住宅街に“転送”された。
ガンツに転送されていく様子って結構グロいんだね···。
フルカラーのレントゲンがせり上がってきて身体が再構築される感じというか。あまり気分のいいもんじゃないな。
「1千万はゲームの賞金」
「ゲーム?」
「アメリカのケーブル局と共同制作で···──」
西くんの嘘にまんまと釣られる参加者たち。
玄野くん···いや今は同級生だし呼び捨てでいいか。──玄野は西くんに反論したけど言いくるめられた。
いやテレビ局が無許可でこんな事するわけ無いし、それ以前にたかがテレビ局がこんなSF的技術を保有してるわけが無いだろJK。
それでもこの時点から洞察力の良さは伺えるあたり、やっぱり主人公だよなあ。転送ギリギリだけどスーツも着てるし。
あ、ちなみに俺もスーツは着てます。
ガンツソードはまた今度持って行く。
「時間制限1時間かよ!」
「急げ!」
哀れ、西くんにまんまと釣られて囮として使われる参加者たち。
階段を駆け下りてレーダーの反応があった地点へと走り去ってしまった。
「どーする?計ちゃん」
「···帰る、か?」
「3人とも、少し待ってくれ」
「黒川?」
絶対に家に帰さんお前らだけは。というかエリア外から出たら爆死(ガチ)するからやめとけって。政治家おじさんの死亡現場を見たいんなら止めないけど、グロいのは嫌だろ?
···そう言おうとしたけどグッと堪えて、“GANTZのことなんか何も知りません”というフリをしつつ忠告する。
前世持ちだとバカ正直に言っても信じられないだろうし、話が無駄にややこしくなるからな。
「いいか。まず俺たち全員が一度死にかけて···というか多分本当に死んでる。それに空間を飛び越えるトンデモ技術といい、出来の良すぎる催眠術といい···何かがおかしいだろ」
「···つまりどういう事だよ」
「
「なんだよヤバい事って」
「それは···分かんねえけど」
うーん説得って難しい。
玄野はこの状況に疑いを持っているけど、“今から異星人と殺し合いをします(バトロワ風)”って証拠も無いのに伝えられないし。
とりあえず放置でいいか。一応は警告したし、あと少ししたら嫌でも分かることだ。
4人で連れ立ってテクテク歩く。
岸本は加藤の隣につき、俺と玄野はその後ろを歩く。玄野の片思いも原作通りのようだ。
ドンマイ、もっといい女が現れるから我慢しとけ。巨乳も良いけど貧乳だってステータスだ。
ゴキャッ
おう。唐突にねぎ星人の子供が落っこちてきた。申し訳ないけどキモイ。血も緑色だし。
別にいきなりだったからびびびビビったとかそんなことは無いぜ(震え声)。
にしても人間を基準とすればコイツも相当ハイスペックだよな。ジャンプ力凄いし、高所から落ちても立ち上がって走れるだけの余力がある。
「なんだ···今の···」
戸惑いつつも、加藤は真っ先にねぎ星人と他の参加者達を追っていった。
玄野、岸本、俺の3人も後を追うが、スーツを着ている玄野と俺はともかく、岸本は加藤の走るペースについていけず座り込んでしまう。
「計ちゃん!
「「えっ」」
「玄野···なんか、すまん。俺も加藤のところ行こうか?」
「い、いや!別に大丈夫だから···」
玄野と岸本が2人きりになる機会を邪魔してしまった。少し申し訳ない。
2人揃ってエリア外に出て爆死、という可能性を無くすためでもあるから許してくれ。
ピンポロパンポン ピンポロパンポン
あっ来た、警告音。
「ケータイ?」
「持ってないよ···」
「どこから鳴ってんだろ。まあいいか···黒川、どうした?」
「···一旦こっちに戻ってくれ」
「え、なんで「いいから」···分かったよ」
「ほら、向こうにあるの···見えるか?」
「死体!?」
「あの人···1人で帰っちゃったおじさんだよね···」
「よく分かんねーけど、とりあえずここは危なそうだから離れよう」
「お、おう···」
これで玄野生存確定!ヨシ!
玄野なら普通に危険を察してこの場から離れるくらいはしただろうけど一応ね。
原作通りにいかないことだってあるかもしれんし。ガンツって適当だからな。
「どーしよう···私すごく怖いんだけど」
「俺がなんとかして···家まで帰してやるよ」
「ひゅー、やるね玄野」
「···茶化さねーでくれよ」
「すまん」
さて、今頃向こうはねぎ星人とのスプラッタか。ぶっちゃけ加藤以外は、生存されても戦力にならないどころか部屋の上限人数を埋めちゃうから困るんだよな。
だから申し訳ないが死んでくれ。南無。
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