アリア・ノエルです。
気の向くままに筆を執らせていただきました
拙作の世界を楽しんでいってください
「asdfjgeino......」
「kadaggadfkj;og;oiah!」
緩やかな意識の目覚めとともに何かの音が聞こえる。そして急激な刺激とともに目へと痛みを感じ、自分から声が大きく漏れてしまった。混乱の中にありながらも、冷静に頭は状況を分析していく。その声は普段聞きなれている低く落ち着いたものではなく、甲高くどこかで聞いたことのあるものだった。目に映る少しにじんだ景色には、頭に大きく三角形を二つのせた人型が三つ、加えて、まるで赤子に戻ってしまったような輪郭になっている随分と小さくなってしまった自分の手がある。途切れそうな意識のもと自身が以前に読んだことのある小説を思い浮かべ、一つの答えに辿り着いてしまう。これって転生じゃね...?そう考えた瞬間、途方もない疲労感が自分の意識を暗闇へと運んで行った。
「adtiuhl38hn?l;kjas;hijhnlk*.....」
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俺が自分を意識し始めてから3か月ほどがたった、気がする。というのも、赤子だからやることが全くなくて暇つぶしに太陽と思われるものの登った回数を数えたところ、そのくらいの日数になっていたのだ。それほどの時間がたてば、自然と様々なことがわかってくる.
まず、一つ目に転生したということ。前は普通の男子高校生だったのに、急に赤子に、しかも言語が聞き取れないなんてありえない。自分が死ぬ瞬間とか、神様にあったとかの記憶がないのは不思議だがそれは考えてもどうしようもない.
2つ目に、ここは俺の住んでいた世界、地球ではないということ。これは目がしっかりと見えるようになってすぐにわかった。周りにいる人の頭に、大きな狐の耳が生えているのだ。少なくとも、俺が生きていたころにはそのような人間を見た覚えがない。
しかもこの状況はよく読んでいた小説に出てくるものによく似ている。最後に自分の種族が狐人というものだということ。これは親が俺に話しかけている内容を聞き取ることで理解した。
「タナ、本当hi可愛いne~!」
「あぃ~」
母親である女性から、ところどころではあるが、理解のできる言葉として声が頭の中に入ってくる。いまだに母親と父親の名前は知らないが、今世での俺の名前はタナというらしい。性別は女である。前世では想像もできない苦難がありそうだ。
なんといっても、やはり、今世の母親であるこの女性は、とても美人なのである。頭にある大きな黒の狐耳、滑らかすぎる黒の長髪、そして整った顔に主張は控えめだが決してみすぼらしいわけではない美しい体。これは俺の容姿に期待してもいいのでは!?
父親のほうは、まあ、その、イケオジといってもいいのだが、いかんせん普段がだらしない。本人はとても強い冒険者だと語っている。細く引き締まった体、腕や顔に刻まれた傷跡が数々の戦いを乗り越えたのだと感じさせるが...とてもそうだとは思えない。腰にさしてある剣のようなものは、鞘と思われる部分がかなりの傷がついており、いくつもの戦いをくぐり抜けてきたことが想像できる。武器を見ても納得ができない。
母親と遊んでいるとあっという間に時間が経ち、窓から差し込む光も随分と暗くなってしまった。彼女はそのことに気づいたかのような表情を浮かべると慌てた様子で立ち上がり、俺の手をそっと握った。
「mouちゃんとeeこにsiteるんだよ?」
そっとやさしく言うと、もう片方の手で俺の頭を撫でた後に扉から出ていった。
窓から見える景色は随分と暗くなっており、空にはいくつもの星が瞬いている。遠くのほうからは生き物の遠吠えが聞こえたりと、活力にみなぎっていることがよくわかる。淡々とした思いをかみしめてると猛烈な眠気が襲い掛かる。この体にとってはそろそろ眠るころらしい...。明日への期待を込めてそっと目を閉じた。
誤字報告、ここをこうしたらもっと良くなる!などよろしくお願いいたします