ROM専がGANTZ世界に転生した話   作:訥々

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ラスト・オブ・ヴァンパイア③

後書きの思想が強いので注意。

 

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「あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙···アキラ···逃げろって言ったのに···なんで···」

 

胸部がズタズタの肉片と化したアキラを抱きしめ、玄野が滂沱の涙を流す。

 

「100点獲れば···アキラを“再生”できる。俺が100点獲ったらアキラを“再生”するよ」

 

Zガンを複数人が所持している現状、2番の選択肢(強力な武器)に拘る必要は無い。

1番による“解放”は論外だし、俺がアキラを再生することも吝かじゃない。

あと20点でもう一度100点に届くはずだから、大阪編を生き残れさえすれば···。

 

 

◆◆

 

 

重苦しい空気の中、採点が始まった。

 

 

『かとう。0てん。

TOTAL79てん。あと21てんでおわり。』

 

『くろのくん。0てん。

TOtAL78てん。あと22てんでおわり。』

 

前回から得点の変動は無い。

だけど2人ともあと20点ちょいで100点に届くな···これなら次のミッションを乗り越えれば、確実にアキラを再生できる。

大阪編は点数を獲るだけなら余裕だし。

ぬらりひょんと牛鬼が鬼門だけど。

 

 

『和泉くん。60てん。

TOTAL142てん。100点めにゅ~から選んで下さい』

 

原作と比べて得点が2倍になっている。

きちんと連携して和泉を妨害したから、アキラを殺すのはそれだけ高難度だと評価されたのか?

最後の最後に“してやられた”けど···。

 

 

100点めにゅ~。

 

1 記憶をけされて解放される

 

2 より強力な武器を与えられる

 

3 MEMORYの中から人間を再生でちる

 

 

···和泉が100点を獲ったか。

コイツはカタストロフィで活躍するために、2番を選択するだろう。

丸くなっても和泉は和泉。

玄野の涙も無視して、コイツは───

 

 

「ガンツ···3()()()

 

 

───あれ?

 

 

「なッ、和泉···!!」

()()()()()()()()玄野アキラを再生しろ···。お前(ガンツ)だって、敵が増えんのは嫌だろ?」

 

ガンツから部屋の外へ向けて光線が放たれる。

おそらくはどこか外で再生されているのだろう。

·········マジで?

和泉···お前···!?

 

「和泉···お前···!?」

 

俺と同じ事言ってんな玄野···。

 

「勘違いするな···ただ少し···決まりが悪かったというか···お前のためじゃない」

 

そう言って和泉は腕を組み、玄野から目を逸らした。···つ、ツンデレ和泉···!

ツンデレ和泉ルートだと···!?

 

 

 

 

 

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和泉生存確定演出。

 

 

《吸血鬼化、解除》

宇宙から飛来したとされるナノマシーンに寄生されることで吸血鬼化するのなら、そのナノマシーンを取っ払っちゃえばいいじゃない。

 

 

《採点の続き》

 

『レイカ。0てん。

TOTAL60てん。あと40てんでおわり。』

 

『JJ。0てん。

TOtAL0てん。あと100てんで終わり。』

 

『とうごう。0てん。

TOtAL21てん。あと79てんで終わり。』

 

『くろかわ。0てん。

TOTAL80てん。あと20てんで終わり。』

 

 

 

 

 

※100点メニューの3番について長々書きます。

興味の無い方や3番について考えたくないという方は読み飛ばして下さい。

 

 

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《3番とは何か》

ガンツ(ブラックボール)MEMORY(データバンク)内にある()()()()()()を取り出し、()()()を創造する。

オリジナル(コピー元)と複製体は、同一の記憶や人格を持つが“魂”が違うため()()()である。

 

 

《3番の解釈》

「何度も死んだり生き返ったり···人間、そんなチープなもんでいーのか?

坂田研三の言葉である。

“再生”は“コピー”であって、“死者蘇生”ではない···この思想を端的に表した言葉だ。

 

しかし黒川は違う。

アイツは“再生”≒“死者蘇生”と捉えている。

原作を何周も読み直し、二次創作を読み漁り、GANTZの真実を全て知った上での考えである。

なぜか?それは黒川が“魂”の行き先を知っているからである。

 

 

《輪廻転生》

神星人曰く“魂”とは、人間が死ぬとき肉体から分離し異次元へ移動する、21グラムの情報体である。同じ次元で一度関わりを持った者同士は、永遠に関係が続いていく。

例えば、レイカがアメリカ人の女性として生まれ、その子供として玄野と岸本が生まれるという可能性も存在する。

 

魂は不滅である。

肉体が滅びようとも魂は別の次元へと旅立ち、また新たな生を享ける。

だから黒川は死者の複製を受け入れられる。

“オリジナル”の生まれ変わりが幸せであることを祈りながら、新しく生み出された命を愛することが出来る。

 

 

《まとめ》

以前(まえ)から在った命と!

新しく生み出された命!

その価値には!

なんの違いもありゃしねぇだろうが!!

 

 

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