吸血鬼編「まだオレのバトルフェイズは終了してないぜ!!!」
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吸血鬼は(ほぼ)全滅した。
吸血鬼やオニ星人の他にはめぼしい戦力も···少なくとも東京にはいなさそうだし、コレでミッション外でも一安心だ。
まあこの後は大阪編が控えてるんですけどね。
和泉が襲撃された翌日──つまり今日の夜、俺たちは
というわけで、はい転送。
いつもより随分と早いタイミングでの──日が沈んでから1時間も経ってない──転送だけど、まあこういう日もあるだろう。
ガンツって適当だし。
今回のターゲットはぬらりひょん。
肉片を一つでも残すとそこから再生するというクソボス。
しかも千手の時は円盤を破壊すれば再生が止まったけど──まあ俺たちは破壊できなかったんですけどね!──ぬらりひょんには実体のある弱点が存在しない。
その代わり不意討ちにはめっぽう弱いから、そこが鍵となる。
前回のミッションで複数人がZガンを入手できたのは大きいな。
『てめえ達は今からこの方をヤッつけに行って下ちい。』
黒球の表面に文字列が浮かぶ。
『くろのあきら。
特徴 おとうと。つよい。』
なんでだよ。
「計ちゃん、この男の子は昨日の···!」
「ああ···俺の···弟だ」
うわぁ···でもこうなった理由は何となく分かる。というか何で気づけなかったのか。
「玄野の弟くん···アキラか。アキラはもう
「···どういう意味だよ」
「昨日俺たちが倒した黒服の一員···ガンツはそう思ってるんだろ。だからターゲットに指名して、俺たちに始末させようとしてる」
しかしそうなると、なぜ他の吸血鬼をターゲットにしなかったのかが分からない。
どうせなら“吸血鬼全体”を指定すればいいのに、なぜアキラ個人に狙いを定めた?
「ガンツ!先に転送してくれッ!俺を一番先に!!」
「先回りか···じゃあガンツ、玄野の次に俺も転送してくれ」
このタイミングで人間が──それも玄野の弟が狙われたのは完全に想定外だけど、こっちにだってやりようはある。
◆◆
玄野の住むアパート前に転送された。
「玄野、アキラのいる場所は分かるか?」
「···アキラは殺させねーぞ」
「さすがに同級生の弟を殺すわけないじゃんね。俺がみんなに説明してるから、とっととアキラを
「エリア外···そうか、その手があったか!」
「いいから早くしろッ!間に合わなくなっても知らんぞーッ!!」
「
そう言うと、玄野は
なんでだよ!?
ガンツに関係無い人間に黒スーツ姿を見られたら、頭の爆弾が爆発すると思ってんのか?だとしたら上に羽織る服を取りに行ってるのか。
原作だとたえちゃんにガッツリ見られても爆発しなかったけど、可能性は0じゃないしな、うん。
さて···
多少は軟化したといっても、和泉は和泉だ。
説得に失敗した場合を考えて、アキラの場所は把握しておきたい。
そう考えた俺がレーダーを取り出したのと、和泉が転送されてきたのと、
アキラ···お前···スポーン地点に
◆◆
《昨夜》
《Sideアキラ》
「黒スーツの連中に襲撃仕掛けた奴らが全滅した!」
「はァ!?氷川さんもかよ!?」
「おいッどーなってんだ玄野!!」
「コイツ兄ちゃんが黒スーツらしいぜ!」
「じゃあお前がみんなを···!?」
「殺せ!!」
人間が神の味方か、悪魔の味方かに分かれるとしたら自分はどちらなのか。
俺は善い者? 悪い者?
吸血鬼になってからも考えてきた。
自分が吸血鬼だと知るまでは、ずっと神の側だと信じていた。
勉強も運動も女も全てが充実していて、神の祝福を一身に浴びているような気さえしていた。
でも間違いだった。“超人”なんかじゃない。
俺は人間の血を喰らわねば生存すらも危うい劣等種族だった。
やがては黒いスーツを着た人間に1人残らず駆逐され、散々人間に危害を加えた後に亡ぶだけ。
「全員でコイツ囲め!」
「よくも俺たちを虚仮にしてくれたな···!」
「死ね!!!」
襲い来る同胞たちを斬り殺しながら思う。
やはり俺は······悪魔に愛されていた。
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大阪編の直前にまさかの緊急ミッション。
ここからどうなるんだろ(こなみかん)
《どうしてこうなった?》
氷川が死ぬ
→呆然としたまま吸血鬼のアジトへ戻る
→発狂した吸血鬼残党に襲われる
→返り討ちにする
→最後の吸血鬼になる
→あてもなく歩き回る
→玄野の家にたどり着く
→インターホンを鳴らして玄野と話す
→部屋に招き入れられる
→玄野がガンツ部屋に転送される
→アキラがガンツのターゲットにされる
→玄野がアキラをアパートの外に連れ出す+和泉がアパートのそばに転送される⇐イマココ
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