおわり。』

とうとう初の二桁得点を記録した。おめでとう。

 

『くろのくん。43てん。

TOtAL63てん。あと37てんでおわり。』

原作よりはやや控えめだけど、それでも本来1回のミッションで穫れる点数じゃない。

なんというか、ソードを使う“タイミング”が上手い。ここぞという場面で決めてくれる。

これが主人公の力か···。

 

『和泉くん。12てん。

TOTAL12てん。あと88点でおわり。』

誰とも協力せずに、トリケラやティラノを複数、しかもソードで倒した。

点数はともかくセンスはやはりピカイチ。

 

『くろかわのファン1号。0てん。

くろかわにみとれすぎ。』

「これッ、うそッ!うそだからッ!」

······見なかったことにしよう(ヘタレ)

 

『JJ。10てん。

TOtAL15てん。あと85てんでおわり。』

何度も言うが、JJは素手でこの点数である。

地球人だよな?

 

『とうごう。33てん。

TOtAL41てん。あと59てんでおわり。』

いつだって狙撃手は強い。

マルチロックオンも併用して無双したっぽい。

 

『くろかわ。3てん。

TOTAL75てん。あと25てんでおわり。』

0点よりはマシだけどさあ···

俺今回頑張って走ったのに···

玄野めぇ〜〜〜!!*1

 

 

 

──────────────────────

 

体調も快復してきたので、明日以降は今度こそテスト勉強を開始します。

2週間後にはまた投稿できると思いますので、気長にお待ち下さいm(_ _)m

 

 

(情報源はWikipedia)

かっぺ星人(1体)、10点

ラプトルサン(43体)、1点

トリケラサン(3体)、3点

チラノサン(3体)、3点

子供のブラキオサン(1体)、10点

大人のブラキオサン(1体)、30点

 

◯加藤 10てん

かっぺ星人

 

◯玄野 43てん

ラプトル3体

子供ブラキオサン

大人ブラキオサン

 

◯和泉 12てん

トリケラサン3体(止めを差したのは和泉)

チラノサン1体

 

◯レイカ 0てん

討伐個体無し

 

◯JJ 10てん

ラプトル10体

 

◯東郷 33てん

ラプトル30体

チラノサン1体

 

◯黒川 3てん

チラノサン1体

 

 

※追記

セリフ文に時々混ざる「ッ」は誤字じゃないです。「ガンツ節」です。

あと読点の位置はわざとです。

 

 

*1
※自分から囮になると言った奴が吐いていいセリフではない。

どの武器が好き?

  • Xガン
  • Yガン
  • Zガン
  • ソード
  • バイク
  • ハードスーツ
  • 巨大ロボ
  • 素手
  • 超能力
  • 丸太
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