Q.なぜTOUGHネタを入れたのか。
A.深夜テンション。これに尽きる。
※作品タグを追加しました。
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「自爆はやめてくれ!これ以上はこちらも攻撃しない!!」
巨人軍はガンツチームの手によって崩壊し、イヴァが斃れた以上、早期の立て直しは不可能。
もはや勝敗は決した。
「お願いだッ!もう戦争はしたくない!どこか無人の惑星を探してくれ!アンタたちなら出来るはずだ!」
たった1人残った巨人の兵士は、玄野の懇願を聞き···それでも軍に殉ずる覚悟は変わらなかったらしい。自らの首を掻き斬り果ててしまった。
やはりスペースコロニーの自爆は避けられなかったか···それならいっそ、地球へ墜落しないように完全に破壊する手立てを───と、そこまで考えてようやく気付いた。
「自爆が始まらない?」
爆発音は響かず、地面も全く揺れてない。
「へッ···セキュリティ甘々なんだよ」
「西くん!?」
「西くんが巨人の管理下にあったブラックボールを経由して、メインシステムにハッキングしたんだ。僕は少し手助けしただけ」
どんな脳味噌してるんだ。
機械に疎い俺でも、西くんのやった事はヤバい──それも超弩級に──と分かる。
「もうこの船は自動操縦に切り替えてある。コイツらが地球に来ることはもう無えだろ」
「なら全部···終わった、のか···」
達成感と充足感、そしてほんの少しの哀情を滲ませながら、西くんは小さく「ママ」と呟いた。
「玉男さん···俺たち全員、地球に転送して下さい」
ジジジ───
ここに居る全員で守り通した、俺たちが生きる蒼い星へ──最後の“転送”が始まった。
◆◇◆◇
《Side超高度文明異星種族》
「やはり地球人類が勝利したか」
私以外の生物が居なくなり、静まり返った“部屋”に私の独り言が響く。
私が伝えた、巨人族を撃退しうる最低限の性能を持つ兵器の情報。
地球人類はそれを見事に使いこなしてみせた。
あまつさえ中枢にハッキングを仕掛け、“慈悲の”追放を行ったのは予想外だったが、それも含めて納得の結果だったと言える。
「玄野計···そして黒川零」
前者の存在と、その重要性は最初から察知していた。巨人族を撃退し、間接的には全宇宙の秩序をも揺るがす“キーストーン”。
だが後者の存在はさほど気に留めていなかった。
『アンタ···俺の
あの意味深な発言が気にかかり、彼の“魂”が歩んだ歴史を観測しようと試みた。
そして驚くべき事実を知った。
「“別世界”の民···そして“原作知識”」
彼の前世は次元すらも超越した、文字通り“別世界”の住人だったのだ。
そこにはこの世界と同じように太陽と地球が存在し、同じような文明が築かれていた。
しかしコチラの世界とは随所に相違が存在している。玄野計や巨人族は存在せず、私の存在も確認できない。カタストロフィは気配すら無い。
何よりも驚くべきことに、一連の出来事がたった1人の人間によって、“漫画”という形で記録されていたのだ。
一見すると表面上は何も変わっていないように見えて、宇宙の秩序や概念といった根本的な要素が全くの未知。
随分と永く生きてきたが、これほどまでに好奇心を刺激されたのは宇宙誕生以来初めてだ。
『アンタはやっぱり神じゃ無かった』
成程。このことを見抜けなかった私は、彼の目にはさぞ滑稽に映っていたのだろう。
「さて、観測を続けようか」
かの世界を、全て知り尽くすまで。
◆◇◆◇
セバスチャンという人間の複製体を介して“ソレ”の存在は予め識っていた。
フィクションの対象に対して抱く、たまらなく愛おしい感情──“萌え”。
私はソレに魅入られてしまった。
黒川零の魂を時空を越えながら◯年観測した私の美意識は、日本人のソレに限りなく近い。
見目麗しい少女が使命の為に戦う姿を、美しく尊いものだと感じるようになった。
この素晴らしい感情を、私は✕年掛けて同族に“布教”した。
初めの頃は「コレの何が良いのだ」と言われたものだが、今では全員が“萌え”アニメーションの虜である。
「今週のプリキュア見た?」
「当然だ」
「やはり利発な子が戦うのは良いものだ」
「最高だ」
未来に放送される『HUGっと!プ◯キュア』の映像データを他の次元から取り込みつつ、私は同族との語らいを心ゆくまで楽しんでいた。
そしたら最終話で脳破壊された。
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これにて本編完結。
残りはエピローグを1話だけ書いて終了です。
《超高度文明異星種族》
“萌え”の沼にどっぷりハマった。
秋葉原には週5で通っている。
巨人族が地球への侵略を再開した時は、1人残らず“抹消”するつもりでいる。
ソレでいいのか上位存在。
《黒川を転生させたのは何者か》
意思や自我を持たない“◆概念”の生理現象、あるいはバグによって黒川は転生した。
“◆”の事は神星人もとい超高度文明異星種族も知覚出来ていない。
“◆”の詳細をテキスト化するとこのサイトがクラッシュする。
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