ROM専がGANTZ世界に転生した話   作:訥々

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田中②

「さっきも言った通り、レーダーを見ると北に5体、東に7体いる。だから2チームに分けるぞ」

「お前がリーダーかよ」

「悪かったな。俺だってやりたくてやってるわけじゃない。···時間制限もあるし、俺が勝手に分けるぞ。北にはあんたら(暴走族)3人と、そこのイケメン(北条)とサダコと、お婆さんと子供が行ってくれ。残りのメンバーで東の奴らは倒す」

「俺、スーツ着てねーんだけど···」

「距離を取れば大丈夫だろ、多分。むしろスーツ着てるやつから離れてるほうが危険だ」

 

強引に主導権をもぎ取って戦力を割り振ることに成功した。数が少ない方を新規参加者に、数が多い方を前回からの参加者にあてたから、そこまで悪い心象は持たれない···はず。

 

 

◆◆

 

 

田中星人達が棲んでいるらしいボロアパートに到着。ボスを含めて7体もいるけど、原作で玄野がやった方法なら一網打尽に出来る。

皆からの心象の悪化を防げて、しかも楽に敵を倒せる。まさに一石二鳥だ。

 

まずは1階に田中がいないことを確認。

よしよし、きちんと2階にまとまってるな。

 

「よーし···行くぞ!」

 

()()()()()()Xガンを連射。

直ぐにガンツスーツで強化された脚力でアパートを抜け出して───2階の床が爆裂。

支えを失った建物は自重を耐えきれずに歪み、ベキベキと音を立てて崩落した。これで殆どの田中星人は瓦礫に潰されて死んだだろう。

 

「すっ···げ」

 

玄野が呆然としているけど元々はお前のアイデアだぞ。俺がこんなこと初見で出来るわけない。

 

「終わった···のか」

「いや、まだだ」

 

上を見上げると、筋肉ムキムキな巨大カラスが俺たちを睨みつけている。

 

「きゃあっ!?」

「何だアレ!?」

「黒川、アレは一体···!?」

「アレがボスなんだろ。···っと、来るぞ!」

 

獲物を見定めた隼のように、ボスカラスが急降下してきた。

この速さじゃXガンは多分外れる···なら!

 

ホルスターからガンツソードを抜き放ち、鍔に備えられているボタンを押す。

すると収納されていた刀身が現れた。

 

「フッ!!!」

 

気合(いき)を込めて──斜めに振り上げた。

 

俺は剣道未経験だが、ガンツソードは基本“当たれば勝ち”なチート武器だ。

業物なんてメじゃない、コンクリートすらも豆腐のように切り裂く。

 

黒翼に刀身がずぶり、と入り···さしたる抵抗もなく筋肉の鎧を両断した。

断末魔すらも上げられずにデカムチカラスは絶命し、大量の血飛沫をあげる。

 

なんとか、勝てた·······。

安心しきった俺は大きな息をついた。

 

あ···でもまだ5体はいるのか。

うへぇ〜つらい。

 

 

◆◆

 

 

 

勝ったわ。

 

というか北条が1人で2体も倒してくれてたから、後は総掛かりで3体をボコるだけの作業だった。

口から発射する···前世に見た掲示板だとチャージショットと書かれていた攻撃にだけ注意すれば、素手でも倒せそうだったな。

 

ちなみに暴走族3人と婆さんと孫は死にました。

尊い犠牲だったよ。

···え?死なせるつもりでチーム分けしただろって?そうだよ(真顔)

少し真面目に話すと、あの5人が生き残ると原作の優秀なメンバーが来れないから早めに死んでくれないとマズい。

んで、優秀なメンバーが来ないと多分オニ星人編以降で完全に詰む。

最終的にはカタストロフィで人類が滅ぶ。

だから仕方なかった。許し亭許して。

 

おっ、転送が始まった。

俺は何点取れたんだろうか。

 

 

◆◆

 

 

 

ちーーーーーん

 

それぢわ ちいてんをはじぬる

 

 

黒玉に文字列が浮かぶ。

 

 

犬。0てん。

やるき感じられづ。なんかしろ。

そもそも犬連れてくんなよ。

 

巨乳。0てん。

おっぱいゆれすぎ。

思わずガン見したら殴られた。

意外と力あるんだな、かなり痛い。

 

かとうちゃ(笑)。5てん。

TOTAL5てん。あと95てんでおわり。

北にいた5体のうち一体を倒した。

だけど100点はまだまだ遠い。

 

サダコ。0てん。

ホモのあとつけすぎ。いなくなりすぎ。

コイツは···何者なんだろう。

原作でも謎のまま死んでたからな。

 

 

「ホモの後つけすぎ···ホモって誰だ?」

「!?···死んだ奴の中にいたんじゃねーの?」

 

 

ホモ。10てん。

TOTAL10てん。あと90てんでおわり。

あっさり暴露されてる···お労しやホモ上。

性癖が時代を先取りしすぎたんだな。

 

 

「違うっつの!ふざけんなっ、てめーら!」

「俺はノンケなんだ、ごめん」

「だッ、誰がお前なんか!」

「加藤くんまで離れちゃって···ホモだからってそんなに嫌わなくても···ふふっ」

「ホモじゃっ、ホモじゃねえ!」

 

 

西くん。5てん。

TOTAL92てん。あと8てんでおわり。

西くんはステルスを看破されつつもきっちり1体は倒した。やはりスーツの耐久が残っていれば勝てる相手だったらしい。

でも次は仏像編なんだよな······。

 

くろかわ。43てん。

TOTAL43てん。あと57てんでおわり。

最初に1体倒して5点、アパートを潰したときに6体死んだから30点。それからボスを倒して8点···ってところか。やったぜ。

 

くろの。5てん。

TOTAL8てん。あと92てんでおわり。

玄野も1体倒した。点数だけ見ると微妙だけど。

···うん、俺が点数の横取りをしてしまったせいだ。申し訳ない。

 

 

──────────────────────

 

難易度は絶対にネギ星人<<田中星人なのに、文字数がネギ星人>>田中星人になってる···。

戦闘シーンを真面目に書こうとすると筆力の無さが完全に露呈して見るに堪えない文章になっちゃうからね、仕方ないね(早口)

 

◯現時点でのオリ主の評価

おっぱい星人

→仕事が出来ておっぱい好きなサイコパス

 

 

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