後書きの思想が強いので注意。
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「あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙···アキラ···逃げろって言ったのに···なんで···」
胸部がズタズタの肉片と化したアキラを抱きしめ、玄野が滂沱の涙を流す。
「100点獲れば···アキラを“再生”できる。俺が100点獲ったらアキラを“再生”するよ」
Zガンを複数人が所持している現状、
1番による“解放”は論外だし、俺がアキラを再生することも吝かじゃない。
あと20点でもう一度100点に届くはずだから、大阪編を生き残れさえすれば···。
◆◆
重苦しい空気の中、採点が始まった。
『かとう。0てん。
TOTAL79てん。あと21てんでおわり。』
『くろのくん。0てん。
TOtAL78てん。あと22てんでおわり。』
前回から得点の変動は無い。
だけど2人ともあと20点ちょいで100点に届くな···これなら次のミッションを乗り越えれば、確実にアキラを再生できる。
大阪編は点数を獲るだけなら余裕だし。
ぬらりひょんと牛鬼が鬼門だけど。
『和泉くん。60てん。
TOTAL142てん。100点めにゅ~から選んで下さい』
原作と比べて得点が2倍になっている。
きちんと連携して和泉を妨害したから、アキラを殺すのはそれだけ高難度だと評価されたのか?
最後の最後に“してやられた”けど···。
100点めにゅ~。
1 記憶をけされて解放される
2 より強力な武器を与えられる
3 MEMORYの中から人間を再生でちる
···和泉が100点を獲ったか。
コイツはカタストロフィで活躍するために、2番を選択するだろう。
丸くなっても和泉は和泉。
玄野の涙も無視して、コイツは───
「ガンツ···
───あれ?
「なッ、和泉···!!」
「
ガンツから部屋の外へ向けて光線が放たれる。
おそらくはどこか外で再生されているのだろう。
·········マジで?
和泉···お前···!?
「和泉···お前···!?」
俺と同じ事言ってんな玄野···。
「勘違いするな···ただ少し···決まりが悪かったというか···お前のためじゃない」
そう言って和泉は腕を組み、玄野から目を逸らした。···つ、ツンデレ和泉···!
ツンデレ和泉ルートだと···!?
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和泉生存確定演出。
《吸血鬼化、解除》
宇宙から飛来したとされるナノマシーンに寄生されることで吸血鬼化するのなら、そのナノマシーンを取っ払っちゃえばいいじゃない。
《採点の続き》
『レイカ。0てん。
TOTAL60てん。あと40てんでおわり。』
『JJ。0てん。
TOtAL0てん。あと100てんで終わり。』
『とうごう。0てん。
TOtAL21てん。あと79てんで終わり。』
『くろかわ。0てん。
TOTAL80てん。あと20てんで終わり。』
※100点メニューの3番について長々書きます。
興味の無い方や3番について考えたくないという方は読み飛ばして下さい。
《3番とは何か》
《3番の解釈》
「何度も死んだり生き返ったり···人間、そんなチープなもんでいーのか?」
坂田研三の言葉である。
“再生”は“コピー”であって、“死者蘇生”ではない···この思想を端的に表した言葉だ。
しかし黒川は違う。
アイツは“再生”≒“死者蘇生”と捉えている。
原作を何周も読み直し、二次創作を読み漁り、GANTZの真実を全て知った上での考えである。
なぜか?それは黒川が“魂”の行き先を知っているからである。
《輪廻転生》
神星人曰く“魂”とは、人間が死ぬとき肉体から分離し異次元へ移動する、21グラムの情報体である。同じ次元で一度関わりを持った者同士は、永遠に関係が続いていく。
例えば、レイカがアメリカ人の女性として生まれ、その子供として玄野と岸本が生まれるという可能性も存在する。
魂は不滅である。
肉体が滅びようとも魂は別の次元へと旅立ち、また新たな生を享ける。
だから黒川は死者の複製を受け入れられる。
“オリジナル”の生まれ変わりが幸せであることを祈りながら、新しく生み出された命を愛することが出来る。
《まとめ》
新しく生み出された命!
その価値には!
なんの違いもありゃしねぇだろうが!!
誰が一番好き?
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加藤
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玄野
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和泉
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レイカ
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JJ
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東郷
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黒川