龍の目を持つ悪魔 (2年生編)   作:アニ督

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すいません。今回でアンダーワールド編は終わりとなります。かなり飛ばしてる部分があるので読む際はご了承の程、よろしくお願いします。それでは、どうぞ。


第10話 大戦後の処遇

アンダーワールド ダークテリトリーのとある遺跡

大戦が始まり、裕翔達が介入してから5時間、裕翔がプレイヤー集団を抑えている中、アスナ、真由美、克人、摩利は遺跡にて新たにログインしてきたプレイヤー集団と交戦する中、遂に増援でリズ、シリカ、エギル、クラインなどALO、GGOのプレイヤーがアスナとために駆け付ける。更に雪が裕翔の正体をする全員を連れて、遅れて現れ、戦力は互角に並ぶが、途中で再び現れたPohにより逆転、多くの味方はやられ、Pohの支配下となったプレイヤー集団により捕虜となってしまうのであった。しかし、そこへ椿とイーディスが助けに入る。しかし、圧倒的はPohな力の前に圧倒され、椿にPohの

トドメの一撃が振り下ろされた瞬間、

キンッ

Poh「なッ!?」

そこには、多数の怪我を負いながらも、Pohのミートチョッパーで攻撃に割って入り、余裕で防ぐ裕翔の姿があった。

真由美「葉山君!!」

裕翔「悪い、遅くなった。」

キンッ

Poh「ッ!!」

そう言うと、裕翔はPohを押し除け、後方へと下がらせる。そして、

裕翔「まさか、お前があの殺人ギルドのリーダーだったとはな。悪いが、ここからは俺が相手だ。」

Poh「ふふ、まさか。貴様とまた戦えるとは、おもしれぇ。キリト前に貴様との決着を着けてやる。」

と裕翔に向かってくる。そして、

キンッ

裕翔に正面からぶつかり、

キンッ

キンッ

キンッ

幾度も攻撃を仕掛けてくる。しかし、裕翔もその攻撃を正面から受け止め、弾き返す。

Poh「どうした、防いでるだけでは勝てないぞ。何より、何故貴様が黒き英雄の味方をする。」

裕翔「・・・・・決まってるだろ。アイツは俺の親友だからだ!!」

キンッ

とPohを弾き返す。

裕翔「アイツがSAOやこの世界で何があったかは知らない。でも、アイツは1年前、1人だった、俺を信じて着いてきてくれた。だから、俺もアイツを信じる。戻ってくることを。」

Poh「だからどうした!!このまま、殺してやる!!」

裕翔「やってみろや!!」

とPohが再び襲いかかる。しかし、

裕翔「・・・・。」

キンッ

突如として、謎の壁が現れ、Pohの攻撃を防ぐ。すると、

トコトコ

裕翔の背後から足音が聞こえてくる。すると、

裕翔「ったく、遅えんだよ。」

と裕翔が振り返りつつ話す。すると、

?「悪い、待たせてしまって。」

裕翔「手が必要なら、貸すぞ。キリト。」

そこには覚醒したキリトが立っていた。

キリト「ここからは俺が相手する。皆んなを守ってくれ。」

裕翔「・・・・了解。絶対に勝てよ。」

そう言うと、裕翔は下がり、Pohとの決着をキリトは見届けるのであった。

 

10分後

キリトはPohに対し、巨大な悪魔の樹の記憶を体に注ぎ向き事で、Pohは木へと姿を変え、何百年も木として生きる事なる事で決着はついた。そして、戦いを終えたキリトに皆んなが集まり再会を喜ぶ。しかし、

キリト「葉山、俺はアリスを追う。援護を頼めるか。」

キリトは直ぐに葉山に頼んでく。すると、

裕翔「ったく、覚醒早々に。分かった。」

と言うと、

パチン

と指を鳴らすと、

キェーーーー

空からホルスとガルーダが現れる。

バサッ

バサッ

裕翔「向こうに頼んで、俺の記憶を参照に呼べるようにしてもらった。さて、行くとしますか。」

とホルスに裕翔、真由美、椿。ガルーダにロニエ、ティーゼ、イーディス、克人、摩利が乗り、果ての祭壇へ向かったアリスの元へ向かうのであった。

 

一方、果ての祭壇の付近では

アリスの前に、再び現れたガブリエルが行手を阻み、

ボッ

青い炎を右手に纏わらせ、放つ準備をする。しかし、そこに

ゴゴゴゴゴゴ

ズドーン

突如として、桃色に光る光線がアリスとガブリエルの間を通過していく。そして、

バッ

キリト「・・・・・。」

アリスが目を開くとそこにはキリトの姿があった。更に、

アスナ「アリス。」

アスナと裕翔達もそこにたどり着く。すると、

キリト「葉山、アスナ。アリス達を無事に祭壇へと連れて行ってやってくれ。コイツは俺が倒す。」

裕翔「・・・・分かった。必ず、来いよ。」

と言うと、

バッ

裕翔はホルスとガルーダにみんなを乗せ、果ての祭壇へと向かうのであった。そして、

 

数十分後

バッ

裕翔「終わったようだな。」

裕翔は真由美達にアリス、ロニエ、ティーゼ、イーディスを護衛を任せ、果ての祭壇の先に向かわせ、アスナと共にキリトを祭壇に来るのを待っていた。そして今、裕翔とアスナはキリトの勝利を感じ取る。すると、

アスナ「葉山君、先に行って。」

裕翔「・・・・何故だ。」

アスナ「きっと、キリト君はここに残る。でも、1人では寂しいと思うから、葉山君はリアルに戻ってアリスやみんなを守ってあげて。」

裕翔「・・・・・分かった。必ず帰ってこいよ。」

と言うと裕翔はアスナとキリトをおいて、祭壇の先へと向かうのであった。

 

一方、オーシャンタートルでは、

ダダダダダダ

「グハッ!?」

M4「カリーナさん、こちらAR小隊、オーシャンタートルに侵入しました。これより、ターゲットの安全を確保します。」

既に裕翔から事前に命令受けたAR小隊と404小隊がオーシャンタートルの内部に侵入し、菊岡や神代の救助へと動いていた。その後、AR小隊は無事に神城を中心としたメンバーの安全を確保し、別で動いていた菊岡も404小隊に救助され、こうしてアンダーワールドでアリスを巡る戦いはこうして終わりを告げたのであった。

 

そして、アンダーワールド大戦から4日後

東京 防衛省

「これより葉山裕翔中佐の審問会を始める。」

裕翔は命令違反を問われ、軍上層部に呼び出されていた。

「まず、葉山裕翔。貴官はアリゼーション計画を極秘と知りつつもこの情報を外部に漏らした。これに間違いはないか。」

裕翔「はい。間違いありません。」

「では、次に勝手にオーシャンタートルに知人を侵入させたことも・・・・。」

裕翔「間違いありません。自分が行ったことは全て命令違反です。それも私情で動いたまでです。如何なる、責任も処分も全て自分が受けます。」

「・・・・・では、質問をやめる。次に貴官は今回の自身の行為をどう思う。」

裕翔「・・・・・軍人としては間違った行動だと思います。ですが、人として間違っていないと思います。」

「つまり、後悔はしていないと。」

裕翔「無論です。」

「・・・・・分かった。葉山裕翔、貴官の処遇は追って伝える。それまでは、隊長権限及び、出動を一切禁じる。」

裕翔「了解いたしました。失礼します。」

と敬礼し、部屋を出る。そして、共に審問会に参加していた古田に

「今回の葉山殿の行為は古田殿、上官である貴殿にも責任があると思いますが。」

古田「そうですね。確かに責任はあります、そして彼の命令違反も全て、処罰することは同意です。ですが、彼を特殊部隊の隊長の座から降ろすことは反対です。」

「何を言っている。今回の行為はあまりにも目に余る行為なのですぞ。」

古田の発言に上層部は声を上げる。しかし、

古田「第一、今回の事態の問題は海自および、海軍の警戒の緩み、および発生後の対処が遅れたことが問題のはず、また葉山中佐が警告したにも関わらず上層部はそれを無視した。その行為に見かねて彼は、特段で動いたに過ぎない。よって、アリスを奪われることなく、オーシャンタートルの破壊を阻止した。結果、日本の国益は大きく守られた。私はそう思います。」

「それは結果論だ。」

古田「もちろん、結果論です。ですが、彼の行動のおかげで我々はどれほど救われてきましたか。常に危険な任務に挑み、国民だけでなく、他国との信頼と国交もつくり上げた。これほどの功績に対して1つや2つの命令違反はあまりにも酷すぎるのでは。」

「ならば、貴殿が全て責任を取れ。」

古田「そのつもりです。彼を今の立場に持ち上げ、若くして人殺しの道を歩ませたのは私だ。そんな彼を守れるなら、いや彼だけではないこの先の未来を背負っていく若者を守れるなら喜んでこのクビを差し上げるつもりだ。」

「・・・・・。」

古田「我々の今の使命は、若者が武器を握ることなく笑って、過ごし家族をつくり、子を育てる。そんな未来を作れる道を用意する。それが使命だと私は思います。」

こうして、審問会は終わりを告げ、

 

翌日、

午前12時

古田の執務室

裕翔は古田に呼び出され、執務室を訪れていた。

古田「葉山君、上層部に君の処遇が決定した。」

裕翔「・・・・。」

古田「君は本日をもって。」

裕翔「・・・・。」

古田「アリス君達の護衛、および反省文1万文字分を提出すること。また、今後も軍規を守り隊長として務めを果たすように。以上だ。」

裕翔「えっ!?」

あまりの古田の言葉に裕翔は驚く。

古田「嫌なら、降ろすが。」

裕翔「いえ、てっきりクビかと。」

古田「そういう意見もあったよ。でも、最終的に隊長は君以外いないと判断がされただけだ。では、アリス君のことをしばらく頼むよ。少なくとも後任が見つかるまでは。後、アリス君は我々が開発していた人造人間の体を与えることになった。既に記憶を基にDNAや外観が出来つつある。会見でもこれを発表する予定だ。会見後は君と同じ一高に通わせる予定だ。もちろん、連れの3人もね。」

裕翔「何気なく、計画に参加してるんですね。分かりました。それでは、失礼します。」

と執務室を出ようとすると、

古田「良くやった。」

と小さく古田が言う。

裕翔「ありがとうございます。」

と裕翔は執務室を後にするのであった

 

1週間後

午前10時

凛子「それでは、紹介します。世界初の自立型人工知能の記憶をもった人間、アリスです。」

とアリスがついに公に発表される。アリスは第一高校の制服を着て席に着く。そして、凛子が記者達に説明が始まる。そんな中、舞台裏では、

裕翔「会見が始まった。周囲の様子は?」

M4『こちらは異常なし。』

SopⅡ『こっちもないよ。』

スーツを着た裕翔がいつでも動けるように待機していた。そして、会見は何事もなく進む、しかし、

 

午前10時21分

プルルル

裕翔「はい。葉山です。はい、分かりました。」

裕翔のスマホに一報が入る。そして、裕翔は静かに会見の場に上がり、

裕翔「キリトが戻って来たらしい。」

のアリスに伝える。

アリス「分かりました。直ぐに向かいます。」

とアリスは立ち上がり、

アリス「凛子さん、すいませんが。」

凛子「分かってるわ。行って来なさい。葉山さん、アリスをよろしくお願いします。」

アリス「ありがとうございます。」

と言うとアリスは舞台を降り、そのままバンで病院へと向かうのであった。

 

午後1時

防衛大学病院

ピッピッ

キリト「・・・・ん?」

アンダーワールドから帰還したキリトが目を開く。そして、その先には

アスナ「おかえり。キリト君。」

アリス「キリト。」

アスナにアリス、更に

裕翔「・・・・・。」

裕翔に加え、

ロニエ「キリト先輩。」

ティーゼ「大丈夫ですか。」

イーディス「まったく。」

ロニエ、ティーゼ、イーディスも病室に来ていたのだ。こうして、キリトとアスナも帰還し、平和が再び戻ってきたののであった。

 

そして、3日後

午後5時 御徒町 ダイシー・カフェ

キリト「みんな、今日は俺とアスナの帰還に集まってくれてありがとう。まぁ、俺から言うのも難だが、とりあえず乾杯!!」

「「「乾杯!!」」」

キリトの状態は予想以上に回復しており、目を覚ましてから3日後、退院が決定し、いつものメンバーに加え、アリスやイーディス、ロニエ、ティーゼも出席し、大きく賑わっていた。そして、

キリト「葉山、色々と俺のために動いてくれたらしいな。ありがとな。」

キリトは真っ先に裕翔に例を言う。

裕翔「お前には去年の借りがあったからな。その借りを返しただけだ。それより、友人の件で泣いてたと聞いたが。」

キリト「あぁ、ユージオのことか。」

裕翔「俺はそいつがどんな奴かは知らないが、あまり考えすぎなよ。」

キリト「分かってるさ。でも、今回の件で葉山も軍の上から処罰を受けたんだろ。」

裕翔「結果的に日本の国益を守れたんだ。隊長の座を下されなかったし、罰と言っても任務として金も入るから大したこともないよ。それにこれは俺の判断で動いた事だ。お前の気にする事じゃないよ。」

キリト「・・・・・葉山、俺はこれからどうすればいいと思う。」

裕翔「・・・・そんなの俺に聞いてどうする。」

キリト「今回のアンダーワールドで俺は自分がどれほど弱いかを改めて認識させられた。みんながいなかったらきっと。」

裕翔「・・・・それは俺も同じだ。俺も一高でお前や皆んなと出会ってなかったらここには居なかったし、今の居場所を守りたいとは思わなかった。自分の弱さを知ったなら、それはお前なりに考えて強くなるしかないだろ。俺はお前にもなれないし、お前も俺になれはしない。俺から言えるのはこれだけだ。」

と裕翔は席を立つ、そんな葉山を見て、

キリト「・・・・。」

とキリトは考え、そして、

キリト「葉山、確かに俺が葉山のようになれないのは分かる。でも、俺もお前のように大切な人を守れるようになりたい。だから、無理を承知で頼む。」

とキリトは声をあげ、

キリト「俺をお前の特殊部隊で修行させてくれ。」

裕翔「・・・・・。」

と頼むのであった。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ご愛読いただきありがとうございます。今回はかなりカットする面が多くなってしまいました。楽しみにしていた方には、申し訳ありません。理由としましてはアンダーワールド編だけでかなり長くなってしまい、次に進む予定が立たないことか最も理由です。現状、予定としてはアンダーワールド編後は、九校戦編ともう一つシリーズで2年生編を終えて、3年生編に移ろうと考えています。まだ、編集途中で仕事の予定もあるのでいつになるかは未定ですが、応援して頂けると幸いです。可能な限り早めに投稿するので、これからもよろしくお願いします。では、次回もお楽しみに。
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