龍の目を持つ悪魔 (2年生編)   作:アニ督

10 / 10
お待たせ致しました。第9話です。どうぞ。


第9話 親友との再会

2093年5月27日

仮想世界 アンダーワールド 人界軍守備隊の天幕

キンッ

キンッ

この仮想世界、アンダーワールドでは今、闇の軍勢と人界軍における激しい戦いが続いていた。闇の軍勢は5万に対し、人界軍は3千と圧倒的な差に、人界軍は闇の軍勢に対して、奮闘、しかし一部の戦線で闇の軍勢が突破され、遂に廃人状態となったキリトと元にヴァザゴが率いる暗黒騎士団が到達、《創世神ステイシア》としてログインしたアスナが多くの闇の軍勢を奈落に葬りさるも、ヴァザゴなど一部の暗黒騎士団は難を逃れ、戦いを続けていた。

キンッ

アスナ「・・・・っ。」

ヴァザゴ「おい、どうした閃光、このままだと他の奴がドンドン死ぬぞ。」

「グハッ。」

「グッ・・・・。」

天幕を守備していた兵士は全て練度が低く、暗黒騎士団を相手に次々と倒れていく。そんな中、

ロニエ「はぁ!!」

キンッ

必死に戦う1人の少女がいた。名はロニエ、アンダーワールドでキリトの元付き人だった見習い騎士だ。しかし、

キンッ

ロニエ「くっ!?」

力の差で剣を弾き飛ばされてしまう。そして、

「死ねー!!」

暗黒騎士の1人が斧を両手で振り上げ、

アスナ「やめて!!」

ロニエ「いやー!!」

と目を瞑った瞬間、

キンッ

突如、として暗黒騎士の斧が弾き飛ばされる。

アスナ「・・・・・まさか。」

そして、誰もが気付かぬ間にロニエと暗黒騎士の間に1人の男が立っていた。そして、その男の正体は、

ヴァザゴ「おいおい、閃光だけでなく貴様も来るのかよ・・・・悪魔。」

アンダーワールドにダイブしてきた裕翔だった。更に、

シュッ

シュッ

シュッ

「グハッ!!」

「ッ!!」

暗黒騎士団に向かってドライアイスの弾丸が撃ち込まれる。そして現れたのは

真由美「アスナ、お待たせ。」

CADを装備した真由美であった。

アスナ「真由美、葉山君。」

裕翔「感動の再会は後だ。まず、この黒騎士に対処するぞ。」

と話していると、

ザッ

ザッ

暗黒騎士達が裕翔と真由美の周囲に集まってくる。

裕翔「真由美、お前は苦戦してる味方を頼む。」

真由美「分かったわ。気をつけて。」

と真由美が離れようとすると、

「ウォー!!」

暗黒騎士が剣で攻撃を仕掛けるが、

キンッ

裕翔「お前らの相手は俺だ。」

裕翔が割って入り、攻撃を防ぐ。

キンッ

「くっ!!」

そして、敵を再び弾き飛ばすと、

裕翔「さて、ここからは俺1人だ。かかってこいよ。黒騎士共、1人残らず、殲滅してやるからよ。」

と言うと、

「殺せ!!」

「ウォーー!!」

一斉に黒騎士達が攻撃を仕掛けてくるのであった。

 

一方、前線の中央前衛方面では、

ズドン

ズドン

整合騎士団、副団長ファナティオ達の前に現れたのは、

克人「ここは通さん。」

克人であった。克人は、ファランクスを使い、相手の巨人族と暗黒騎士団の残党を排除していく。更に右翼にはリーシャ、右翼には摩利が救援に到着し、戦線を維持していた。そして、椿は東の境界線で別動隊と行動するイーディスの元へと向かっていた。そして、後方で暗黒騎士団の相手をしていた裕翔と真由美は

 

後方

ザンッ

ザンッ

「クソ!!速すぎる!!」

裕翔「・・・・・。」

後方に侵入したヴァザゴ率いる暗黒騎士団に対して、善戦していた。

キンッ

ザンッ

「グハッ!!」

そして、また1人を倒すと、

「くたばれ!!」

「ウォー!!」

裕翔の前からは槍を、背後からは剣を持った暗黒騎士が挟み撃ちを仕掛けてくるが、

裕翔「・・・・。」

キンッ

裕翔はまず背後の剣持ちの暗黒騎士の攻撃をブレイブソード改を使い、受け流す。そして、

ドンッ

「なっ!!」

「おい!!」

そのまま、裕翔は攻撃を受け流し、背後に回ると、暗黒騎士に向かって蹴りを入れると、相手はバランスを崩し、前から槍を持っていた暗黒騎士の槍に

グサッ

「がッ!?」

そのまま、突き刺さり、2人は重なる。そして、

「クソ・・・なッ!?」

抜けなくなった槍に対処しているもう1人の槍の暗黒騎士に向かって裕翔は、

ザンッ

裕翔「・・・・。」

容赦なく、2人の首を斬り落とす。そして、

「こ、こいつ。」

暗黒騎士達は裕翔の冷酷な目と動きに対し、恐怖を覚える。そして、

「各個に攻撃を仕掛けるな!!囲んで一斉に仕掛けるぞ!!」

と言うと、

バッ

暗黒騎士達は裕翔の前後左右に囲み一斉に飛びかかってくるが、

裕翔「・・・・。」

カチャ

裕翔は直ぐに2本のブレイブソードを合体させ、大剣モードに切り換え、

ダンッ

「グァー!!」

ブレイブソードを勢いよく、360度、一回転させ、全ての敵を一刀両断する。

 

一方、真由美は

ドサッ

負傷した兵士達を攻撃を仕掛けてくる。暗黒騎士達を食い止めていた。

真由美「これで、5人目。」

と守っていると、

ティーゼ「あの。」

と声を掛けられ、後ろを見ると、そこにはロニエと友人のティーゼが立っていた。

ティーゼ「助けていただきありがとうございます。」

ロニエ「ここは、大丈夫ですから男性の方に。」

と言うが、

真由美「ありがとう。でも、大丈夫よ。彼は、・・・・。」

と真由美は裕翔を見ると、そこでは裕翔は圧倒的な数の敵に対し、ブレイブソードを奮い、戦い続ける姿があった。

真由美「負けないわ。彼は、今まで何度もあんな敵達を倒してきた人だから。」

と真由美は裕翔は見守るのであった。そして、裕翔は

 

キンッ

ザンッ

「ブッ・・・・。」

ドサッ

遂に最後の暗黒騎士を倒す。すると、

アスナ「葉山君!!気をつけて!!」

と声が聞こえ、背後を見ると

ヴァザゴ「デビル!!」

ヴァザゴが剣を片手に接近してきていた。しかし、

カチャ

裕翔はブレイブソードを鞘に収める。

ヴァザゴ「血迷ったか。デビル!!」

と斬りかかろうと、剣を振り上げるが、

キンッ

ドサッ

ヴァザゴ「はっ?」

振り上げる前に、ヴァザゴの右手を剣ごと斬り落とす。

裕翔「お前、随分の強そうに見えたが、大した事ないな。」

ヴァザゴ「なんだと。」

裕翔「今のお前に俺が本気を出す必要が無いんだよ。見る限り、剣を振るうことが苦手なのが丸見えなんだよ。だから、動きが分かるんだよ。」

ヴァザゴ「だったら、どうした!!」

サッ

ヴァザゴは再び剣を拾い、振り上げるが、

シャツ

裕翔「だから、今のお前が俺に勝てるなんてことは・・・・永遠にないんだよ。」

裕翔は再び、ヴァザゴが気付かぬ間に、動き首を刎ね、トドメを刺す。

ヴァザゴ(何故だ。何故、奴の動きが読めない。あんなガキとは違う。覚えていろ、直ぐに戻って・・・・貴様を・・・・)

ドサッ

ヴァザゴは最後まで裕翔を睨み続け、暗転していくのであった。

裕翔「ふぅ。」

シャツ

そして、裕翔はヴァザゴを倒すとブレイブソードを再び、鞘に戻し、一息つく。すると、

真由美「葉山君、お疲れ。」

と真由美が言ってくる。

裕翔「あぁ、そっちは。」

真由美「負傷兵は、全員無事。でも、それまでにやられた人は。」

裕翔「そうか。」

と話していると、

アスナ「真由美、葉山君。来てくれたのね。ありがとう。」

とアスナは真由美に抱きつく。

真由美「友達だから、当然よ。そうよね、葉山君。」

裕翔「あぁ、それより・・・・そこのおふたりが説明を求めてるようだが。」

と横を見ると、そこにはロニエとティーゼが立っていた。

ロニエ「あの、あなた方はステイシア神とその使徒達なのですか。」

裕翔「ステイシア神?」

アスナ「私が使ってるこのアバターのこと。地形を操ることができるって。」

裕翔「チートじゃん。」

アスナ「それを言うなら、葉山君や真由美もCADやブレイブソードを持ってきてるじゃない。」

真由美「そんなことより、まずは2人に説明を。困惑してるでしょ。」

と言われ、

アスナ「私はアスナ、確かにこの姿は創造神ステイシアだけど。これはこの姿を借りてるだけ。それと、こっちは。」

真由美「アスナの友人である、七草真由美よ。それとこの冴えない顔の男の子は、葉山裕翔君よ。」

裕翔「冴えない顔で悪かったな。」

と裕翔は言うが、

アスナ「まぁ、2人はいつもこんな感じだから気にしないで。」

ロニエ「は、はぁ。」

アスナ「それでキリト君は居ないかしら。」

と聞くと、

ティーゼ「ステイシア様とキリト先輩とはどういった関係なのですか。」

アスナ「キリト君は・・・・私にとって大切な人よ。だから、居場所を知ってたら教えティーゼを知ってたら、教えてくれないかしら。」

ロニエ「分かりました。着いてきてください。」

と言われ、着いていくと1つの馬車に辿り着く。そして、

ガチャ

中に入ると、

キリト「・・・・・。」

車椅子に座り、2本の剣を持ったまま、目には正気もなく廃人となったキリトがいた。

アスナ「・・・・。」

裕翔「・・・・!!」

真由美「コレが・・・・キリト君。」

そんな姿を見た裕翔は、

裕翔「真由美、行こう。キリトの状態は確認できた。」

と真由美の手を引き、馬車を出ようとする。

真由美「え、でも。」

真由美は残ろうとするが、

裕翔「今は2人だけにしてやれ。」

真由美「・・・・そうね。」

と耳元で話す。

裕翔「外で待ってる。」

とアスナに伝えると、2人は馬車の外に出るのであった。

 

5分後

ガチャ

アスナ「2人とも、ごめんね。気を使わせちゃって。」

裕翔「いいのか。もう少しいても良いんだぞ。

馬車からアスナが出てくる。すると、

裕翔「・・・・!!」

アスナ「・・・・!!」

キンッ

アスナ「・・・・ッ!!」

突如として、金髪の少女がアスナに斬りかかる。

ガチャ

裕翔「・・・・!?」

裕翔も直ぐにブレイブソードを手に取ろうとするが、直ぐに手を止める。すると、

?「貴様、何者だ。何故、キリトに近づいた。」

と金髪の少女が声を開く。すると、

真由美「アスナ、援護するわ。」

と真由美がCADを使い、魔法を発動しようとするが

裕翔「やめろ。」

裕翔がそれを止める。

真由美「どうして、止めるの。」

裕翔「いいから見てろ。」

と話すと、

ロニエ「おやめください、アリス様。」

ティーゼ「その者は敵ではありません。」

そばにいたロニエとティーゼも止める。

真由美「アリスって!?」

裕翔「そうだ。俺たちがこの世界にきた目的だ。」

と真由美も攻撃をやめる。しかし、

アリス「何故、キリトに勝手に近づいた。」

アスナ「・・・・、何故って、キリト君は私のだからよ。」

ふたりの争いは収まりそうになかった。すると、

キンッ

裕翔「・・・・!」

突如、青髪の男が割って入る。この男の介入により、アリスの誤解は解け、各戦線に散っていた整合騎士と克人、摩利、リーシャが合流した。その後、裕翔と青髪の男及び、ベルクーリ騎士団長を中心に作戦会議と情報共有が行われ、日が昇ると同時にダークテリトリー側に総攻撃を開始することが決定。目的はアリスをダークテリトリー側にある果ての祭壇へと送り届けることであった。そして、

 

3時間後

人界軍 後方天幕

日も沈み、静かになった夜の中、裕翔は天幕を歩いていた。すると、

ティーゼ「あの!!」

裕翔「うん?」

背後からティーゼが裕翔に声を掛けてくる。

裕翔「君は・・・確か、今日の戦い時に、キリトを守ってた・・・・。」

ティーゼ「はい、補給部隊のティーゼ・シュトリーネンと言います。本日は友人のロニエを助けて頂きありがとうございます。」

裕翔「礼なんていらないぞ。仕事をしただけだから。」

ティーゼ「それでも、救われました。それに葉山様の剣術、とても感動いたしました。出来ましたら、指導を。」

裕翔「やめとけ。」

裕翔は指導の願いを断る。

ティーゼ「どうしてですか。」

裕翔「剣術なんて、自分で見つける者だ。目標として目指すのはいい。真似する事も否定はしない。でも、最終的に剣術というものは自分で見つけるものだ。全く、同じ剣術なんて存在しない。それだけだ。お前はお前なりの戦い方で剣術を見つけろ。以上だ。明日、総攻撃だぞ。早く寝ろ。」

と言って裕翔はそのまま用意してもらった天幕へと向かうのであった。

 

翌日、

キンッ

裕翔達は、整合騎士共に予定通り攻撃を開始、ダークテリトリーへと進行する。この時、アスナが作り出した渓谷を渡ろうとしていたイスカーン率いる拳闘士と暗黒騎士団を奇襲する形になったのである。

「ハァッ!!」

キンッ

「ガッ・・・クソ・・・・。」

ドサッ

裕翔も先頭に立ち、次々と拳闘士達を倒していく。

裕翔「よし、ある程度は倒したか。後は、渓谷の向こう側にさえ、気をつけておけば。」

と周囲を見ていると、

裕翔「ん?何だ?あれは。」

裕翔が空を見ると、空から赤い光が柱ように伸びて、地上へと降りてくる。そして、

ブォーン

その光は地面に達すると、

ガチャ

ガチャ

裕翔「何だ。アイツら。」

そこから、赤い鎧を纏った兵士が次々に現れる。そして、

「dai!!」

グサッ

「グハッ。」

右翼に展開する人界軍へと攻撃を始める。それに気づいた裕翔は、

裕翔「敵襲!!右翼に敵増援!!警戒しろ!!」

と伝え、裕翔は右翼に向かい、

キンッ

直ぐに赤い敵と交戦を開始する。

裕翔「貴様ら・・・・ダークテリトリーの敵か。」

と聞くと、

「Kill you.」

裕翔「英語!?」

相手の言語が英語だと気付く。更に、

「グハッ!!」

赤い敵はダークテリトリーの兵士にも攻撃を開始する。

裕翔「コイツら・・・・ダークテリトリーでも人界側でもないのか。どうなってんだよ!!」

ザッ

裕翔は目の前の敵の首を刎ね、一度下がる。すると、

克人「葉山。」

背後から克人がやってくる。

裕翔「十文字。」

克人「コイツらは。」

裕翔「わからねぇ。でも、現れるや否やダークテリトリーも人界軍も関係なく、攻撃してきやがった。それに奴らの言語は英語だ。」

克人「何だと。」

裕翔「恐らくだが、オーシャンタートルに侵入した奴らが、端末を使ってアメリカのプレイヤーの大勢をアンダーワールドにログインさせたんだ。コイツらはおそらく、このプレイヤー達はただのゲームとしか思ってない。」

克人「ここにきて、第三の勢力か。」

と話していると、

アスナ「葉山君!!」

アスナと真由美も裕翔の元に来る。

裕翔「どうした。」

アスナ「アリスが・・・・暗黒神ベクタに連れていかれた。」

裕翔「・・・・何だと!?」

真由美「既にベルクーリさんが後を追ったわ。私達はどうする。」

裕翔「・・・・・クソ、この状態では・・・・。」

と話していると、

ズドーン

裕翔「・・・・何だ。」

突如、裕翔達の目の前に、何かが降りてくる。そして、

イスカーン「あんた達が、ここの大将か。」

そこには、1人の拳闘士の姿があった。

真由美「・・・・・この人、ダークテリトリーの。」

真由美は直ぐにCADを構えるが、

イスカーン「待て、俺はここに戦いにきたんじゃない。お前。」

とアスナを指を指す。

イスカーン「お前がもし、この渓谷に橋をかけてくれれば、俺の仲間があの赤い鎧の集団をぶっ潰す。勿論、あんた達に手は出さない。」

裕翔「・・・・一時的に休戦か。」

イスカーン「あぁ、こっちに来てた奴も既に赤い奴らやられてる。どこの誰かは知らないが、俺の仲間に手を出したんだ。容赦するつもりはない。」

裕翔「・・・・・アスナ、橋をかけてやれ。既にお前も分かってると思うが、今の戦況を打開するには休戦しかない。」

アスナ「分かったわ。」

と言うと、アスナはステイシア神の能力を使い、

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

渓谷に橋をかける。同時に一斉に挙闘士と暗黒騎士団が橋を渡り、

ドンッ

ダッ

次々にプレイヤー達に攻撃を仕掛ける。すると、

シェータ「私が彼らを援護するので、ステイシア様は皆を連れて前進を。」

シェータは共闘士達と残ると伝えると

アスナ「・・・・分かりました。シェータさん、ありがとう。」

と言うと、アスナは裕翔達と共に前進するのであった。

 

4時間後

裕翔達はシェータやイスカーン達と別れた後、果ての祭壇を目指し、人界軍は歩き続けていた。道中、再びプレイヤー達に襲われるも、アンダーワールドに太陽神ソルスとしてログインしたシノンが降臨し、一掃。その後、シノンはアリスを追い、裕翔達はシノンが見つけた遺跡へと向かっていた。

裕翔「・・・・・。」

「ハァ、ハア・・・・。」

ドサッ

摩利「おい、大丈夫か。」

皆、疲れながらも歩き続けていたが、負傷していた1人が倒れる。そして、裕翔は直ぐに状態を確認するが、

裕翔「・・・・ダメだ。死んでる。」

男は既に限界に達し、息を引き取っていた。

裕翔「ご苦労だった。ゆっくり、休め。」

と手を合わせると、

裕翔「行こう、止まっている暇はない。」

と歩き出すが、

「敵襲!!」

最後尾の兵から敵の知らせが聞こえてくる。すると、

レンリ「ステイシア様、後方からまた赤い敵がこちらに向かってきていると。」

アスナ「・・・・・仕方ないわ。ここで向かい・・・。」

裕翔「その必要はない。」

と裕翔が割って入る。

裕翔「見る限り、敵は1万はいる。このまま、まともに戦えば負けるのは目に見えてる。」

アスナ「じゃあ、どうするの。」

裕翔「・・・・誰かが、残って足止めするしかないだろ。例え、全てを倒せなくとも数を減らせ、時間も稼げる。」

真由美「でも、それを誰がするのって・・・・まさか。」

裕翔「あぁ。俺が残る。」

摩利「無茶だ。1万を1人で相手するんなんて。」

裕翔「無茶は承知だ。でも、無茶しなければならないのも事実だ。でも、それを1人でできるのも俺だけだ。」

真由美「それでも・・・・私も行くわ。」

リーシャ「私も。」

裕翔「ダメだ。2人の戦力はこの先に必要になる。安心しろ、その世界でまだ死ぬ気はねぇよ。十文字、アスナ達のサポート頼むぞ。」

克人「あぁ、任せろ。お前も全て倒したら、追いついてこいよ。」

裕翔「言われなくても、戻るよ。」

こうして、裕翔は1人この場に残り、そして、

 

5分後

ガチャ

ガチャ

裕翔「・・・・来たか。」

遂に裕翔の前にプレイヤー達がやってくる。

「ウォー!!」

プレイヤー達は裕翔が目に入ると、戸惑う事なく裕翔に向かってくる。しかし、

裕翔「真由美達は無事に遺跡で体勢を立て直し始めた頃だろう。なら、俺の役目は・・・・。」

カチャ

というとブレイブソードを構え、

裕翔「あのバカ(キリト)が戻ってくるのを信じて時間を稼ぐ事だけだ。来いよ、雑魚共、お前ら全員、相手してやる。」

と裕翔はプレイヤーの集団に向かって立ち向かって行くのであった

 

続く

 

 

 

 

 

 

 




ご愛読ありがとうございます。アニ督です。今回も何とか早めに投稿する事ができました。最近、仕事の方面が落ち着いており、毎日編集ができており、自分の小説を読んでくれてる人がいるという情報をみて、頑張らせてもらっています。これからも頑張っていくのでこれからも応援よろしくお願いします。それでは、次回も楽しみに。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。