ゴジラVSポケットモンスター「ポケモンでゴジラパーティー 」   作:GMKゴジラ

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ポケモンリーグ2回戦です。

アニポケでは2匹しか戦わせなかった2回戦の相手、3匹目のポケモンがニューラとして登場します

カントー以外のポケモンもどんどん出します。

サトシやヒロシ、シゲルとは最終決戦で戦うと決めています。



第2話 リーグ2回戦(守護神獣と偽りの王)

セキエイ大会 第2回戦 —— 水のフィールド、モスラの舞

「セキエイ大会、これより第2回戦を開始します!」

 

アナウンサーの声がアリーナにこだますると、スタジアムには熱狂の波が押し寄せた。

ここは広大な水上フィールド。アニポケのアニメでも度々見かける“特殊なステージ”のように、多数の浮島が点在し、水しぶきが幻想的な光を映し出している。

 

「ポケモン映画の水上バトル大会」を思わせる華やかな空気に包まれ、観客たちのボルテージは最高潮に近い。

 

スタンドの一角には、シゲルとサトシ、そしてピカチュウが並んで座っていた。

「へぇ、ここが水上フィールドか。派手そうだな」

サトシが「ピカチュウと一緒に見に来て正解だぜ!」と笑顔をこぼすと、ピカチュウは「ピカー!」と声をあげ、尻尾を振っている。

 

シゲルは興味深そうに周囲を眺め、「サートシくん、あんなの俺なら余裕だね」と言って得意げな表情だ。

 

 

レッド vs セイジ、バトルスタート

 

リング中央に進んだ審判がマイクを握り、

「それでは……セキエイ大会第2回戦、セイジ選手 vs レッド選手の試合を始めます!

両者、ポケモンバトルの準備をお願いします!」

 

と高らかに宣言。俺はボールを握りしめ、深呼吸する。

 

(この瞬間を待っていた…… 今度こそ怪獣たちの恐ろしさを思い知らせてやる!)

 

「行くぞ、モスラ!」

 

俺がモンスターボールを投げると、虹色の翅をもつ色違いのバタフリー――通称「モスラ」いやレインボーモスラが優雅に空を舞い降りる。

 

すると、近くの観客が平成VSシリーズや平成モスラ三部作で登場人物が実際に語ったセリフを、そのまま口にし始める。

 

アニポケの大会を観戦しながらも興奮のあまり名台詞を叫んでいるようだ。

 

「モスラは私たちを守るために戦ってるのよ!」

「自然を壊し続ける限り、平和なんて訪れないわ」

「これはモスラの使命なのね」

「モスラヤ モスラ ドゥンガン カサクヤン インドゥムゥ……」

 

サトシが苦笑しつつ、「おいおい、ポケモンの大会なのに、何を言ってるんだ?」と首をかしげ、シゲルも「まったく、映画の台詞ばかり引用して……」とメタ的なツッコミを入れる。

 

ピカチュウは「ピカピカ……?」と小首をかしげている。

 

「モスラはもう一度バトラと決着をつけに行きます……!」

「バトラも死んでなかった!」

 

誰かがそう叫ぶと、周りが「お前さっきも映画のセリフ引用してたろ!」と笑い合う。俺は思わず映画のセリフに興奮するが、今バトルに集中だ!

 

対する相手、セイジもボールを握りしめ、鋭い目でこちらを睨んでいる。

 

「行け、パルシェン!」

 

 

モスラ vs パルシェン

 

パルシェンが水しぶきを上げて浮島に降り立つ。

 

「パルシェン、からにこもる!」とセイジが指示すると、剣山のような殻を閉じて防御体制を考える。

 

まず防御力を上げてから攻撃に移る作戦のようだ。

 

「モスラ、クロスヒートレーザー(サイケこうせん)!」

 

モスラが翅を大きく広げ、虹色のビームを放射。パルシェンは硬い殻で耐えようとするが、強烈な衝撃を受けて一瞬動きが鈍る。

 

「パルシェン、からではさむ!」

 

セイジが攻撃命令を出し、パルシェンがモスラを狙い突進。しかし、モスラはマッハ3のスピードで軽やかに飛行して回避に成功。

 

「モスラ、鱗粉フィールド(しびれごな)!」

 

虹色の粉を一面に撒き散らし、しびれごなの中にはスパークのような電撃が走る。

 

それはまさに平成三部作モスラの鱗粉攻撃と同じだった。パルシェンが痺れて動けなくなる。その隙を見逃さず、俺は勝利を確信して決め技を繰り出した。

 

「モスラ、スパークリング・パイルロード(シグナルビーム)!」

 

腹から極太のビームを最大出力で発射し、パルシェンを弾き飛ばす。バシャーンという音とともにパルシェンは水面に沈み、起き上がれなくなる。

 

「パルシェン、戦闘不能……!」

 

審判が旗を振り下ろすと同時に、スタンドから拍手がざわめく。

 

サトシが「地球が怒ってるんです!」と歓声を上げ、ピカチュウも「ピカッ!」と揺れている。 シゲルは「お前、頭どうかしたか?」と口の端をわずかに上げる。

 

サトシは「どうもしてませんよ、どうしてるのはあなたの方です!」と言い返す。

 

シゲルはむっとした表情を示す。

 

 

モスラ vs ウインディ

 

「行け、ウインディ!」

 

セイジが投じたボールから登場したのは炎タイプのウインディ。 大きく吠えながら水上フィールドに降り立つ姿に観客がざわつくが、セイジの顔に迷いはない。

 

「ウインディ、かえんほうしゃ!」

 

大音響とともに炎が噴き上がり、水と反応して白い蒸気が立ちこめる。 モスラがビームで対抗しようとするが、ウインディがスピードを活かして回り込み、攻撃をかわす。

 

観客席から声援が聞こえてくる。

 

「モスラが危ない!?」

 

モスラは必死に攻撃を続けるが、突然ウインディが猛スピードで突進し(フレアドライブ)が炸裂しする。

 

効果抜群の炎物理技にモスラは沖島の上へ叩きつけられて翅を焦がされてしまう。 モスラは悲鳴をあげ、浮き上がれない。

 

「モスラ……!」

 

俺が呼びかけるも、審判が旗を振る。

 

「モスラ戦闘不能……!」

 

俺はモスラをボールへ戻し、歯を食いしばる。 (ごめん、モスラ……でも、まだ終わりじゃない)

 

「壊せ、もっと壊せ! このフィールドは俺達が新しく作り直す」

 

客席からは相変わらず驚きの声が上がる。

 

 

キングギドラ vs ウインディ

 

だが俺も切り札を温存していたわけじゃない。

 

「行け、キングギドラ……!」

「キングギドラは最強のアルファタイタンだ。お前たちにはなすすべは無い」

 

色違いで金色に輝くサザンドラがリングに出現した瞬間、客席に大きなどよめきが走る。通常の3倍の大きさを誇る体躯、黄金に輝く色違いの体。まさに黄金の終焉を示すかのような威容だった。

 

サトシが「タイタンたちは、この腐った文明をリセットするために目覚めるんだ」と驚き、ピカチュウも「ピカピカ!」と叫んでいる。 シゲルは微笑を深め、「モンスターゼロだけじゃ足りない。他のタイタンたちも解放する」と呟く。

 

一斉に観客たちがエクシフの神官のように叫び始める。

 

「恐怖を受け入れることで、新しい世界が生まれる」

「神の意志に逆らうことは、無意味だ」

 

他の客が「いや、今日のバトルに関係あるのか?」と突っ込む。

 

金色のサザンドラ、キングギドラが低く唸りをあげる。 三つの首がウインディを睨みつけ、全身から稲妻がしきりに散っている。

 

「ウインディ、かえんほうしゃ!」

 

轟音とともに噴き出す炎が、水面を爆風で揺らしながらキングギドラへ襲いかかる。

しかし、キングギドラはその巨体を微かに沈めるだけで回避。 3つの首がビリビリと電撃を溜めている。

 

「キングギドラ、引力光線(チャージビーム)!」

 

3本の首から荒々しい電撃ビーム同時に発射され、ウインディを捉えようとするが、ウインディは高速移動で浮島を飛び移り、かろうじて回避を重ねる。

そのたびに轟音がスタジアムを揺らし、観客から悲鳴にも似た興奮が湧き上がる。

 

「まだだ……ウインディ、とっしんで行くんだ!」

 

セイジが声を張り上げると、ウインディは火炎を纏わず純粋な肉体の衝撃でキングギドラへ突貫する。 巨大なドラゴンに正面から挑む姿に、観客がどよめく。

 

「すでにパンドラの箱は開けられた。もはや閉じることはできない」

 

俺がギドラを信じて呟く。

キングギドラはとっしんの衝撃を受けてもなお、ゆっくりと体を持ち上げ、全身にさらに大きな電撃を宿し始めた。

 

「ウインディ……トドメだ!!」

 

セイジが声援を送る中、ウインディは再度跳躍し、フレアドライブの態勢へ移行。 体を火炎で包み、金色の巨体めがけて猛然と突っ込む。

 

「殺し合ってるぞ!」

観客たちがギドラと(ごますりク・・・)ラドンの戦いを見て驚いたときのようなセリフを上げる。

 

フレアドライブで突撃するウインディ。

だが、次の瞬間、キングギドラが羽を大きく開く。

 

「偽りの王の力、見せてやれ!引力光線全開(10まんボルト)」

 

羽の先端全てから全方位を覆い尽くす引力光線(10まんボルト)が同時に発射される。 雷撃が全方位に放射される。

 

光線がウインディを貫くように命中し、爆音と閃光がリングを席巻した。

 

「あれがモンスターゼロ!」

「偽りの王か!」

 

観客の声援が聞こえてくる。

 

轟音が収まり、視界が開けたときには、ウインディが意識を失って地面に横たわっていた。焼け焦げたような痕があちこちに残り、その体はもう限界だ。

 

「ウインディ……戦闘不能……!」

 

審判が旗を振り下ろす。

 

「あれが金星を3日で滅ぼしたキングギドラ!」

 

観客はその破壊力に息を呑み、次の瞬間には大歓声と拍手が巻き起こる。

 

セイジは肩を落としながらも苦笑を浮かべ、「まったく……お前のキングギドラ、まさに最強のアルファタイタンだな。すごいよ」とボソリと呟く。

 

俺はキングギドラの方を見やり、「よくやった!キングギドラ!」と声をかける。 三首がそれぞれ誇らしげにうねり、その背びれがチラチラと雷光を散らした。

 

「愚かなトレーナーだ。救いようのない原始人だ」

 

観客席から負けたセイジに向かってヤジが飛ばされる。

もう場内は異様な熱狂に支配されていた。

 

 

最終決戦:キングギドラ VS ニューラ

 

セイジは原始人と馬鹿にされたヤジを気にせず最後のポケモンを繰り出す。

 

「最後だ……行け、ニューラ!」

 

原作無視の第二世代のポケモンである。

 

セキエイリーグの象徴とも言える激闘の場に、氷・悪タイプの代表格ともいえるニューラが力強い声とともに出現。

 

しかし、俺は静かに呟く。

 

「俺がキングギドラを動かす限り、どんなに強大なポケモンであろうと相手は勝てぬ……」

 

(コンピューターM11行くわよ)というゴジラVSキングギドラの幻聴が俺の脳裏に浮かんでは消えた。

 

「ニューラ、れいとうビームで一気に押し切れ!」

 

セイジの絶叫とともに、ニューラが漆黒の体を躍動させて浮島を移動しながら氷のビームをキングギドラへ吐き出す。

 

猛然と噴き出した冷気がフィールドを凍らせる勢いで突き進む。キングギドラは翼を広げながら体を捻って回避を試みるが、一部が氷の粒を受けてひび割れのような音が響き、甲高い鳴き声を上げる。

 

「キングギドラ、カテゴリー6のハリケーン(ぼうふう)!」

 

ドゥン!

ドラゴンの翼が大気を震わせ、強烈な突風がニューラを巻き込む。 浮島ごと揺さぶられそうなその威力に、観客が悲鳴に近い驚きの声をあげる。

 

だがニューラも空中を舞う力こそないが、素早い身のこなしで必死にバランスを取り、ハラハラとしながらも均衡を保つ。セイジが再び声を張り上げる。

 

「ニューラ、もう一度れいとうビーム! そしてシャドークローで畳みかけるんだ!」

 

二連撃を狙ったニューラが、氷の光線を吐きつつ、高速移動でキングギドラの懐へ潜り込む。キングギドラは複数の首をうねらせながら、「引力光線の全方位放射(10まんボルト)」で迎撃を図るが、ニューラは見事に電撃を掻い潜り、己の爪に闇のオーラを纏ってキングギドラの胸元を切り裂こうとする。

 

ビリビリッ……!

しかし、キングギドラも強大な引力光線(チャージビーム)を至近距離で放つ。お互いの技が同時に相手を貫き、大爆発の閃光が視界を奪った。

 

「これは……両者相打ちか!?」

 

スタンドが騒然となる中、煙が晴れた時、まだ両者とも立っている。

ニューラは片膝をついて息を荒げ、キングギドラは三つの首にダメージが見られるが、首に微かに電撃を蓄えている。

 

「ニューラ、ここで決める! つじぎり!!」

 

セイジの渾身の声。

ニューラが全身に闇のオーラをまとい、一気に最大火力の一撃を放つ。その爆発的な邪悪の気配が辺りを漆黒に染め、キングギドラはまともに受けてしまう。悲鳴が轟き、一瞬踏みとどまるかのように見えた。

 

が——「ギャォォォォン……!」

キングギドラは三首が恐ろしく唸り声を上げ、光を集め始める。

 

「キングギドラ、アルファタイタンの力見せてやれ、トリプルトルネード(はかいこうせん)!!」

 

三本の首が同時に引力光線を発射し引力光線を束ね、渦巻く黄金の光がニューラの闇のオーラすらも呑み込む勢いで突き進む。

 

空中に爆音と閃光が炸裂し、ニューラは耐えきれずに吹き飛ばされて地面へと叩きつけられる。

震えるように立ち上がろうとするが、もはや体がついてこず——そのまま崩れ落ちた。

 

「ニューラ……ダウン!」

「やったぜエミー」

 

沈黙の後、スタンド中から割れんばかりの歓声が沸き起こる。

 

「エミーって誰?」

 

というヤジも聞こえてくる。

息をのんで見守っていた観客たちが一気に解放されたように、拍手と絶叫を浴びせる。

スクリーンには「WIN! キングギドラ!」の文字が点滅し、ライトが眩しく客席を照らした。

 

「キングギドラの勝ちだ!」

 

俺は胸を張って宣言する。

 

勝利の瞬間、そして次への覚悟

セイジはニューラを労りながら微かに笑みを浮かべる。

「やっぱり、君のサザンドラ……ただ者じゃない。 怖ろしいけれど、見事だった!」

 

俺はキングギドラに歩み寄り、荒い呼吸をする三つの首を順に撫でる。

その眼にはまだ“さらなる高み”を目指すアルファタイタンとしての闘志が宿っていた。

 

「第三回戦、勝者は……レッド選手!」

 

観客の熱気がさらに増し、スタジアムは揺れるような喝采の渦に包まれる。 それを受け、俺は拳を握り締め、キングギドラの無事を確かめるように微笑む。

 

「よくやった、キングギドラ……お前は最強の王、アルファタイタンだ」

 

キングギドラが小さく頷くように三首を上下させ、金色の鱗がさざ波のように光を反射する。まるでゴジラ映画のエンディングを想起させるような光景だ。

 

セイジも悔しさを飲み込みながら、新たな挑戦への決意を固めるように立ち上がっていた。

 

この恐るべき“怪獣”アルファタイタンであるサザンドラが放つ黄金の終焉——「キングギドラ」の名に相応しい圧巻の強さを目にした観客は、誰もが息を呑むばかり。

 

しかし、セキエイ大会はまだ続く。 きっと、次の試合ではさらに苛烈な攻防戦が待っているだろう。 俺はキングギドラと共に、この先に待つ強敵たちをどんな手段を用いても乗り越えると、心に誓う。

 

スタンドからは絶叫とも呼べる声援が渦巻き、アニポケの世界にはない“破滅的な恐怖”さえ醸し出す偽りの王キングギドラが高らかに三つの首で雄叫びを上げる。その姿は、勝利の余韻を胸に次の舞台へ進む決意そのものだった。

 

「次も……圧倒的な破壊力を見せてやる。行くぞ、キングギドラ……!」




バタフリー(色違い)
 NN モスラ
虹色に輝く羽を持ち、レインボーモスラのようである。
ホウオウと戦った際は鱗粉でほのおを封じつつ、クロスヒートレーザー(サイケこうせん)の連射で完封した。

サザンドラ(色違い)
 NN キングギドラ
通常個体の3倍もの体躯と、黄金に輝く体を持つ。
3つの首から引力光線(チャージビーム)を連射することができる。
全方位引力光線(10まんボルト)でデオキシススピードフォルムを瞬殺した。

次回、
「水銀コバルトカドミウム、鉛硫酸オキシダン」

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